2009年11月09日

フィリピンでの日本アニメ視聴率データ(2009年10月22日〜11月5日)/トップは「ハンター×ハンター」


フィリピンでのテレビ地上波放送における、
現在の視聴率データが見つかりまして、日
本アニメもいくつか上位に含まれているよ
うなので、抜き出してみますね。
Taylor Nelson Sofres調べによる、フィリ
ピン全国のテレビ視聴率データを掲載して
くれているサイトはたくさんあるのですけど、
ほとんどが、PEP:Philippine Entertainment
Portal
から引用しているようです。
とりあえずStarmometer.comWhy Not
Coconut
などが調べやすいでしょうか。
とりあえず、ここ二週間ほどのデータから、
日本アニメ、及び特撮などの関連作品のそ
れを並べてみます。


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全国視聴率

10月22日(木)
「ハンター×ハンター」 ―― 13.4%
(GMA-7 全体での第18位)
「Bleach」 ―― 11.2%
(GMA-7)
「NARUTO」(Season 4) ―― 8.3%
(ABS-CBN)
「メルヘヴン」 ―― 7.8%
(ABS-CBN)
「星のカービィ」 ―― 6.5%
(GMA-7)
「Pokemon Master Quest」(第5シーズン)
―― 5.4%(GMA-7)


10月23日(金)
「ハンター×ハンター」 ―― 13.4%
(GMA-7 全体での第18位)
「Bleach」 ―― 8.7%
(GMA-7)
「NARUTO」(Season 4) ―― 8.2%
(ABS-CBN)
「メルヘヴン」 ―― 7.7%
(ABS-CBN)
「星のカービィ」 ―― 6.5%
(GMA-7)
「Pokemon Master Quest」(第5シーズン)
―― 6.4%(GMA-7)


10月24日(土)
「Power Rangers Jungle Fury」 ―― 6.3%
(ABS-CBN)
「超星艦隊セイザーX」 ―― 3.4%
(GMA-7)


10月25日(日)
「花ざかりの君たちへ」(台湾製実写版?)
―― 7.4%(ABS-CBN 全体の20位)
「Pokemon Specials」 ―― 6.1%
(GMA-7)
「Power Rangers Jungle Fury」 ―― 6.0%
(ABS-CBN)
「魔弾戦記リュウケンドー」 ―― 5.8%
(GMA-7)


10月27日(火)
「ハンター×ハンター」 ―― 13.5%
(GMA-7 全体での第20位)
「Bleach」 ―― 8.7%
(GMA-7)
「NARUTO」(Season 4) ―― 8.2%
(ABS-CBN)
「メルヘヴン」 ―― 7.6%
(ABS-CBN)
「星のカービィ」 ―― 6.5%
(GMA-7)


10月29日(木)
「ハンター×ハンター」 ―― 12.7%
(GMA-7)
「NARUTO」(Season 4) ―― 10.3%
(ABS-CBN)
「Bleach」 ―― 9.4%
(GMA-7)
「メルヘヴン」 ―― 9.0%
(ABS-CBN)
「星のカービィ」 ―― 5.9%
(GMA-7)


10月30日(金)
「ハンター×ハンター」 ―― 12.6%
(GMA-7)
「NARUTO」(Season 4) ―― 9.6%
(ABS-CBN)
「メルヘヴン」 ―― 9.1%
(ABS-CBN)
「Bleach」 ―― 8.9%
(GMA-7)
「星のカービィ」 ―― 5.8%
(GMA-7)


10月31日(土)
「超星艦隊セイザーX」 ―― 4.2
(GMA-7)


11月4日(水)
「ハンター×ハンター」 ―― 13.5%
(GMA-7)
「NARUTO」(Season 4) ―― 8.9%
(ABS-CBN)
「Bleach」 ―― 8.7%
(GMA-7)
「メルヘヴン」 ―― 8.2%
(ABS-CBN)
「星のカービィ」 ―― 6.3%
(GMA-7)
「Pokemon Master Quest」(第5シーズン)
―― 5.1%(GMA-7)


11月5日(木)
「ハンター×ハンター」 ―― 11.7%
(GMA-7)
「NARUTO」(Season 4) ―― 9%
(ABS-CBN)
「Bleach」 ―― 8.6%
(GMA-7)
「メルヘヴン」 ―― 7.7%
(ABS-CBN)
「星のカービィ」 ―― 6.2%
(GMA-7)
「Pokemon Master Quest」(第5シーズン)
―― 4.8%(GMA-7)


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という結果になっていて、いま現在だと、地上
放送の視聴率という点では、唯一二ケタ視聴
率を維持し続けている「ハンター×ハンター」
が、フィリピンで最も人気のあるアニメだと判断
していいと思います。
それから少し離れて、10%に届くか届かないと
いう感じで、「Bleach」と「NARUTO」が追ってい
る、という状況でしょうか。
フィリピンで「ハンター×ハンター」が一番人気で
ある理由については、何も情報を持っていませ
んけれど、同じ作者さんの「幽遊白書」の人気
を引き継いでたりするのかもですね。


ちなみに、半年前の4月13日の人気番組は、

4月13日
「スラムダンク」 ―― 13.3%
「Pokemon: Master Quest」 ―― 11.6%
「NARUTO」 ―― 11.5%
「家庭教師ヒットマンREBORN!」 ―― 9.4%
「牙-KIBA-」 ―― 8.8%
「ごくせん3」 ―― 7.8%
「B-伝説 バトルビーダマン」 ―― 7.1%

といった感じで、今とはまた違います。
この頃はずっと「スラムダンク」が圧倒的のよ
うでしたが、フィリピンではバスケットボールも、
かなりの人気スポーツなんです?


