WWEファンの間で話題になっていたので、うちでも
紹介しておきますね。
http://wmsvod.wwe.com/raw/200511/r112805seg9unl300.wmv
ちゃんと再生出来るといいんですけど。
これは、WWE公式サイトで紹介されていた、CMの間
の映像を伝える「WWE UNLIMITED」のコーナーから
のものですね。
今週の「RAW」で行われた、ビッグショー&ケイン対
ジーン・スニツキー&タイソン・トムコーのWWEタッグ
王座戦の入場シーンなので、既に番組を見ておられ
る方にはネタバレの心配もないです。
何がどうなのかは、実際に見ていただけばわかるん
ですが、ケインの「やっちゃった」気まずさが、なんと
も心温まるといいますか(笑)。
これを公式サイトでわざわざ公開するWWEも、お茶目
というか容赦ないですよね。ケイン本人はホントに
「やめてーッ!」って気持ちでしょうし(笑)。
先日届いていたショーン・マイケルズの自伝、
「Heartbreak & Triumph: The Shawn Michaels Story」
は、343ページ中の224ページ、96年3月に開催さ
れた「レッスルマニア12」で、ついにショーンが
ブレット・ハートを破り、WWF(当時)の王座を獲
得する辺りまで、です。
印象としては他のレスラーの自伝と同じく、下積み
時代の苦労話の方が面白い、という感じはありま
すね。僕は知らなかったんですが、今のショーンの
WWEとの契約は二度目で、最初の契約の時は、
たった一試合だけでクビになったりと、色々と紆余
曲折があったようですし。
また、噂話に対して無視を決め込み、問題がある
人間に対しては面と向かって批判するという性格
のためか敵は多く友人は少なく、WWEで成功の階
段を駆け上っていく一方で、団体内の陰鬱な政治
闘争の話も多くなっていきます。
最初の結婚も不幸な破局に終わったショーンにと
っては、ボスのビンス・マクマホンが常に自分の
理解者であり続けてくれたことが救いだったよう
に読めますね。
特に対立が激しかったのが、ライバルであるブレ
ット・ハートで、
「I know this is going to sound offensive coming
from me,but Bret was not a great wrestler.He
was good―very,very good―but not great」(P221)
(俺が言うと侮辱的に聞こえるだろうとはわかって
いるが、ブレットは決して偉大なレスラーというわ
けじゃなかった。確かに良い――すごくすごく良い
レスラーではあったが、偉大とは呼べない)
という評価を始め、色々と厳しい発言が続いており、
例のモントリオール事件に向けて布石が打たれてい
るといいますか……。
そうそう、プロレスを知っている方ならすぐわかる
と思いますが、相手の手首ないし上腕を掴んで捻り
上げ、それをまた返す、試合の序盤ならよく見かけ
る一連のムーブがありますよね。
デビューしたばかりのショーンは、技を返すことも
知りません。ジェイク・「ザ・スネーク」・ロバーツと
の初めての試合で、その技をただ受けるがままに
なってしまいます(P66)。
試合後、ショーンはロバーツに言われます。
「俺がofficeを仕掛けたら、お前はそれを返さなく
ちゃダメだ」
「何だって?」
「officeが何か知らないのか?」
「知ってるさ。ビル(プロモーター)がいる所だろ?
ビジネスを管理する場所さ」
「違う違う。お前の腕を捻り上げただろ? あれが
officeだ。そしたらそれを返せってことだよ」
「ああ、それは知らなかったよ。誰も教えてくれな
かったから」
「誰も?」
「そうさ」
「だったら自分から訊けばいい。訊くことを恐れる
必要はないんだぜ」
というやりとりがあって、ジェイクいい人だ、とい
う感じですよね。
普通の英語だと、日本語にもなっていますが「office」
はオフィス、事務室のことですよね。ここでは試合
中に使う「合図」とかそういう意味合いが近いのかな?
ともあれ皆さんもアメリカに行った時に、プロレスの
リングで試合をしなくちゃいけなくなる、というような
機会は普通にあると思いますけど、そんな時に「こう
いうofficeでいくからな」なんて対戦相手に言われて
も、これで戸惑う必要はないですよね。勉強になります。

