恒例ですが、米国のポップカルチャー業界情報の
ICv2が、情報誌"ICv2 Insider’s Guide"67号
のリリースに合わせてサイト上で、2009年度第2
四半期における、グラフィック・ノベル各ジャンル
の、売れ筋ランキング上位を発表していて、マンガ
も含まれています。
このランキングはセールス結果と、小売・流通・製
造業者からの意見も含めて判断されたもので、
単純な売り上げランキングではありません。お気
をつけください。
とりあえず、mangaマンガの総合ランキングTOP
25です。
タイトル後の表記は、第1四半期からの上下で。
1.「NARUTO」(→)
2.「フルーツバスケット」(→)
3.「ヴァンパイア騎士」(→)
4.「Bleach」(→)
5.「DEATH NOTE」(→)
6.「ロザリオとバンパイア」(→)
7.「鋼の錬金術師」(↑圏外から)
8.「かりん」(↓1)
9.「Maximum Ride」(↓1)
10.「魔法先生ネギま!」(↑1)
11.「ツバサ-RESERVoir CHRoNiCLE」(↓2)
12.「紳士同盟†」(↑6)
13.「オトメン(乙男)」(→)
14.「涼宮ハルヒの憂鬱」(↑5)
15.「遊戯王」(↓3)
16.「D.Gray-man」(↓1)
17.「桜蘭高校ホスト部」(↑圏外から)
18.「アラクレ」(↑圏外から)
19.「キッチンのお姫さま」(↑圏外から)
20.「xxxHolic」(↑圏外から)
21.「とらわれの身の上」(↓1)
22.「BLUE DRAGON ラルΩグラド」(↑圏外から)
23.「ベルセルク」(↑圏外から)
24.「しゅごキャラ!」(↓10)
25.「コードギアス 反逆のルルーシュ」(↑圏外から)
という感じになっていますね。
上位は不動ですが、メジャー作品で一気に復活
してきたのは、「鋼の錬金術師」ですね。
これはもちろん、4月から世界各国への、(ほぼ)
同時ネット配信も始まった、新作テレビアニメシリ
ーズ「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST」
(海外では"Fullmetal Alchemist: Brotherhood")
の効果でしょうね。
「涼宮ハルヒの憂鬱」が上がっているのも、アニメ
版第二期が、良くも悪くも話題を呼んでいる影響
でしょうか。
そう考えると、7月6日に最終巻である第23巻が
ついに発売された「フルーツバスケット」は、出版
社であるTOKYOPOPにとって最大の売れ筋作品
であるだけに、その展開の終了が与える影響は大
きいでしょうね。アニメDVDみたいに、廉価版BOX
セットやリマスター版とかで再展開は出来ませんし。
高屋奈月さんの新作である「星は歌う」は、ヨーロ
ッパでは既に出版が始まっていますが、北米地域
では、まだライセンス発表もなかったような?

今回のICv2の記事では、マンガについてはさらに
細かく、Shonen部門とShojo部門でも、そのTOP
10が発表されています。それぞれ、
Shonen部門TOP10
1.「NARUTO」
2.「Bleach」
3.「DEATH NOTE」
4.「ロザリオとバンパイア」
5.「鋼の錬金術師」
6.「かりん」
7.「魔法先生ネギま!」
8.「ツバサ-RESERVoir CHRoNiCLE」
9.「涼宮ハルヒの憂鬱」
10.「遊戯王」
Shojo部門TOP10
1.「フルーツバスケット」
2.「ヴァンパイア騎士」
3.「紳士同盟†」
4.「オトメン(乙男)」
5.「桜蘭高校ホスト部」
6.「アラクレ」
7.「キッチンのお姫さま」
8.「とらわれの身の上」
9.「しゅごキャラ!」
10.「スキップ・ビート!」
になっていますね。