2009年03月31日

「God Knows...」「空色デイズ」をカヴァーしているオランダのバンド「Slightly Spring」


まず先に。
数度に渡ってお伝えした、米・テネシー州のアニメ
コンベンションJAMPconの代表であるAndrea Morgan
氏から、さらに連絡が届きまして、2010年5月21〜
23日へと、新たに開催期日を設定し直した、新装
公式サイト
を、とりあえず公開した、とのことです。
決定しているゲストのお1人は、英語版「鋼の錬金
術師」での、ロイ・マスタング役の声優である、Travis
Willinghamさんですね。その時には、新版アニメの
吹替についてのお話も、たくさん聞けるのではない
でしょうか。
準備期間として1年はたっぷりですし、それまでに
色々な状況が好転しているといいですね。


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さて本題です。
2009年4月17〜19日に、イギリス・ノーサンプトン
で開催される予定のアニメコンベンション「Kitacon:
17th」(公式サイト)が、3月22日付けのニュースで、
参加する音楽ゲスト2組について紹介していました。
その一方が、オランダのJ-POPカヴァー・バンドだと
いう、Slightly Springです(MySpaceYouTube
チャンネル
)。
カタカナ表記だと「スライトリースプリング」で、「らき
☆すた」にならって、「すら☆すぷ」という愛称を希望
しているみたいです。
活動は2007年頃からのようなので、YouTube経由
などで既にご存知の方も多いでしょう。
メンバーは、
Lindy - ヴォーカル、ギター
Faried - ギター、バッキング・ヴォーカル
Joost - ベース、バッキング・ヴォーカル
Jasper - ドラム
という方達になります。


アニメコンベンションに呼ばれるだけあって、カヴァー
している曲も、

「God Knows...」(平野綾)
―― 「涼宮ハルヒの憂鬱」挿入歌
「空色デイズ」(中川翔子)
―― 「天元突破グレンラガン」OP
「tomorrow」(下川みくに)
―― 「フルメタル・パニック!」OP
「Wish」(OLIVIA inspi’ REIRA(TRAPNEST))
―― 「NANA」OP
「Cherish」(大塚愛)
―― アルバム「LOVE for NANA」から
「Rolling star」(YUI)
―― 「Bleach」OP
「Glamorous Sky」(中島美嘉)
―― 映画「NANA」主題歌

などなど、アニメソング専門みたいですね。
いずれはオリジナルの曲にも挑戦したいそうですが。
とりあえず、「God Knows...」と「空色デイズ」の動画
を張っておきますね。
僕はまったく判断出来る立場ではありませんが、平野
綾さんや中川翔子さんに思い入れのある方が聞いて、
どう感じるでしょうか。
日本語それ自体は、ヴォーカルのLindyさんもすごく
頑張っていると思います。








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2009年03月30日

スペイン・ムルシアで開催されるアニメ・マンガイベント「Nemawashi(根回し)」


今日は時間がないので一発ネタです。
例によって、スペインのアニメ・マンガ情報サイ
「Ramen Para Dos」さん経由なんですけど、
その3月23日付け記事で紹介されていたのが、
スペイン南東部の都市ムルシアで、4月3〜4
日に開催されるアニメ・マンガイベントの、
「Nemawashi」(公式サイト)だったりします。


イベント・ポスター
(キャラは、「フルメタル・パニック!」の千鳥かなめ
さんでいいでしょうか)

CARTEL01.jpg


「Nemawashi」というのは、公式サイト上のタイト
ルからもわかるように、もちろん日本語の「根回し」
からですね。
第一回は2007年12月21〜22日にかけて開催され、
今回が二回目になるので、「2」が付いています。


ともあれ、面白いネーミングだと思うわけです。
どうしてこういう名前にしたかというと、スペイン語
Wikipediaの「根回し」の項
からの引用文章が掲載
されているように、意味は誤解なく把握しており、過
去に組織を再編する際、その「根回し」的な行動を必
要としたので、その象徴ということみたいですね。
とりあえず、「Dangou(談合)」とかじゃなくってよかっ
たかもです? 
イベントの内容は、通常のアニメコンベンションと同
じで、カラオケやコスプレコンテスト、ビデオゲーム大
会、AMVやスタジオジブリ映画の上映などになり、
残念ながら「社内で上手く立ち回るための根回しの
コツ」みたいな講座は用意されていないようです。
そりゃないですよね(笑)。
いずれは「Kawaii」に続いて、「Nemawashi」も通じ
る言葉として定着するでしょうか。