あと、フィリピンでは南米同様に、日本の特撮
作品も、たくさん放送されているんですね。
現在放送中の「仮面ライダーカブト」の人気に
ついて調べて欲しいとのリクエストもありました
が、「カブト」はケーブル・衛星局のCartoon
Networkでの放送なので、このデータには含
まれません。すみません。


フィリピン及びタイの、テレビ・映画などの映
像コンテンツの実態については、8年前の資
料と、ちょっと古いものですけど、一応JETRO
が出していますので、ご参考に。

JETRO調査レポート
「タイ、フィリピンの映像コンテンツ調査」



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2009年11月08日

「機甲艦隊ダイラガーXV」(1982年作品)、2010年2月にアメリカで世界初DVD化


日本でDVD化されていないアニメ作品が、アメ
リカで先に……というお話です。
オンラインストアRight Stufの11月5日更新の
新商品情報
によると、1982〜83年にかけて日
本で放送されたロボットアニメ、「機甲艦隊ダイ
ラガーXV」のDVD第1セット(第1〜18話収録)が、
2010年2月23日に、Media Blastersからリリー
スされる予定になっています。

Right Stufの"Dairugger DVD Collection 1"
商品ページ


ご存知のように、アメリカでの「ダイラガー」は、
同じ東映製作の前枠番組「百獣王ゴライオン」
と合わせて、「Voltron: Defender of the Universe」
シリーズ(公式サイト)と改変され、1984〜85年
にかけて放送されました。
ライオンの形のロボットが変形・合体する「ゴライ
オン」の方が、"Lion Force Voltron"、乗り物形
のメカが合体する「ダイラガー」の方は、
"Vehicle Voltron"と称されていたようですね。
「Voltron」への改変における苦労については、
ポッドキャストAnime World Order 2006年
10月13日回
に、ADRスタッフとして関わった
Marc Handler氏がゲスト出演し、色々と当時
の状況を語ってくれているので、参考になると
思います。


その、「Voltron」としてのDVDリリースは既に
済んでいるのですが、「ゴライオン」に続いて、
改変前のオリジナルの形で、今回この「ダイラ
ガー」もリリースされることになりました。
Media Blastersにすれば、二度美味しいとい
ったところでしょうね。
「ゴライオン」と同じスケジュールなら、各セット
18話ずつ収録の、三セットになると思います。
ただし、日本で未DVD化ということで、日本で
旧作を発売する際に施されるリマスターなどの
作業がどこまで加えられているかはわかりませ
んので、クオリティについては保障出来ません。
あらためての英語吹替も収録しない、英語字幕
のみの低価格設定で、定価は34.99ドル、Right
Stufでの売価は、26.24ドル(約2360円)ですね。


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色々な事情で、日本ではDVD化されていない
作品が、海外でDVDが発売されている、という
ケースが稀にあったりします。
一番有名なのは、日本では不完全版エピソード
のDVDセットのみが発売されて話題を呼んだ、
「MUSASHI -GUN道-」が、フランスのKAZE
からは、全26話が三セットでちゃんとDVDリリー
スされていることですね(KAZEの「MUSASHI」
ページ
)。
他に思い出すのは……、アメリカのRight Stuf
がリリースしている、「超GALS! 寿蘭」の後半
(第27〜52話)
とか?


posted by mikikazu at 09:57 | TrackBack(0) | 海外情報(北米) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月07日

ICv2による、アメリカでの2009年第3四半期売れ筋マンガランキング(Manga,Shojo,Shonen)


今日二つ目の記事になります。
引き続いてですが、コミック・アニメ・ゲーム
の業界向け情報サイトであるICv2が、情報
"ICv2 Insider’s Guide"第69号の出版
と合わせて、各ジャンルの売れ筋ランキング
をサイト上で発表しています。
マンガ関連のジャンルは三つあって、総合的
な"Manga"、少年マンガの"Shonen"、少女
マンガの"Shojo"ですね。
それぞれのランキングを並べてみます。
あ、このランキングは、売り上げだけではなく、
小売・流通・製造業者への取材からの情報も
加味した、業界向けの、期待値も含んだ売れ
筋作品のチョイスで、売り上げそのものだけの
ランキングではありません。お気をつけて。


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"Manga" TOP 25

1.「NARUTO」
2.「フルーツバスケット」
3.「ヴァンパイア騎士」
4.「Bleach」
5.「DEATH NOTE」
6.「ロザリオとバンパイア」
7.「鋼の錬金術師」
8.「Maximum Ride」
 (James Patterson and NaRae Lee)
9.「魔法先生ネギま!」
10.「桜蘭高校ホスト部」
11.「ツバサ -RESERVoir CHRoNiCLE-」
12.「かりん」
13.「涼宮ハルヒの憂鬱」
14.「オトメン(乙男)」
15.「D.N. Angel」
16.「D. Gray-Man」
17.「遊戯王」
18.「アラクレ」
19.「しゅごキャラ!」
20.「さよなら絶望先生」
21.「ONE PIECE」
22.「ベルセルク」
23.「紳士同盟†」
24.「Return To Labyrinth」
 (Jake T. Forbes and Chris Lie)
25.「スキップ・ビート!」


"Shojo" TOP 10

1.「フルーツバスケット」
2.「ヴァンパイア騎士」
3.「桜蘭高校ホスト部」
4.「オトメン(乙男)」
5.「D.N. Angel」
6.「アラクレ」
7.「しゅごキャラ!」
8.「紳士同盟†」
9.「スキップ・ビート!」
10.「キッチンのお姫さま」


"Shonen" TOP 10

1.「NARUTO」
2.「Bleach」
3.「DEATH NOTE」
4.「ロザリオとバンパイア」
5.「鋼の錬金術師」
6.「魔法先生ネギま!」
7.「ツバサ -RESERVoir CHRoNiCLE-」
8.「かりん」
9.「涼宮ハルヒの憂鬱」
10.「D. Gray-Man」


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という結果ですけど、どうでしょうか。
上位の作品は鉄板ですが、新顔でやはり目
立つのは、Mangaランキングで20位に入っ
ている「さよなら絶望先生」の高評価ですね
(出版元Del Reyのページ)。
アメリカでは今月24日に第4巻が出版される、
というところなんですけど、ベストセラー・ラン
キングでも見かけますし、先日ご紹介した
YALSAによるティーン向けグラフィックノベル
でもノミネートされていましたし、商業面・批評
面の双方で、高く評価されているようです。
翻訳者さんが死ぬほど大変だったろうとは思う
のまで、評価されていることは嬉しいです。
また、このマニアックな作品が、大衆向け作品
「ONE PIECE」よりも上の位置にランクインして
いることが、アメリカでの「ONE PIECE」の評価
の悪さを示しているとも思います。


posted by mikikazu at 12:40 | TrackBack(0) | 海外情報(北米) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

アメリカでのマンガ売り上げ週間ランキング(NYタイムズ)/USA TODAYランキングでの、「NARUTO」の不振?


