2005年12月25日

「舞-HiME」第26話


お誕生日おめでとうございます♪
贈れるものがあるわけじゃないので、今日の感想は
少し気合いを入れて書きますね。ホントはSSくらい
用意出来ればよかったんですけれど。
ところで僕はよい子じゃないので、サンタさんは来
ませんでした(笑)。


short_g.gif


思いがけず長い付き合いとなった「舞-HiME」も、
ようやくにラスト・エピソードである第26話「shining
☆days」
にまでたどり着けました。
ちなみにサブタイトルにもなった主題歌は、OP映像と
の相性もよくて、僕はとても好きな曲でした。


本放送当時は、おそらく賛否両論だったろうまとめ方だ
と思うのですが、こういう大団円を迎えることは、これ
まで描かれてきた物語からの論理的帰結とは関係なく、
あり得るだろうとは想像していました。
というのも現在、同じキャラクターを使用した姉妹作(?)
である「舞-乙HiME」という作品が製作中である以上は、
全滅バッドエンドのような、キャラクター達が決定的に
再利用不可能になり、商品価値を失ってしまうような結
末を迎えることはないだろうという、いささか冷めた視
点があったからです。続編の存在など知らない、本放
送をリアルタイムで見ている立場なら、また違う反応に
はなったでしょうけれど。
その、キャラクターの再利用作品である「舞-乙HiME」
を今後見るかどうかは、またぞろ相談したいところです
が(←こらこらたまには相手の都合も考えなさい)、
単なる再利用にとどまらず、「舞-HiME」とは関係ない
物語と思わせつつ実は……!、みたいな流れになって
いたらスゴイかも、とは思ってます。
ただ、時間軸を受け継いだ続編ではなく、世界の全く
異なる物語らしいので、「舞-HiME」世界での経験をふ
まえた、各キャラの人格的成長という部分は継承出来
ませんから(見る側が自己補完する分には自由ですが)、
難しい扱いになるかもしれませんし、その辺はどうな
んでしょう。


エピソードとしての評価は……、正直言いますと、ご
多分に漏れず初見では、かなりズッコケたのは事実
です。今まで描いてきたものはなんだったの、という
感じで。
でも、気を取り直して再見してみた時には、それぞれ
のキャラクター達のそれなりに幸せそうなエピローグ
の姿を見て、不幸よりは幸せな方がいいに決まってい
るよねと、ある程度納得して受けとめられもしました。
個人的には特に、ディレクターズ・カット版で追加さ
れた、命ちゃんと奈緒さんのアイスを食べている姿が、
本来あるべき日常を取り戻した象徴に思えて、こうい
う2人の関係に戻れたのならば、それは静かに祝福
してあげたいな、と。ルームメイトのお姉ちゃんには
申し訳ないですけれど(笑)。
納得出来るものであれば、ハッピーエンドorアンハッ
ピーエンドというのは、単なる結果に過ぎないという
のが、どんな作品に対しても共通させたい僕のスタン
スですが、「舞-HiME」においては、色々な意味で築か
れてしまった、魅力的なキャラクター達に対する愛着
が、評価というものを微妙にしていますし、今は野暮
を言わずに微妙なままでいいのかも、と考えています。


それは確かに、あれだけ本音を剥き出してぶつかり合
った彼女達が、今後表面上だけでも、穏やかな関係を
保てるんだろうかとか、最初からHiME達が団結してれ
ばそれで済んだ話じゃないかとか(これは凪クンの情
報操作の勝利ですね)、奈緒さんのお母さんは復活し
てもあんな形で放り出されて大丈夫だったのかとか、
色々思うとこはあります。
一番の不満として、ホントは作品としてもっと高いと
ころに辿り着けたのではないだろうか、という気持ち
があるんですが、その場合は名作「ギルガメッシュ」
のように、キャラクターをそれぞれ魅力的に描きつつ
も、物語の駒として扱う冷徹な語り口を、最後まで貫
き通す覚悟が必要となり、それが「舞-HiME」という
作品にとってふさわしいものかどうかは、半分半分で
わかりません。
同じキャラを使ってはいるけれどメディアが異なるコ
ミック版やゲーム版だと、また異なるアプローチが許
される可能性があるとは思いますが……。


僕自身の期待ということからすれば、違う着地点だっ
たのは認めますけれど、だからといって捨てきれない、
自分自身でも気づいていなかった、キャラクターの生
き様への愛着の強さが、失望を緩和してくれているの
は、やはりアニメーションにおけるキャラクターの強
さなんだろうと思いますし、そういうレベルに達せられ
たのも、作り手の実力と才能ですよね。
終わって、彼女達についてもう語れないのが寂しい、
という自分の気持ちに嘘をつきたくはありません。
そういう意味で総論としては、頑張った作品だと思い
ます。色々な形で思い入れられるという点では間違い
ないし、クオリティについてもハイレベルであり続けた
作品なので、自分を試す意味でも、見てみる価値は
あるでしょう。
というわけで、1年と3ヵ月お疲れさまでした。
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