2012年02月15日

アラビア語マンガ「Gold Ring」原作者カイス・セドキ氏の最新インタビュー動画(日本語訳付き)

姫川明さん(公式サイト)がマンガ制作を担当した、UAE(アラブ首長国連邦)発のアラビア語マンガ「Gold Ring」の原作者/出版者であるQais Sedki カイス・セドキさんが、3月1日に紀伊國屋書店ドバイ店で、「1日のイベントでサインした本の数」という、ギネスの世界記録に挑戦するイベントを開催することについては、既にお伝えしてありますよね。
UAEの英語ニュース局のCity 7 TVが、そのニュース番組「7 National News」で2月12日に、このイベントについてのセドキさんへのインタビュー取材を伝えており、YouTubeの公式チャンネルで公開していますので、こちらでも合わせて紹介しておきます。
セドキさんが登場するのは、4分40秒から6分45秒の辺りです。日本語訳も動画の下に記載しておきますが、聞き取りなので大体こんな感じ、くらいでお願いします。





アナウンサー
「受賞暦のあるUAE人作家が、わずか14時間内に1900冊以上の本にサインするという試みに挑戦します。達成すれば、これはギネスブックの認定する世界記録となります。
カイス・セドキ氏は、日本のマンガスタイルのイラスト、古典アラビア語の内容を組み合わせたユニークな著書により、世界的に知られています。彼の最新作である『Gold Ring』の第2巻は、3月1日に発売予定ですが、その出版記念イベントは、普通の本のそれとは、かなり異なります。セドキ氏は、現在の『サインされた本の数』の世界記録である1951冊を破ろうと考えているのです」

セドキ
「私が挑もうとしているのは、『1日にサインした本の数』という世界記録で、確かに大変な作業になるでしょうね。現在の世界記録は1951冊です。だから、City 7の視聴者の方達からも、1951人以上足を運んいただいて、イベントを成功させたいと願っています」

アナウンサー
「2人の子供の父親でもあるセドキ氏は、各種の出版物を用いた、国内外での子供向けアラビア語文学の認知向上を切望しており、そんな彼の献身的な思いは、今回のイベントでサインした本の売上の15%を、UAEに拠点を置く、発展途上国の子供達に良質の初等教育を提供するためのチャリティー団体であるDubai Caresに寄付するという約束にも現れています」

セドキ
「一番難しいのは、記録を達成するその手順ですね。たくさんの人々が協力的ですし、中には成功させるために1人で何冊も買おう、という方もおられます。でもルールで認められているのは、1人につき購入出来るのは1冊までなんです。だからこそ、可能な限り多くの方に知ってもらうことが重要なんですね。1人では来ずに、出来るなら誰か他の人とも一緒に来てください。
それから、本は無料で配られるわけではありません。それぞれ会場で購入していただく必要があります。
もうひとつ重要な点は、サインはずっと続けられなくてはならない、ということです。もし途切れるようなことがあれば…、それで失敗ということになってしまうんです」


「Gold Ring」アラビア語版第2巻

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2012年02月11日

森島明子さんの百合マンガ「半熟女子」が、フランス・Taifu Comicsから翻訳出版決定

フランスのTaifu Comicsは、2011年2月に、森永みるくさん作品「GIRL FRIENDS」第1巻のフランス語翻訳出版と同時に、「Yuri/百合」マンガレーベルを立ち上げました(そのフランス語版第1巻冒頭部の試し読みは、こちらで)。
「GIRL FRIENDS」は途中で打ち切られることなく、昨年12月に最終巻である第5巻の発売にまでたどり着き、安心していたのですが、その後すぐには、続く百合マンガ翻訳出版のニュースがなく、「まだかまだか」とサイトに日参していたんですね。

そしてついに昨日の、2月10日付けで発表されたのが、森島明子さんの「半熟女子」全二巻の翻訳出版決定のニュースだったんですね。百合マンガの出版が無事続いたということは、「GIRL FRIENDS」を購入してくれた百合マンガ読者層が、フランスにもそれなりにいたんだろうと想像します。作者の森島さんにもTwitterでお祝いのメッセージを贈らせていただいたのですが、「フランスでも百合が浸透しますように…!」とのお言葉もいただけて嬉しかったです。
Taifu Comicsでは、BL作品が大変な人気で、作品もたくさん翻訳出版され続けているようですが、百合も負けずに頑張ってほしいですね。

ご存知のように「半熟女子」は、一迅社の「百合姫コミックス」として単行本発売されているわけですが、「百合姫コミックス」の海外翻訳出版については、例えば北米のSeven Seas社も既に試みています。
ナヲコさんの「voiceful」東雲水生さんの「初恋姉妹」第1巻が、それぞれ2008年1月に翻訳出版されていますが、全3巻の「初恋姉妹」の第2巻以降が結局発売されなかったことをみると、残念ながら売れ行きは芳しくなかったものと想像します。一迅社作品ではありませんが、百合マンガの傑作である袴田めらさんの「最後の制服」も、全3巻が2巻までで打ち切られています。
このSeven Seasからは、今年10月から、他でもない森永みるくさんの「GIRL FRIENDS」英語版の翻訳出版も予定されていますから、今後こそ上手くいって欲しいですね。


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