昨日のアニメDVDに続いて、今日はアメリカ
でのマンガ人気・売り上げを示すデータを、
記事を分けていくつか掲載しておきます。
まずはお馴染みの、ニューヨーク・タイムズに
よるマンガ売り上げ週間ランキングの最新版
(10月25〜31日)から。
この週のランキングは、

1.「魔法先生ネギま!」第24巻
2.「NARUTO」第46巻
3.「ツバサ -RESERVoir CHRoNiCLE-」第23巻
4.「xxxHolic」第14巻
5.「Maximum Ride」第2巻
 (James Patterson and NaRae Lee)
6.「ソウルイーター」第1巻
7.「DEATH NOTE: L CHANGE THE WORLD」
 (Mによる小説版)
8.「ツバサ -RESERVoir CHRoNiCLE-」第24巻
9.「ロザリオとバンパイア」第9巻
10.「遊戯王R」第1巻


というものになっていますね。
相変わらず強い「ネギま!」が首位です。
先行して出版されているフランスでは、
「FAIRY TAIL」と並ぶ新顔売れ筋マンガの
座を得つつある「ソウルイーター」も、やっと
アメリカでの出版が始まりましたが、それな
りの勢いがあるようです。


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USA TODAY紙が毎週発表している、書籍全体
週間ランキングTOP150今週分
に、残念ながら
上記の作品はランクインしていませんでした。
先週までは、「NARUTO」第46巻が三週間、
最高位第110位でランクインしていたのですが、
この110位という位置、それまでの巻が、ずっと
最高位は30〜50位まで食い込んでいたのと比
較すると大きな落ち込みで、ちょっと気になると
ころです。

・USA TODAY紙での「NARUTO」の近刊過去
 最高位データ

第40巻(3/5) ―― 42位
第41巻(3/12) ―― 55位
第42巻(4/16) ―― 50位
第43巻(4/9) ―― 40位
第44巻(4/16) ―― 44位
第45巻(7/16) ―― 31位
第46巻(10/15) ―― 110位

さすがの「NARUTO」の人気にも、ついに陰り
が――!?ということなのかどうかは、次巻での
動きを見てみないと、判断出来ないでしょう。
10月28日から始まった、Disney XDでの「疾
風伝」の視聴率とかはどうだったのか、また調
べてみます。


posted by mikikazu at 11:39 | TrackBack(0) | 海外情報(北米) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月06日

北米オンラインストアでの、アニメDVD売り上げ・予約ランキング(2009年11月初旬編)


新作のリリースがめっきり減ってしまった
ことで、北米でのアニメ人気を調べる指標
には、もうならなくなってきたのかなと、
ちょっとお休みしていましたが、今日は久
々に、北米各オンラインストアにおける、
アニメDVDの売り上げ・予約ランキングを
チェックしてみますね。
以下、2009年11月初旬時点での、各スト
アのトップセラー・リストになります。


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アニメ専門ストア

AnimeNation
(予約含む売り上げランキング)

1.「クレイモア DVD Complete Series」
2.「コードギアス 反逆のルルーシュR2
  DVD Part 2」(第8〜13話)
3.「一騎当千 Dragon Destiny」第1巻
 (第1〜4話)  
4.「コードギアス 反逆のルルーシュR2
  DVD Part 3」(第14〜19話)
5.「Bleach DVD Season 4 Box Set 1」
 (第64〜79話)
6.「Clannad After Story DVD Collection 1」
7.「ストレンヂア 無皇刃譚」
8.「ブラスレイター DVD Part 1」
 (第1〜12話)
9.「隠の王 Complete Series Part 2」
 (第14〜26話)
10.「新機動戦記ガンダムW Complete
 Collection 1」(第1〜25話)


Right Stuf International
先週のTOP10ランキング(予約含む)

1.「ゴーストハント Season 1 DVD Part 1」
 (第1〜13話)
2.「ゴーストハント Season 1 DVD Part 2」
 (第14〜25話)
3.「ドラゴンボール Season 2 Uncut DVD Set」
 (第32〜61話)
4.「ドラゴノーツ -ザ・レゾナンス DVD Part 1」
 (第1〜13話)
5.「クレイモア」第4巻
6.「クレイモア」第3巻
7.「精霊の守り人 Two Pack DVD 5-6」
 (第14〜20話)
8.「クレイモア」第2巻
9.「クレイモア」第1巻
10.「花より男子 DVD Box Set 1」
 (韓国製実写TVドラマ版)


The Anime Corner Store

1.「Clannad After Story DVD Collection 1」
2.「Gunslinger Girl Il Teatrino OVA」
3.「神霊狩/GHOST HOUND Collection #1」 
  (第1〜11話)
4.「無限の住人」第1巻
5.「NARUTO-疾風伝」第1巻
6.「これが私の御主人様 Complete Collection」
7.「Sola Complete Collection DVD Box」


Anime Castle
(予約含む)

1.「ドラゴノーツ -ザ・レゾナンス DVD Part 1」
 (第1〜13話)
2.「あまえないでよっ!!」第5巻
3.「NANA DVD Uncut Box Set 1」
4.「名探偵コナン Season 1 Box Set」
 (第1〜26話)
5.映画「Bleach The DiamonDust Rebellion
 もう一つの氷輪丸」


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一般DVDストアのANIMEコーナー


DVD Empire
(予約含む)

1.「クレイモア DVD Complete Series」
2.「精霊の守り人」第7巻
3.「Bleach」第21巻
4.「Blood+ DVD Part 2」
 (第26〜50話)
5.「爆裂天使-INFINITY-」
6.「ドラゴノーツ -ザ・レゾナンス DVD Part 1」
7.「ロミオ×ジュリエット Part 2」
 (第13〜24話)
8.「無限の住人」第1巻
9.「ドラゴンボール Season 1 Uncut DVD Set」
 (第1〜31話)
10.「魔女の宅急便」


Video Universe
(日本アニメのみ)

1.「乙女はお姉さまに恋してる Complete Collection」
2.「NARUTO-疾風伝」第2巻
3.映画「世紀末救世主伝説 北斗の拳」
 (1986年作品)
4.「ドラゴンボールZ Season 9 Uncut DVD Set」
5.映画「Bleach The DiamonDust Rebellion
 もう一つの氷輪丸」
6.「Darker Than Black」第5巻
7.「デビルメイクライ Complete Box Set」
8.「Sola Complete Collection DVD Box」
9.「機動戦士ガンダム00 Season 1 PT. 2」
10.「精霊の守り人」第6巻


Wal-mart
(日本アニメのみ)

