2008年11月14日

ニューヨーク州バステルのアニメ・マンガ専門店「Made in Japan」が閉店へ


まず先にご報告です。
お馴染みYuriconの代表エリカ・フリードマンさんから、
お薦めの百合作品詰め合わせをわざわざ贈っていた
だいたのはお伝えしましたけれど、お礼としてこちらか
らも、お薦め百合作品詰め合わせをニュージャージー
へ先日発送していたのですね。
無事に到着したそれらの作品のうち、まずコミック「コ
コノカの魔女」(桐原いづみ 双葉社)
についてのレビ
ューを、エリカさんがご自身のブログ「Okazu」11月
13日付け記事
で、さっそく書いてくださっています。
どうやら、そのほのぼのとした語り口をそれなりに楽し
んでくれたようで、安心しています。


そもそもこの作品は、「HEAVENLY BLUE」のたちば
なりょうさんからお薦めいただいたのを、僕の手を経て、
エリカさんに渡ったものです。
なので僕じゃなくて、りょうさんの作品を見る目が正し
かったということですね。あらためてですが、お薦めい
ただきありがとうございました。
エリカさんに送った作品は、他にも色々あるので、気に
入ってもらえるのなら、今後もレビューが楽しみです。
乞うご期待。


short_g.gif


では本題です。
業界全体の動向云々という大きな話ではないですが、
ちょっと目に留まったのが、アメリカ・ニューヨーク州発の、

pressconnects.com 11月12日付け記事
"Made in Japan set to close this month"

その短い映像ニュースが見られる
WIVT/WBGH Newschannel34 11月10日付け記事
"Made in Japan Closing"

という、一連の記事ですね。
「Made in Japan」(日本製)ってなんだろうと一瞬思っ
たんですが、ニューヨーク州のベスタルという街にある、
日本製マンガ・アニメの専門店のことなんですね(公式
サイト
)。
「Made in Japan」は、4年半年前に、まずエンジコット
のワシントン・アベニューに開店し、2年前にこのベスタル
へ移ってきたのですが、売り上げ不振のため、今月いっ
ぱいで閉店を余儀なくされた、というニュースなんです。
Youtubeに投稿されている、そのベスタル店へ移転した
時のCMがこれです。お店の雰囲気がわかると思います。





店主であるCasey Walesさんは、パートナーのKarenさ
んと2人でお店を切り盛りしていたのですが、ここ9ヵ月は
特に厳しい状態だったそうです。
ここにはアメリカ全体での不況の影響もあり、「みんな趣
味のためにお金を使ったりする余裕がないんです。他の
ことに支払うので精一杯だから」というのが、Karenさんの
コメントですね。また、アニメ・マンガ市場自体の落ち込み
も、理由として挙げています。
お2人は12月からお店を再オープンする予定ですが、そ
の時はアニメ・マンガよりはビジネスの成功の見込みが
ある、ゲームの専門店として再出発する、とのことです。


short_g.gif


――とまあ、記事にされている部分だけ読めば、残念で
したねと同情すべきお話なんですが、お店の公式サイト
で、例えば売れ筋商品という、「NARUTO」のハチガネ
(ヘッドバンド)
をチェックしてみると、これ、思いっきり中国
製の海賊版商品なんですね。
アメリカで「NARUTO」のライセンス保有者である、VIZ
Mediaが販売している正規品のハチガネとは全然異なる
ものです。
さすがにDVDなどは正規品のようですが、グッズ関係に
はかなり(ほとんど?)海賊版が混入しているみたいです。
「Made in Japan」という店名ですから、まあ日本からの
直輸入品ではなくても、当然正規品だろうと、普通は想
像してしまいますよね。中国語の文字も、特に若い子な
んかだったら、「漢字だから本物だ」と勘違いしてしまう
かもしれませんし。
だから冷たいようですけど、海賊版とわかって売っている、
あるいは気づかずに売っているお店が潰れてしまうのは、
仕方ないかな、と思います。海賊版の蔓延が、正規ビジネ
スにとって困った問題なのは事実ですし。




posted by mikikazu at 12:03 | TrackBack(0) | 海外情報(北米) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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