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スペインでは同じ4月4日に、バルセロナでも
開催されるアニメ・マンガイベントがありまして、
そちらの名前は「Niban! Hanami S.O.S.」
(公式サイト)になります。

イベント・ポスター
(こちらのキャラはオリジナルです?)

cartel%20definitivo.jpg


「Niban!」はもちろん、昨年2008年4月5日の第一回
に続いての第二回ということですが、「S.O.S.」は、
開催が危ぶまれているとか、桜の咲いている場所が
危機で花見が出来ないかも、ということではなく、主催
団体が、「涼宮ハルヒ」シリーズのSOS団から名前を
取った、バルセロナの「Asociación Juvenil Brigada
S.O.S.」(公式ブログ)という人達だからです。
こちらのイベントも、カラオケ・コスプレコンテストにゲー
ム大会やアニメ上映といった、同趣向の内容みたいで
すね。
タイトルに「Hanami」があるように、桜が咲いているよ
うな場所だといいんですけど。スペインでも桜は今頃咲
くんです?


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2009年03月29日

米・テネシー州のアニメコンベンションJAMPcon 2009延期についての、代表Andrea Morgan氏による説明


当ブログ3月23日付け記事

「米・テネシー州のアニメコンベンション
JAMPcon 2009が不況を理由に開催延期へ」


のフォローになります。
詳しい事情については、当事者の方にお話を訊く
べきだろうと、JAMPcon 2009(公式サイト)の代表
であるAndrea Morgan氏に、問い合わせのメール
を送っておいたのですが、本日丁寧なお返事をいた
だきました。ありがとうございます。


コンベンションが延期となった理由として、公式コ
メント
内で「economic collapse(経済の危機的
状況)」を挙げていて、スポンサーが集まらないとか、
集客が見込めないとかいうことを僕は想像して、
Morgan氏にその点をお伺いしてみたんですが、
やはり後者が理由として大きかったようです。
以下、コメントを一部引用させていただきます。


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1年目にはいくつかのスポンサーがついてくれて
いて、もちろん今年も探してはいましたが、そんな
必死に、というほどではありませんでした。
なので延期の主な理由は、仰るように、参加者の
数を保証出来なかったからですね。


延期せざるをえないとしたら、開催の直前までそ
の決定を引き伸ばすことは、良い考えとは思いま
せんでした。なのでこれは、より予防的措置な行
動だといえます。
アメリカに住む私達はみんな、全米各地ですでに
数百万の人々が職を失っている状況を理解して
います。全てのアニメコンベンションがその影響を
感じているのでしょうが、唯一の違いは、私達の
JAMPconは、まだ始まって二年目だということな
のです。


代表として、延期によって参加を考えていた人達
に、厳しい経済状況から立ち直る時間を与えられ
ると考えました(既に、良い決断だったと私に伝え
てくれてきた人達もいます)。そして私達にとっても、
JAMPconが存続する可能性をより確実にしてくれ
ていると思います。


歴史のあるアニメコンベンションにとっては、参加
者の減少は、開催を継続するか否かを左右するほ
どの大きな問題にはならないかもしれません。
けれど、歴史の浅いコンベンションにはなってしま
うんですね。(同じテネシー州で開催予定が中止さ
れた)Anime Addictsが、その1回目大会を開催
出来なかったのも、参加者数を見込めないことが
理由のひとつだろうと、私は考えています。
そういった状況をアニメファン達もちゃんと理解して
くれていることに、私達は感謝しています。
延期は、中止とは全く別のことです。
既に新しい開催期日も決定していますし(2010年
5月21〜23日)、新たなゲストも1人決まりました。
新装された公式サイトも、もうすぐ立ち上がる予定
です。来週末にはMTAC(Middle Tennessee Anime
Convention 公式サイト)があります。私達もそこへ
JAMPcon 2010をプロモートするために参加します。


初年度は参加者達からも、たくさんのサポートを
受けることが出来ましたし、延期が多くの点で、
JAMPconを実際救うことになっていると思います。
なので、今年行っていただろうものよりも、2010年
の内容は、より良いものになるだろうと私は確信し
ています。
(ところで、AnimeCons.comの記載では、昨年の
推定有料入場者数が約400人となっていますが、
約500人が最終的な正しい数字です)