1.「Bleach Box Set3」
2.「ドラゴンボールZ Season 6 Uncut DVD Set」
3.「ドラゴンボールZ Season 7 Uncut DVD Set」
4.「ドラゴンボールGT Season 2 Uncut DVD Set」
5.「ドラゴンボールZ Season 1 Uncut DVD Set」
6.「ドラゴンボールZ Season 8 Uncut DVD Set」
7.映画「Bleach The DiamonDust Rebellion
 もう一つの氷輪丸」
8.「NARUTO Uncut DVD Box Set VOL.15」
9.「NARUTO-疾風伝」第2巻
10.「Bleach Box Set2」


Buy.com

1.「Bleach Box Set4」
2.「ゴーストハント Complete Series」
3.「Bleach Box Set2」
4.「バイブルブラック」
5.「ドラゴンボール Season 1 Uncut DVD Set」
6.映画「Bleach The DiamonDust Rebellion
 もう一つの氷輪丸」
7.「天元突破グレンラガン Part2」限定版
8.「天元突破グレンラガン Set 3」限定版
9.「ハンター×ハンター」第1巻
10.「風のスティグマ Season1 Part2」


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という感じになります。
現時点での、北米市場における売れ筋アニメ
DVDの傾向が、ある程度見通せるデータになっ
ていると思います。
ホントいうと、同時配信の視聴者数データも
あればいいんですけど。


――とはいえ、個人的に驚いたというか、間違
いじゃないですよね?って思ったのが、やはり
Video Universeでの、「Otoboku: Maidens
Are Falling For Me」
こと、アニメ版「乙女はお
姉さまに恋してる」(日本公式サイト)の、全話
収録「Complete Collection」の1位ですね。
瑞穂お姉さま、さすがエルダーです。


アメリカでは、Media Blastersから、英語吹
替無しの低価格設定でリリースされているこの
作品、単巻発売の時もそれなりに売れ行きは
よくて、ゲームのアニメ化としては良い出来だ
と思っていた僕も、ゲームをプレイしていない
北米の人にも、それなりに受け入れられてい
るんだなと思っていました。
4話収録の単巻の実売価が15ドルくらいで、
映像特典のオリジナル特別編「ツンデレラ」を
含む全13話収録の、この「Complete Collection」
の実売価も20ドル(約1800円)ということで、
かなりのお買い得ではあります。
日本版DVDは、限定版から半年遅れで出た
通常版でさえ、3話収録の6825円という価格
設定で、個人的にはとても買えるものではあ
りませんでしたし。
この北米での好評を受けて、アニメ版第二期
とかになったらスゴいですね。


それから、今回のランキングを見て気づくの
は、9月から満を持して発売された感のある、
「NARUTO-疾風伝」の英語吹替入りDVDが、
それほどの勢いを示していないことですね。
もちろん、ランキング入りはしているんです
けど、1位を独占、という感じではないです。
この「疾風伝」、クランチロールによる同時配
信が、後に続くDVDの売り上げにどう影響す
るのかということを注目されていた、一番最
初の作品だと思うんですけど、この結果はど
のように受けとめられているんでしょうか。
作品云々ではなく、4話収録の単巻発売には、
もう北米の人も手を出そうとしない、いずれ必
ずあるBOXセットの発売を待っている、という
だけの可能性も高そうですけど。


あと目立つのは、「クレイモア」の人気ですか?
それこそハリウッドで実写化が似合いそうな
作品ですけど。
それから映画「世紀末救世主伝説 北斗の拳」
のランク入りも驚きました。作品が、というよりは、
リリース元のDiscotekって、超マイナー作品ば
かりを出している会社なので、この手のランキ
ングで見かけたことは、これまでなかったので。
「北斗の拳」については、テレビシリーズ全152
話の権利もDiscotekが保有しているので、その
反応で、実は密かに今でもたくさんいた、北米の
「北斗の拳」ファンの数がわかったりするかもし
れませんね。


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2009年11月04日

百合アニメ「ささめきこと」が、アメリカのレズビアン・同性愛情報サイトSheWired.comで配信開始


今日二つ目の記事ですね。
日本では10月より既に放送の始まっている、
女の子同士の恋愛物語であるテレビアニメ
「ささめきこと」(日本公式サイト)が、アメリカ・
カリフォルニア州ロサンゼルス発の、レズビ
アン・同性愛・LGBT情報サイトである、
SheWired.comサイト上でも、11月2日から
英語字幕版で無料配信されることが発表され
ています。


SheWired.com 2009年11月2日付け記事
"New Lesbian Anime Series:
'Sasamekikoto' Episode 1"



記事題ではさすがに「百合 Yuri」では一般
に通じないので、「レズビアン・アニメ」という
表現になっていますが、記事内文章ではき
ちんと、「『ささめきこと』は、『ガールズ・ラブ』
あるいは『百合』とされるジャンルで一般的
な、たくさんのお約束事を深く描いていくコメ
ディ・ドラマです」という風な解説がされてい
ます。


百合アニメの、アメリカのレズビアン情報サ
イトでの配信という試みは、以前にお伝えし
た(2009年7月11日付け記事)、
AfterEllen.comでの、「青い花」に続くもの
ですね。
どちらも、既に日本での放送直後の配信サ
ービスを行っている、クランチロール(「ささ
めきこと」ページ
)からの提供によるもので、
残念ながら日本からは視聴出来ません。


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AfterEllen.comでの「青い花」配信は、「終
わるのがとても悲しい」「ぜひ第二期も作って」
という反応ばかりの、最終話のコメント欄
読むと、アメリカのレズビアンの方達(だけと
は限りませんが)にも、概ね好評をもって受け
入れられたのではないかと想像します。
穏やかで静かな語り口だった「青い花」と違っ
て、「ささめきこと」はコメディ色が強いとのこ
とですが、今度はどんな風に受けとめられる
でしょう。
ともあれ、海外でも多くの人に作品が楽しんで
もらえる正規のルートが増えるのは、いいこと
です。
百合というジャンルにだって、海外の同性愛
者さん達という、新たな顧客層がさらに得られ
るかもしれませんし。
その上で、きちんと作り手さんにも利益が返っ
てきて、さらなる優れた作品が生み出されて
いくような方法が、海外とも確立されればいい
んですけど。


posted by mikikazu at 11:44 | TrackBack(0) | 海外情報(北米) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

