2008年11月18日

北米オンラインストアでの、マンガ売り上げランキング(11月上旬編)


どんな作品かは全然知りませんが、エリカ・フリード
マンさんのコメント
は良いコメントです。


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というわけで恒例の、北米(アメリカ・カナダ)オンライ
ンストアにおける、マンガ作品の売り上げランキング
11月上旬編です。
以下、各ストアのトップセラー・リストになります。


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アメリカ

・アメリカAmazon

1.「Let's Find Pokemon! Special Complete Edition」
2.「Warriors: Tigerstar and Sasha」第1巻
3.「フルーツバスケット」第21巻
4.「爆丸バトルブローラーズ:The Battle Begins」
5.「Bleach SOULs.オフィシャル・キャラクター・ブック」
6.「NARUTO」第32巻
7.「Warriors: The Rise of Scourge」
8.「DEATH NOTE Box Set(1〜13巻)」
9.「Hellsing」第9巻
10.「アラクレ」第5巻


・Barnes & Noble

1.「フルーツバスケット」第21巻
2.「NARUTO」第32巻
3.「Warriors:Warrior's Return」
4.「NARUTO」第31巻
5.「遊戯王GX」第2巻
6.「NARUTO」第30巻
7.「ヴァンパイア騎士」第5巻
8.「Warriors:Warrior's Refuge」
9.「フルーツバスケット」第20巻
10.「Warriors:The Lost Warrior」


・Books-A-Million

1.「NARUTO」第31巻
2.「NARUTO」第30巻
3.「ロザリオとバンパイア」第3巻
4.「NARUTO」第29巻
5.「DEATH NOTE」第1巻
6.「ヴァンパイア騎士」第5巻
7.「NARUTO」第28巻
8.「ロザリオとバンパイア」第1巻
9.「Bleach」第24巻
10.「DEATH NOTE」第2巻
11.「ロザリオとバンパイア」第2巻


・Midtown Comics

1.「Empowered」第4巻
2.「SHONEN JUMP」2008年12月号
3.「Ghostbusters Ghost Busted」
4.「NARUTO」第32巻
5.「Batman Death Mask」
6.「低俗霊デイドリーム」第2巻
7.「ゼルダの伝説 時のオカリナ」第1巻
8.「特公」第2巻


・AnimeNation

1.「メガミマガジン」2008年10月号
2.「魔法先生ネギま!」第20巻
3.「魔法先生ネギま!」第19巻
4.「メガミマガジン」2008年11月号
5.「Bleach」第25巻


・Right Stuf

1.「ブラック・ジャック」第3巻
2.「ブラック・ジャック」第4巻
3.「ブラック・ジャック」第2巻
4.「ブラック・ジャック」第1巻
5.「フルーツバスケット」第21巻
6.「かりん」第11巻
7.「どろろ」第3巻
8.「ブッダ」第4巻
9.「どろろ」第2巻
10.「どろろ」第1巻


・Anime Castle

1.「NARUTO」第32巻
2.「スキップ・ビート!」
3.「新世紀エヴァンゲリオン」第11巻
4.「ハヤテのごとく!」第9巻
5.「フルーツバスケット」第21巻


カナダ

・Chapters-Indigo

1.「ヴァンパイア騎士」第5巻
2.「Bleach」第24巻
3.「NARUTO」第31巻
4.「Manga Shakespeare:夏の夜の夢」
5.「Bleach」第23巻
6.「NARUTO」第1〜27巻セット
7.「ヴァンパイア騎士」第3巻
8.「Making Comics: Storytelling Secrets of
  Comics, Manga, and Graphic Novels」
9.「NARUTO」第6巻
10.「Bleach」第22巻


・Bookmanager
(コミック&グラフィックノベル・ランキング)
――カナダ国内の、大手チェーンに属していない
独立書店向けの書籍データ・サイトで、調査対象
はコミック専門店や、大手チェーンを除く、400店
ほど。

1.「WATCHMAN」
2.「フルーツバスケット」第21巻
3.「NARUTO」第32巻
4.「NARUTO」第31巻
5.「The Simpsons Treehouse Horror」
6.「鋼の錬金術師」第17巻
7.「Bleach」第24巻
8.「BLACK CAT」第17巻
9.「DEATH NOTE」第1巻
10.「Asterix and the Falling Sky」


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という感じです。
今期は予想通りに、北米でのSHONENとSHOJOを
代表する2大タイトルの新刊の、「NARUTO」第32巻
(11月4日発売)と、「フルーツバスケット」第21巻
(11月11日発売)の、激しいトップ争いになっている
ようですね。
「フルーツバスケット」は、いよいよクライマックスの
残り2巻ということで、結末を待ち遠しい読者もきっと
多いでしょう。
一方の「NARUTO」はまだまだ続くわけで、12月23日
に第33巻を発売した後は、2009年2月から4月にかけ
て、第34巻から第44巻までを一気に発売する、昨年の
NARUTO NATION同様の攻勢をかける予定で、また
市場を席巻しそうですね(Anime News Netwok)。
前回のNARUTO NATIONは成功に終わったようです
が、いろいろと市場の風向きも変わっている今回はどう
なるでしょう。


他の注目作でいうと、今期のランキングからセールス
が反映される筈の、コミック版「涼宮ハルヒの憂鬱」
第1巻(10月28日発売)だったんですが、上位には全
く姿を見せていませんね。
下っていくと、Amazonで第26位、Barnes & Noble
では扱いなし、Books-A-Millionで第26位、Bookmanager
で第36位、それ以外では扱いはあるもののランク外と、
残念ながら期待されたベストセラー・レベルでの、快調
な売れ行きとは言い難いようです。
これを、北米での「ハルヒ」人気が収まったと考えるか、
作品自体の出来の問題と考えるかは、調べてみないと
わかりませんね。
レビューでの評価などは、確かに厳しいものが多いよう
ですけど……。例えば、Anime News Newtworkの
Casey Brienza氏による作品評価
は、最低に近い「D+」
ですし、ブログCompletely FutileのAdam Stephanides
氏によれば、「アニメだけを見続けるか、来年春に出版さ
れる原作小説を待って欲しい」「もしマンガだけを読んでア
ニメを見ていないのなら、前者で後者を判断しないで」と、
これも厳しい評価でした。



posted by mikikazu at 11:39 | TrackBack(0) | 海外情報(北米) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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