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というのが、まずいただいた一通目のメールの
内容になります。続いて届いた二通目では、より
詳しいディテールが語られていました。
未曾有の大不況という、全米的な状況に加えて、
チャタヌーガ市自体のアニメファン・コミュニティの
小ささもあるようです。それなりのファン人口がい
るフロリダなどとは、また違うというわけですね。
だから昨年の500人という数字は誇るべきものだ
というのが、Morgan氏の解説です。
とはいえ決して大きな数字ともいえないので、それ
を下回るかもしれない現在の経済状況を考えると、
小さな規模のコンベンションとしては、無理にリスク
を犯せないという判断なんだろうと思います。
延期の決断が早かったことで、金銭的損失も生じ
ていないようです。


そうですね、Morgan氏の説明を聞いて思うのは、
アメリカは広くて、アニメコンベンションの規模・性
格にしても、地域によって色々異なるだろう、とい
うことですね。
一般メディアは、数万人を動員し、日本からの大
物芸能人ゲストが参加するような大イベントを、
北米のアニメコンベンションだとして伝えていると
思うんですが、数百人規模で、大物ゲストが参加
しているわけではないけれど、少ないスタッフ達の
熱意によって支えられている、地方のコンベンショ
ンも、やはりたくさんあって、そちらの方が実は多
数派だろうと思います。
イベントの規模の大小に関係なく、スタッフや参加
者達を動かすのは、アニメやマンガに対する愛情
と、それをイベントを通して伝えたい、同じものを愛
する人達と分かち合いたいという気持ちだと思い
ます。


二通目の最後に、Morgan氏が記していたのが、
「日本の人達が、JAMPconに来られるわけではな
いということはわかっていますけど、アニメは、私達
のどちらにとっても、とても大切なものですよね。
だから、延期についてもきちんとした説明を知る権
利が、お互い全ての人にあると思います」
という言葉でした。
アメリカでこうやってアニメを愛して活動している自
分達のことは、きちんと知っていてもらいたい、とい
うことだと思います。当ブログを通じて少しでもその
お役に立てたのなら、幸いです。
来年度のJAMPconの成功を、心から祈ります。


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2009年03月28日

アメリカのアニメ月刊誌「Anime Insider」の廃刊と、2号目が出ない英語版「Megami DX」について


あ、遅ればせながらの話なんですけど、「Anime
Insider」が廃刊するんですね。

アニメ!アニメ! 2009年3月27日付け記事
「米国のアニメ月刊誌『Anime Insider』廃刊へ」

僕自身も、かつては「Anime Insider」に時折目を
通していたものの、より内容が充実している、お馴
染み「OTAKU USA」(公式サイト)が2007年6月に
創刊してからは、全く読むことがなくなっていました。
そういう風に「OTAKU USA」へ乗り換えた人が多
かったのかどうかは、知る由もありませんが。
「Anime Insider」の発行部数は10万部程度という
ことですけど、「OTAKU USA」については、msnbc.com
2008年9月11日付け記事
における、編集長パトリ
ック・マシアスさんのコメントによると、その時点で
6万部ということですね。
それから半年が過ぎて、どれだけ変わっていて、
「Anime Insider」の廃刊を受けて、さらにどれだけ
変わっていくでしょうか。


フォーラムなどで目にする反応でも、「情報が古い」
というコメントが多いですし、日米ではリリースの時
間差も大きかったですから、速報性ではなく、マニア
ックで濃いオタク視点からの記事・コラムの充実に編
集方針を絞った「OTAKU USA」のやり方は、個人的
には楽しいものです。寄稿者のほとんどが、名前を知
っている方ということもありますけど。
また、そういった内容にもかかわらず、表紙には「ドラ
ゴンボールZ」「GT」「NARUTO」「Bleach」「鋼の錬金
術師」といったメジャー作品を用いて、マニア以外の
人の目も引くような戦略も、効果的だろうと思います。


あと残るアニメ雑誌には、「Protoculture Addicts」
(公式サイト)があるんですが、2号先の99号からは、
コミック最大手ディストリビューターであるDiamond
Comicによる扱いがなくなることもあって(Anime
News Network 2009年2月20日付け記事
)、こち
らも不安ではありますね。