米・Publishers Weekly選出の2009年度ベスト・コミックに「劇画漂流」(辰巳ヨシヒロ)「PLUTO」(浦沢直樹)


少し時期としては早いんですけど、アメリカ
の書籍専門週刊誌Publishers Weekly
(公式サイト)が、恒例の本年度ベスト10リ
ストを発表しています。
これは売り上げ結果に基づくものではなく、
PWの編集者さんによる選出ですね。

Publishers Weekly
 2009年11月2日付け記事
"Best Books of 2009"

対象カテゴリーは、

・書籍全体
・フィクション
・詩
・ミステリー
・SF/ファンタジー/ホラー
・ペーパーバック
・コミック
・ノンフィクション
・宗教
・子供向け

と多岐に渡っていて、うちの調査対象であるマ
ンガ作品も、コミック・カテゴリーに含まれて
いました。
今年選ばれていた日本マンガ作品は、

「劇画漂流」 ―― 英語題"A Drifting Life"
 (辰巳ヨシヒロ Drawn & Quarterly)

「PLUTO」
 (手塚治虫/浦沢直樹/長崎尚志 VIZ Media)

の二作になります。
「劇画漂流」は、本年度の手塚治虫文化賞(
式サイト
)のマンガ大賞も受賞していましたけど、
辰巳ヨシヒロさんは、海外のコミック関連のレ
ビュー記事で、実は今年一番名前が出されて
いた日本人作家さんかも、というくらいの印象
がありますね。


参考
New York Times 2009年4月14日付け記事
"Manifesto of a Comic-Book Rebel"

Publishers Weekly 2009年5月19日付け記事
"Tatsumi Talks About A Drifting Life"

Manga:About.com
・2009年5月9〜10日に開催されたToronto
Comic Arts Festivalでのパネルの模様
"Q & A with Tatsumi Yoshihiro, the Manga
 Artist of A Drifting Life and Godfather
 of Gekiga"



またこの作品は、アメリカのオンラインストア
Amazonによる、Best Books of 2009内の、
Comics & Graphic Novelsカテゴリーでも、
日本人作家作品で唯一、第8位に選出されて
いました(via Icarus Publishing)。
このランクキングはAmazonの担当者による
判断で、純粋なセールス結果ということになる
と、こちらになります。
こちらにはマンガ作品の姿はなく、またマンガ
独自のランキングもありません。その辺はまた
調べてみます。


short_g.gif


もう一つの「PLUTO」については、個人的にも
好きな作品なので嬉しいですね。
現在公開中の「ATOM」が大ヒットしていたら、
その勢いで浦沢版アトムも映画化――みたい
な可能性もあったかもですけど。


その「ATOM(Astro Boy)」の、これまでの興行
成績ですが、例によってBox Office Mojo
よると、アメリカでの公開二週目になる先週末
は、ひとつ順位を落として第7位、興行成績は
前週マイナス48.4%の346万651ドル、累計で
1131万6418ドル(約10億2129万円)ですね。
最終的には、やはり2000万ドルくらいです?
このBox Office Mojoの作品評価でも、

As: 85 66.9%
Bs: 21 16.5%
Cs: 5 3.9%
Ds: 4 3.1%
Fs: 12 9.4%

という結果で、わりあいに好評で、酷評など
とするには程遠いわけですが、それでも大ヒ
ットしなかったのには、宣伝とか、別の要因
もあるんだろうと想像します。
作品出来とは関係なく、そもそも鉄腕アトム
=Astro Boyというキャラクター自体に、もう
北米の観客を劇場にまで呼ぶだけの現代的
魅力がない、とか……。
一方で、中国ではナンバー1ヒットだったとさ
れているようですし(PRNewswire)、最終的
な世界興行の結果はどうなるでしょう。


posted by mikikazu at 08:19 | TrackBack(0) | 海外情報(北米) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月03日

「よつばと!」(あずまきよひこ)を所蔵している世界の公立図書館


お休みなので暇過ぎて集中して頑張って、
今日三つ目の記事をアップしてみました。
さすがに腰と目が痛いです(笑)。


さっきの記事で、アメリカでは賞などでも評価
されている「よつばと!」(あずまきよひこ)は、
公共図書館でも多く置かれているみたいなこ
とを書きましたけれど、その後で例によって、
WorldCatを利用して調べてみたら、イタリア
語版「よつばと!」を置いてあるイタリアの図
書館は見つかりませんでした。
もちろんこのサービスは、蔵書のネット検索
が出来る図書館だけが対象ですから、絶対
に存在しないとは言い切れませんけれど。


良い機会なのでついでに、「よつばと!」を所
蔵している世界の図書館についても、ちょっと
調べてみますね。
現在までに「よつばと!」は、確認出来る範囲で、

・英語
 (ADV Manga-第1〜5巻
 Yen Press-第1〜6巻)
・フランス語(KUROKAWA)
・スペイン語(Norma Editorialm)
・ドイツ語(TOKYOPOP)
・イタリア語(Dynit)
・スウェーデン語(B. Wahlströms bokförlag)
・フィンランド語(Punainen jättiläinen)
・ロシア語(Палма Пресс)
・タイ語(Comtoon)
・ベトナム語(TVMComics)
・韓国語
・中国語(台灣角川)

に翻訳されています。抜けもあるでしょう。
フランスのサイトのエフェクトが可愛いですね。
韓国語版のサイトは、公式のページが結局見
つけられませんでした。すみません。


short_g.gif


この中で、WorldCatが確認出来るのは、英語
版・フランス語・ドイツ語・スペイン語・スウェーデ
ン語・中国語になりますね。
それぞれ第1巻を所蔵している館数を調べると、


英語(アメリカ)
・ADV Manga版 ―― 338館
・Yen Press版 ―― 59館(第6巻)

フランス語
―― 1館

ドイツ語
―― 1館

スペイン語
―― 1館

スウェーデン語
―― 1館

中国語
―― 1館(ただしサンフランシスコ公共図書館)

日本語
―― 5館(ただし全てアメリカ)


という結果で、正直アメリカのマンガ所蔵数が
圧倒的で、比較にもなんにもならない感じです。
図書館の数と利用率が、アメリカとヨーロッパ
で全然違うんでしょうか。それとも、単にネット
検索対応率の違い? フランスには、マンガ専
門の博物館だってあった筈です。
アメリカの図書館司書さんから見た、マンガの
重要性については色々話も入ってきますが、
ヨーロッパについてはまだ何も知らないので、
またぞろ勉強したいです。

posted by mikikazu at 13:45 | TrackBack(0) | 海外情報(総合) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

