2008年8月8〜10日にかけて開催された、アメリ
カ東海岸最大のアニメコンベンションOtakon(公式
サイト)に、日本のアニメソング・グループの雄JAM
Project(公式サイト)が参加して話題を集めたのは、
記憶に新しいですよね。
そのJAM Projectによる、アメリカのプレス向け記者
会見の模様が、参加していたMike Dentさんのポッド
キャストR5 Centralにおいて、11月22日付けで公開
されています。
とはいえR5 Centralのページからよりは、Anime World
Orderのページから、MP3ファイルを直接ダウンロード
した方が(Click Here to Downloadを右クリック→対
象をファイルに保存)、確実に聴けるでしょう。
JAMはOtakonで、他にも記者会見を行っていますが、
これは限られたプレス向けということで、かなり濃い内
容になっている、と思います。
ポッドキャストの内容は、その会見におけるJAM側か
らの発言を全て収録した、1時間を越える充実したも
のですね。
もちろんJAMのメンバーのみなさんは日本語で答えて
くれていて、その部分は英語のリスニングに自信のな
い方でも理解出来ると思うのですが、プレス側からの
英語の質問の日本語訳が、このポッドキャストではか
なり編集によってカットされていて、わかりにくくなって
いると思います。
なので以下に、記者会見でされた全質問のリストをタ
イムコードと共に掲載しておきます。お役立てください。
個人的に一番受けたのは、やはり「装鬼兵MDガイス
ト」についての話題でしたね。質問したのは、この人し
かいないという感じの、Anime World OrderのDaryl
さんでしたし。
JAMのメンバーは、主題歌を歌っていた影山ヒロノブ
さん以外、誰も作品のことは知らないみたいなのに、
アメリカ側のプレスはみんな知っていてバカ受け、とい
う違いが面白かったです。
でも、20年以上前のOVA作品なのに、まだちゃんと歌
を憶えている影山さんもスゴイですね。
・質問リスト
1.「JAM Projectはどんなグループなのか。その活動目的は?」
(03:07〜)
2.「歌ってみたかったが、関われなかった作品はあるか?」
(06:21〜)
3.「優れたアニメソングを作るために、心がけていることは?」
(09:00〜)
4.「アメリカのファンについてどう思ったか?」
(11:20〜)
5.「JAM Projectと、ソロの時で作業の進め方に違いはあるか?」
(13:44〜)
6.「(影山さんに)JAMにおいては、歌うことと、曲を書くことのどちら
がより好きか?」
(21:27〜)
7.「アニメソングに限らない、日本の音楽の世界的な人気の広
がりについてどう思うか?」
(23:35〜)
8.「共作したいアーティストは?」
(26:20〜)
9.「今後はオリジナル曲が増えていくのか?」
(29:40〜)
10.「アメリカ滞在での印象・面白かった経験は?」
(30:32〜)
11.「影響を受けた英米のアーティスト・バンドは?」
(36:50〜)
12.「水木一郎氏が発言していたように、アニメソングは1つ
の独立したジャンルであるべきか?」
(39:51〜)
13.「『らき☆すた』の主題歌『もってけ!セーラーふく』のカバ
ーバージョンである『JAMがもってった!セーラーふく』は、
どうして手がけることになったのか?」
(41:45〜)
14.「(影山さんに)特撮作品『牙狼
として参加したのには、どんな経緯が?」
(43:47〜)
15.「海外でプレイする場合、アニメコンベンションのような
イベントの中に組み込まれるのと、独立した公演として
行うのとでは、どちらがいいか?」
(46:16〜)
16.「(影山さんに)主題歌を歌っていた『装鬼兵MDガイスト』
についてコメントを」
(50:17〜)
17.「日本でアニメ音楽がとても人気のある理由は? それは
やはり水木一郎氏のおかげ?」
(53:16〜)
18.「(影山さんに)一番思い入れのある特撮ソングは?」
(56:47〜)
19.「JAM Projectのメンバーがアニメになったら、どんな風
になる?」
(57:42〜)
20.「それぞれのメンバーの、お気に入りアニメ作品は?」
(59:17〜)
21.「プレイしてみたい夢の場所、国、都市は?」
(1:03:16〜)
22.「(遠藤正明さんに)カバー・アルバム『ENSON 〜COVER
SONGS COLLECTION Vol.1〜』で、唯一アメリカの楽曲
である『パワーレンジャー』の主題歌『GO GO POWER
RANGERS』を歌った理由は?」
(1:05:58〜)