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それで思い出したのが、2008年12月14日付け記
で触れた、Digital Manga Publishing(公式サイト)
からの、英語版「Megami MAGAZINE DELUXE」
のリリース状況ですね。
記事から3ヶ月以上が過ぎましたけれど、2008年
11月に予定されていた第2号、2009年1月に予定
されていた第3号は共に、いまだに出版されていな
いようです。
最近のニュースだと、Sequential Tartが3月9日
付けで、DMPのMichelle Mauk氏へのインタビュ
を掲載していましたが、今後については前向きな
がらも、英語版「Megami MAGAZINE DELUXE」
についてのコメントはありませんでした。


2号以降が出ない理由を、1号の売れ行き不調かも
と想像は出来ます。あくまで想像ですが。
アニメキャラのイラスト・ピンナップ雑誌の総集編とい
う性質上、そも翻訳の必要はあまりなく、そういう物
を求めるコアなファンは、既に日本からの最新号の
輸入版を買っているのでは、と思うからです。
例えば、オンラインストアAnime Nationの書籍売れ
筋ランキング
を見ても、「メガミマガジン」や「ニュータ
イプ」の、日本から輸入した最新号が売れているのが
わかりますよね。
そういった人達があらためて英語版を買うかというと、
疑問なわけです。
なので売るとしたら、「OTAKU USA」が独特な記事
を大量に掲載しているように、英語版向けのみの新
規のイラストなどが必要かもですが、そこまでするの
は、きっと大変でしょう。


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2009年03月27日

フランスでの日本マンガ売り上げランキング(2009年2月期)


まず先に、同じフランス発の情報を。
2月25日から、パリのCinéma Publicisで単館先
行公開されていた「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序」
(フランス公式サイト)ですけど、Box Office Mojo
によると、その一週目の週末興行成績(3月4〜8
)は4001ドル(約39万4099円)、公開館数が5館
となった翌週末(3月11〜15日)は3836ドル(約37
万7846円)になり、累計が1万1592ドル(約114万
1812円)ですね。
残念ながら、さらにその翌週末(3月18〜22日)は、
ランキングから姿を消しています。
上映自体はまだ、3館ほどで続いているようですが
(スケジュール)。


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というわけで本題です。
恒例ですが、BDZOOM.comによる、フランスでの
マンガ売り上げ月間ランキングの、2009年2月分
記事ですね。

BDZOOM.com 2009年3月25日付け記事

"ZOOM SUR LES MEILLEURES VENTES
 DE MANGAS – MARS 2009"


まずは、トップ15のランキングを引用してみます。
数字は累計の推定刷り出し冊数です。累計なの
で、出版が古いものは、順位とは食い違います。


1.「NARUTO」第40巻(22万冊)
2.「銃夢-Last Order」第11巻(6万冊)
3.「FAIRY TAIL」第5巻(7万冊)
4.「NANA」第20巻(5万5000冊)
5.「NARUTO」第39巻
6.「聖闘士星矢 LOST CANVAS 冥王神話」第4巻
  (4万冊)
7.「D.Gray-man」第14巻
8.「JACKALS 〜ジャッカル〜」第4巻(3万冊)
9.「BLUE DRAGON ラルΩグラド」第2巻
  (3万8000冊)
10.「エンジェル・ハート」第26巻(1万8000冊)
11.「ベルセルク」第30巻(3万冊)
12.「Dofus」第10巻
13.「GetBackers -奪還屋-」第31巻(1万7000冊)
14.「FAIRY TAIL」第4巻
15.「魔法先生ネギま!」第17巻



というわけで、先月に引き続き、「NARUTO」第40巻
が首位を堅持しています。すごいですね。
新作ということでは、やはり「FAIRY TAIL」に勢いが
ありますね。「聖闘士星矢 LOST CANVAS 冥王神
話」も、根強いフランスの「聖矢」人気を示しています。


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では続いて、Edistatによる、フランス国内での書籍
全体売り上げ週間ランキングの最新分(3月16日〜
22日)
から、日本マンガを抜き出してみると、