イタリア語版マンガ「よつばと!」(あずまきよひこ)の出版は、第5巻までで休止


好きな作品についての緊急ニュースなので、
今日のうちに頑張って、もうひとつ記事にし
ておきます。
伝えるのが嬉しい種類の話題ではないです
けど……。


イタリアでのマンガ「よつばと!」(あずまきよ
ひこ)は、「Yotsuba &!」のタイトルで、アニメ
DVDも扱っているDynit社(公式サイト)のマ
ンガ部門より、2007年2月に第1巻の出版が
開始されました。
その後、
第2巻(2007年4月)
第3巻(2007年6月)
第4巻(2007年8月)
第5巻(2007年10月)
と、隔月ペースで一気に刊行が続いたとこ
ろで、イタリアでの出版はストップします。
ご存知のように日本では、第6〜8巻まで
の出版が続いていますから、現在まで続く、
この2年間の休止をもどかしく思うイタリア
のマンガファンは、当然多かったと思います。


で、先日もご紹介した、ルッカ・コミック&ゲー
ム展(公式サイト)での、Dynitのパネルの最
後の質疑応答で、「『よつばと!』はどうなって
いるの?」という質問がされたんだそうです。

ソース・Manga Forever 10月31日付け記事
"Dynit a Lucca comics: Eureka Seven,
Inuyasha Final Act, Saiyuki"


そこで、Dynitによる公式回答として、「よつば
と!」(及び「ふたりエッチ」と「最遊記」)の出版休
止が告げられた、そうなんですね。
その理由までは不明ですが、出版契約のもつ
れとかでなければ、やはりセールス不振の可能
性が高いだろうと想像します。


short_g.gif


「よつばと!」は、過去にも海外で出版のトラブ
ルに巻き込まれたことがあります。
アメリカでは第1〜5巻が、ADV Mangaから、
2005年6月から2007年10月にかけて出版され
た後、第6巻の発売は当初告知されていた2008
年2月からどんどんと遅れるだけで、ファンはヤキ
モキし、結局2009年の2月になって、第6巻を含
む「よつばと!」全ての翻訳権が、Yen Press
に移ったことが明らかになります。
Yen Pressから9月に発売された「よつばと!」
第6巻は、ニューヨーク・タイムズのマンガ・ベス
トセラー・ランキングでも初週に第3位に入る売
り上げを示し、ADVでの出版遅延が、不人気によ
るものではないとも明らかにしました。


僕個人は、国民性の違いといったものの存在
を、全く考慮しない立場の人間ですが、アメリカ
とイタリアで、結果としてこうやって扱いが違っ
てしまう現実を、ファンとして寂しくは思います。
アメリカだと、「よつばと!」は真面目なコミック、
グラフィックノベル関連の賞の候補にあげられ
ることも多くて、それを受けて図書館などでも
人気が高かったようですけど、そういう方面か
らの評価みたいなものは、イタリアでは構築さ
れなかったんでしょうか?
イタリアのファンは、まずアニメを経験してから
原作のマンガを読むとも聞きますけど、同じ作
者さんの「あずまんが大王」とは違って、アニメ
のない「よつばと!」は不利だったとか?
同じニュースを伝えるAnimeClickの11月2日
付け記事、

"Addio Yotsuba&! e grazie per tutto
il pesce"


のコメント欄では、イタリアのファンからの色々
な意見が寄せられています。
「この悲しいニュースを聞いて、私の一部も
一緒に死んだ」とまでショックを受けている
ファンの方もいる一方で、こういう日常マンガ
はイタリアではそもそも受けない、と分析され
ている方もいますし、出版社側のマーケティン
グ不足を批判する方もいます。難しいですね。
アメリカでYen Pressに移って見事に再生した
ように、イタリアでも、コメント欄で名前が出さ
れている、J-POP(公式サイト)のような、マン
ガだけを専門に扱ってくれる出版社に移って、
なんとか再開して欲しいと、僕も願います。

posted by mikikazu at 11:09 | TrackBack(0) | 海外情報(イタリア) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

第2回ドバイ国際キャラクター&ライセンンシングフェアに日本アニメ会社の姿はなし/コスプレ大会はキャンセル


アラブ首長国連邦ドバイの首都ドバイで、
この10月27〜29日にかけて共同開催され
ていたのが、共に今回が二回目となる、

ドバイ国際キャラクター&ライセンンシング
フェア 2009
Dubai International Character & Licensing
Fair 2009
公式サイト(英語)
http://www.character.ae/

ドバイ・ワールドゲームエキスポ 2009
Dubai World Game Expo 2009
公式サイト
http://www.gameexpo.ae/index.php

というイベントです。
場所はドバイ国際コンベンションセンター
(公式サイト)というところで、業界関係者・
一般入場者合わせて、1万人超の参加者
数、という発表になっています。

10月29日付けプレスリリース
"Successful conclusion for Character
Dubai and Dubai World Game Expo"



僕がこの内、キャラクター&ライセンンシング
フェアの方の名前を覚えていたのは、昨年開
催された第1回イベントでは、日本からもアニ
メ会社さんが複数参加していたからなんですね。

参考
・アニメ!アニメ! 2008年10月27日付け記事
「中東初のキャラクター見本市 28日から 
 日本のアニメ会社も参加」


・Global License! 2008年10月29日付け記事
"Toei Takes Slate to Dubai and Teams
with Crunchyroll"


特に後者の記事で、参加した東映アニメーシ
ョンの作品として、「プリキュア」シリーズも挙げ
られていましたから、その辺の反応はどうだっ
たんだろうと思っていました。


ところが、今年の出展企業リストを見ると、日本
のアニメ会社の姿はすっかり消えています。
というか、日本の会社自体が、koppe's(公式
サイト
)というところの、一社だけなんですね。
昨年同様に、韓国企業の参加は多い分、日本
の影の薄さが目立ちます。
東京国際アニメフェアとの提携は続いている
んですが、肝心の日本のアニメ会社がいない
のは、少し寂しいですね。
この状況は、昨年のイベントでの感触があまり
良くなかったからでしょうか。それとも、海外に
まで進出する余裕がない、日本国内側の問題
なんでしょうか。ちょっと気になるところです。