28位 「NANA」第20巻
37位 「ソウルイーター」第1巻
39位 「NARUTO」第40位
42位 「ベルセルク」第30巻
48位 「ソウルイーター」第2巻
53位 「FAIRY TAIL」第5巻
57位 「ツバサ-RESERVoir CHRoNiCLE」第21巻
61位 「エア・ギア」第14巻
133位 「銃夢-Last Order」第11巻
157位 「テイルズ オブ シンフォニア」第1巻
173位 「涼風」第11巻
178位 「ツバサ-RESERVoir CHRoNiCLE」第21巻
    (ハードカバー?)
197位 「湘南純愛組!」第29巻
198位 「NARUTO」第39巻


になります。
ニューカマーで元気があるのは、3月12日に第1&
2巻が同時発売された「ソウルイーター」ですね。
月間ランキングでどこに位置するでしょう。


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毎年恒例の、du9によるフランスのコミック市場調査
2008年度版、

(英語翻訳記事)
"Numerology, 2008 edition (I)"
"Numerology, 2008 edition (II)"

では、マンガの状況についても触れられていました。
市場全体は成長を続けているものの、2001〜2005
年と比較すると、ここ3年の伸びは緩やかになってい
るようですね。
「NARUTO」が飛び抜けた売れ筋である状況は変わ
らないものの、その全体の売り上げは2007年の200
万冊から、2008年は186万冊へと初めて低下してい
て、ついに飽和に達したのか、気になるところです。
また、長く人気を保っていた「ドラゴンボール」も、
2008年はその売り上げが28%も落ちたとのことです。
これからの実写版映画の公開が、人気再興につなが
るでしょうか。


2009年度におけるフランス市場の不安材料としては、
人気シリーズの「DEATH NOTE」「SAMURAI DEEPER
KYO」「フルーツバスケット」が完結したこと、日本での
出版に追いつきそうな「鋼の錬金術師」「NANA」などの
出版数が減ることが挙げられています。2010年度は、
それに「NARUTO」「Bleach」「ONE PIECE」「魔法先生
ネギま!」も続きそうです。
市場の大きな割合を占めている、ベストセラー作品の
出版数が減ることは確かに大きな問題でしょうけれど、
逆に考えれば、上記のランキングでも勢いのある
「FAIRY TAIL」「ソウルイーター」のような新しい作品
が入り込む余地が生まれた、ともいえますよね。
また状況を見守っていきたいです。


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2009年03月26日

「卒業 Graduation 聖羅ヴィクトリー」――演目としての「ロボットアニメ第1話」


最近は、アニメ感想あるいは評論の方にも、もう
少し力を入れなきゃと思ってて、バンダイチャンネ
経由になるんですが、1995年のOVA作品「卒業
Graduation 聖羅ヴィクトリー」
の第1話「花鳥風月
乙女の舞!事件だよ、全員集合!!」を見てみました。


この作品は、1992年にPC-9800シリーズ対応で発
売された育成シミュレーションゲーム「卒業〜Graduation
〜」に登場する女の子達を主役にして描いた、ゲー
ム本編とは内容的に全く無関係なロボットアニメと
のことですね。あ、ゲーム「THE IDOLM@STER」と
アニメ「アイドルマスター XENOGLOSSIA」みたい
な関係ですか。
原作ゲームについては何も知りませんが、いわゆる
「ギャルゲー」最初期の名作、とされているみたいです。
知らないにもかかわらず見てみようと思ったのは、
正直に言ってしまうと、バンダイチャンネルの作品
リスト
をチェックしていて、単に一番馬鹿馬鹿しそう
な作品に思えたから、だったりします(笑)。
でも実際に見てみると、なかなかにしっかりとした作
品だったので、少しだけ論じてみますね。


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女の子キャラとの関わりを主軸にしたゲームをアニ
メ化する際に難しいことのひとつは、女の子達と触
れ合っていく男性キャラの扱いだと思います。
ゲームをプレイしている間は、主人公イコール、プ
レイヤーの主観視点が保たれているわけですが、
客観視点から描かれるアニメだと、自分以外の男
性キャラと女の子達が、お話したりデートしたりする
のを脇から眺める形になるわけで、まあ、面白くな
いですよね(笑)。
かといって、アニメのお話に男性キャラを出さない
とすると、そもそも男性と関わるためだけに存在し
ている女の子達の存在・行動理由もなくなってしま
って困ります。