あ、koppe'sさんのサイトでは、イベントの模様
が写真入りでレポートされていますので、ぜひ
チェックしてみてください。


short_g.gif


併催されたドバイ・ワールドゲームエキスポの
方にも、注目していたイベントがありました。
その中で催されるWorld Game Championship
2009
の枠内で、アニメ・キャラのコスプレコン
テスト
も用意されていたんですね。
優勝賞金は5000ディルハム (約12万3300円)
ということで、今のUAEのコスプレイヤーの
レベルや人気傾向がどんなものか、ある程度
わかるかなと想像していました。


ところが、イベント終了から数日を過ぎても、
全然情報が流れてこないんですね。
コスプレといえば、こういうイベントでは必ず
紹介されるものですから、メディアでなんらか
の紹介はあっていい筈なのに、見つからない。
どうしてだろうと思って色々探していて、Twitter
で拾ったのが、ある日本人編集者の方の呟き
コスプレコンテストは、キャンセルされてしまっ
たというんですね。というのも、コスプレイヤー
が誰も現れなかったから……。
あれえ?って感じの話ですけど。


ただ、実は誰も参加しなかったというわけでは
なくて、ある現地のコスプレイヤーさんの日記
を読ませていただくと、その友人の方々も含め
て、数人は現れる予定はありました。何かの事
情で、みんなダメになったとかならわかりませ
んけど……。
だから、おそらく主催者側が、コンテストが成立
する、イベントとして盛り上がる程のコスプレイ
ヤーさんが集まらなかったので、中止した方が
いいと判断したのではないでしょうか。
数ヶ月かけて衣装を修繕し、ドバイでは1年に一
度しかないコスプレコンテストを心の底から楽し
みにしていたような、この方の言葉を読むと胸が
痛みます。この日以降の日記は、まったく綴られ
ていません……。


posted by mikikazu at 07:31 | TrackBack(0) | 海外情報(アラブ・中東) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月02日

スペイン最大のアニメコンベンション「サロン・デ・マンガ」バルセロナ大会(10月29〜11月1日)について


では引き続いて、今日の本題です。
昨日の記事でご紹介した、イタリアのルッカ・
コミック&ゲーム展と全く同じ期間である10月
29日〜11月1日には、地中海の向こう側の、
スペインのバルセロナでも、大規模なコンベン
ションである、サロン・デ・マンガ・デ・バルセロ
ナ Salón del Manga de Barcelona 第15
回大会(公式サイト)が開催されていました。
ルッカの方が、広くコミック・ゲームといった分
野を扱っていたのに対して、こちらのサロン・
デ・マンガは、マンガとアニメを中心とする、
日本のポップカルチャーにテーマが絞られた
イベントですね。

公式ポスター


SalondelManga.gif


short_g.gif


既に伝えられている記事、

ABC.es 11月1日付け記事
"Unas 60.000 personas visitan el Salón
del Manga en la Farga de l'Hospitalet"


ACN 11月1日付け記事
"El Salón del Manga reúne en L'Hospitalet
a 60.000 amantes del cómic japonés"


Antena 3 Noticias 11月1日付け記事
"El XV Salón del Manga de Barcelona se
acerca a su fin


などによると、今年の参加者数は約6万人とさ
れています。
JETRO-日本貿易振興機構が2007年11月に
出した調査レポート、

「スペインにおける日本のテレビアニメ・
マンガ・映画市場の実態」


によると、3日間の期間で開催された同イベ
ントの2006年大会の参加者数は5万8000人、
Wikipediaスペイン語版によると、2007年大
会は6万5000人、FICOMICによると、今年は
2008年と同程度だったそうですから、ここ数年
は、6万人前後の変わらない盛況が続いている
と考えてよさそうです。
スペインもずっと景気が良くないみたいですから
(失業率が19.3%とか)、この安定ぶりは喜ばし
いことですよね。


けれど一方では、同じスペイン国内で期間が
重なってしまった、グラナダで開催されたサロ
ン・デ・マンガのアンデルシア大会(公式サイト)
が、参加者をバルセロナの方に取られてしまっ
たのか、コスプレイヤーの数も少なく盛り上が
らなかった、という報道もありました。
こういう、人気があるからこそのバッティングや
スケジュール調整は難しいですよね。


Ideal 11月2日付け記事
"La escasez de 'cosplayers' deslució el
Salón del Manga."



short_g.gif


バルセロナでのイベントの雰囲気を知るには、
Youtubeなんかでもたくさん動画がアップされ
ていますが、まずは222枚もの写真を紹介して
くれている、情報サイトRamen Para Dos提供の、
flickr「Salón Manga Barcelona特集ページ」
をチェックするのがいいと思います。
会場の様子や催し、コスプレイヤーさん達、日本
人ゲストさん達の写真もたっぷりです。
先日亡くなられた、臼井儀人さんの追悼コーナー
もちゃんとありますね。


また、イベントに合わせたマンガ賞についても
発表されていて、

FICOMIC 10月31日付け記事
"ENTREGA DE PREMIOS DEL SALON
DEL MANGA"



子供マンガ部門
「チーズスイートホーム」
 (こなみかなた Glénat)

少年マンガ部門
「ONE PIECE」
 (尾田栄一郎 Planeta DeAgostini)

青年マンガ部門
「PLUTO」
 (手塚治虫/浦沢直樹/長崎尚志 
 Planeta DeAgostini)

少女マンガ部門
「のだめカンタービレ」
 (二ノ宮知子 Norma Editorial)

ベストアニメDVD部門
「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序」
 (Selecta Visión)

日本人マンガ家部門
 ・浦沢直樹

スペイン人マンガ家部門
 ・Laura Bartolomé

という結果になったようです。


アニメ作品の新規ライセンスについては、
Selecta Visionによる「聖闘士星矢 THE LOST
CANVAS 冥王神話」「真マジンガー衝撃!Z編」
の発表が一番話題になっているでしょうか。
どちらも今年の新作ですが、星矢にしても永井
豪作品にしても、スペインでは高い人気を保ち
続けているからこその、素早いライセンス取得
なんでしょうね。


posted by mikikazu at 11:33 | TrackBack(0) | 海外情報(スペイン) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

スペイン語版「涼宮ハルヒの憂鬱」原作小説&マンガ版出版決定/北米では英語版「溜息」原作小説発売開始


まず先に、同じスペインからの情報ですが、
長くなったので別記事で。
Twitterの方で既報の、スペイン語版「涼宮
ハルヒの憂鬱」原作小説&マンガ版の出版で
すが、スペインでの出版元のIvrea最新ニュ
ース欄
でも、正式に告知されています。


(アニメ版については、まだスペインでの正規
リリースの確定情報はなく、今回の原作&マ
ンガ版出版が、アニメ版の放送なりDVDリリー
スを後押しする力になって欲しい、という現地
のファンの声が読めました)


2010年(既報ではその第一四半期)という以外
の、出版時期やフォーマットの詳細は不明なん
ですが、興味深いのは、「オリジナルの装丁と
可能な限り同じように」出版すると伝えられてい
る「憂鬱」の小説版の表紙画像が、まず最初に
出された角川スニーカー文庫版ではなく、大判
の角川つばさ文庫版のものであることですね。
小説の内容的に違いはないそうですけれど、
装丁的にマンガ版と大きな違いを示すために、
つばさ文庫版の表紙で出す、という戦略はあり
なのかもしれません。
「ハルヒ」のファンの方なら、どう思うでしょうか?


short_g.gif


さらに北米では、小説第2作の「涼宮ハルヒの
溜息」の英語版が10月7日に、「憂鬱」の時と
同じく、ペーパーバックとハードカバー、それ
ぞれのバージョンで出版されています(小説&
マンガ北米公式サイト
)。


・ペーパーバック版「溜息」表紙
 (定価8.99ドル)

sighhcimage.gif


・ハードカバー版「溜息」表紙
 (定価14.99ドル)

sighhimage.gif



「憂鬱」の時は、原作小説が6万部(ペーパー
バック・5万 ハードカバー・1万)、マンガ版第
1巻が7万5000冊という出版部数だと伝えられ
ていましたけど(ソース・Publisher's Weekly
2008年10月21日付け記事
)、そのセールス結
果を受けて判断されている筈の、英語版「溜息」
の出版部数についての情報は、今のところ見つ
かりません。


「溜息」セールスに関しては、アメリカAmazon
のmanga部門
でハードカバー版が第34位、
Bordersのmanga部門で同じくハードカバー版
が36位に入ってるのが確認出来て、それなりに
売れてはいるようです。
ただ、小説作品である「溜息」を、マンガ作品の
ランキングの中に置かれても、ではヤングアダ
ルト向けの小説として、どれだけの売り上げ位
置にあるのか、ということはわからなくて困ります
よね。
ペーパーバック&ハードカバーという出版体制が
確定していたのは、この「溜息」までなので、次の
英語版第3作「退屈」の扱いがどうなるかで、その
辺の状況も見えてくるでしょうか。


posted by mikikazu at 09:06 | TrackBack(1) | 「涼宮ハルヒ」情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月01日

イタリアの国営デジタル放送局Rai4で、「交響詩篇エウレカセブン」放送決定


この週末、イタリアのトスカーナ州ルッカ県
の首都ルッカでは、イタリア最大のゲーム&
コミックイベントである、本年度のルッカ・コミッ
ク&ゲーム展 Lucca Comics & Games
2009(10月29日〜11月1日 公式サイト)が
開催中で、イタリア国内のマンガ・アニメ関連
会社が多く参加しています。
日本からも、高田明美さんがゲスト招待され
ていて、現地での模様を、公式ブログで連日
伝えてくださっているので、必読です。体調に
はお気をつけくださいね。

高田明美オフィシャルブログ「Angel Touch」


short_g.gif


海外でのコンベンションにおける話題のひとつ
が、その国・地域でのアニメ・マンガ作品のラ
イセンス取得の発表なんですけど、ニュースを
伝える記事のコメント欄などでの反応を読むと、
イタリアのアニメファンが一番喜んでいるような
のが、「交響詩篇エウレカセブン」についての
ライセンス発表ですね。


ソース・AnimeClick 2009年10月31日付記事
"Colpo grosso di Dynit e Rai 4, annunciato
Eureka Seven!"



特に、Dynitによるライセンス取得だけではなく、
イタリアの国営放送局であるイタリア放送協会
(Radiotelevisione Italiana) ―― 通称Rai
のチャンネルの一つ、地上波デジタル放送局の
Rai4(公式サイト)におけるテレビ放送も同時に
発表されたことが、大きな話題になっています。
ヨーロッパのテレビ放送では、ドイツ(Animax
2007年6月〜)に続くものですね。


既報のように現在Rai4では(プロモが視聴出来
アニメコーナー)、

「天元突破グレンラガン」

http://www.rai4.rai.it/Serie/Serie.aspx?IDSerie=1

「コードギアス 反逆のルルーシュ」

http://www.rai4.rai.it/Serie/Serie.aspx?IDSerie=2

「ARIA The Animation」

http://www.rai4.rai.it/Serie/Serie.aspx?IDSerie=99

「ロミオ×ジュリエット」

http://www.rai4.rai.it/Serie/Serie.aspx?IDSerie=98


が放送されているわけですが、開始時期は不
明ですけど、ここに「エウレカセブン」も加わると
いうのは、かなり強力なラインナップになると思
います。
ロボットアニメの人気が高いというのは、イタリ
アの特徴のひとつでしょうね。ずいぶんと昔の
作品ですけど、「ブロッカー軍団IV マシーンブ
ラスター」(1976〜1977年)が、衛星放送局の
Cooltoonで12月1日から再放送されることが、
ニュースになってたりもしますし。
イタリアでの最初の放送は、1980年に国営放
送局のRaiDueで行われたそうです。


tvblog.it 2009年10月30日付け記事
"Astrorobot: la serie mecha del 1976
ritorna a dicembre su Cooltoon"



イタリア語版「ブロッカー軍団IV マシーンブラス
ター」OP




short_g.gif


もう一つの大きな発表は、日本でも10月から
放送が始まったばかりの最新作である「犬夜叉 
完結編」についても、同じDynitが権利獲得を
したことですね。ヨーロッパでも人気が高いシ
リーズだけあって、さすがに動きが早いです。


AnimeClick 10月31日付け記事
"Dynit annuncia Inuyasha: The Final
 Act e altre novità"



ご存知のようにこの作品、アメリカでは日本の
放送と同時ネット配信されているのですが、イ
タリアでの扱いはどうなるでしょう。
第一期については現在も、上記の衛星放送局
Cooltoonで、再放送が続いているようです。


posted by mikikazu at 08:20 | TrackBack(0) | 海外情報(イタリア) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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