この「聖羅ヴィクトリー」では、ゲーム版の主役視
点であった男性キャラの教師を出さない代わりに、
女の子達の存在理由として、凶悪な犯罪ロボットと
戦う正義の組織「聖羅V」を結成した、という設定が
用意されています。
この物語設定は、少なくとも第1話においては成功
していると思います。
その理由には2つあって、まず「暴れている巨大な
悪に立ち向かう正義のロボットが突然現れ、悪のロ
ボットをやっつける」というフォーマットが、ロボットア
ニメの第1話のそれとしてお馴染みの、共通理解を
得たものであり、物語世界構築に余計な手間を必要
とせず、ただ女の子達のキャラとしての魅力を伝え
るのに専念出来るから、ですね。


この作品が制作された1995年の時点でも、いまさ
ら「そんな巨大人型ロボットなんてありえない」とい
う批判は野暮なだけであり、ロボットアニメならこう
いう第1話でいいという、ジャンルに対する了解が広
く存在していたと思います。
演劇や映画でも、何度も上演・制作されてきた名作・
名場面というものがあって、筋は誰もが知っていても、
今度は誰が演じてどういう演出解釈がなされるのか
という点に、観客の興味が集中するのに近いですか。
だから、ゲームのキャラである女優達に、「ロボット
アニメの第1話」という演目を与えた、と考えればい
いわけですね。
ロボット出動の際に、全員が制服姿になるのは、理
屈で考えればおかしいですけれど、彼女達が、そも
そもそれ以上のアイデンティティを求められてない
象徴だろうと思います。


この選択が、原作ゲーム内でのキャラにとってふさ
わしいものであったかどうかは、ゲームを知らない
のでわかりませんが、結果としてのアニメを見る限
りでは、あらためての世界構築を省いていい分、女
の子達の魅力を伝える場が増えているのだろうとは
思いますし、キャラが売りである作品としては、正し
い方向性だったでしょう。
これが逆に、「誰でもわかるロボットアニメの第1話」
ではなく、男性キャラは出さないが、あらためての世
界構築が必要なプロットだったりしたら、30分の時間
は説明だけで終わってしまったと思います。
役に立つ男性キャラの排除によって、「女の子達同士
だけで力を合わせて頑張る」という意味でのお話にな
ったのも、個人的には嬉しいですし。あ、あんまり力
は合わさってなかったような気もするかも(笑)。


成功の第二の理由は、そういうプロットを伝える、
アニメ作品としてのクオリティが高いことですね。
ちゃんと出来ている、というと失礼に聞こえてしまう
かもしれませんが。
作画は良好だし演出にもキレがある。というか頑張
り過ぎくらいに(笑)、ロボットアニメとして燃えるシー
ン・アクションが満載です。
ロボットアニメという「何でもあり」なジャンルだから
と、ヒロインの1人志村まみさんのコピーアンドロイ
ドまで登場させて、さらに女の子を追加するという、
ありがたいサービスもありますし。
これが、ゲームの延長にある現実的なドラマだった
りしたら、そんな荒技は無理ですよね。
でも本物を蹴飛ばして操縦席奪うのは、やっぱりひど
過ぎです(笑)。


ともあれ、どんなに馬鹿馬鹿しいことでも、実力が
ある者が徹底して本気でやれば、これだけ面白くなる
という証明だろうと思います。第2話も楽しみです。
唯一の困った点は……OPと出動シーンでの裸ですね。
別に成人向けゲームが原作というわけではないので
すし、それ以外に本編内でファンサービス的な描写
はほとんどないのですから、それだけ浮いてしまって
います。


ちなみにこの作品、当時ビデオとレーザーディスクは
発売されたようですが、結局日本国内ではDVD化
されていないみたいですね? 日本で見ようと思ったら、
ネット配信の利用になりますか。
北米では、「Sailor Victory」のタイトルで、MEDIA
BLASTERSから2001年2月に、DVDが英語吹替入
りで発売されています。アメリカAmazonだと、残り2
枚ですが、まだ在庫がありますね。

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2009年03月25日

ベトナムでのコスプレ人気について


まず先に、3月21日付け記事のフォローから。
イギリスのアニメ・マンガ情報サイトUKA-The
UK Anime Network
のマスコットキャラの
名前は、「Mizuki(美月)」に決定したそうです。

The UK Anime Network 2009年3月24日
付け記事
"UKA names new mascot"

四つ選ばれた最終候補である「Yuka」「Mizuki」
「Miyako」「Haruka」のうち最も票を集めたのが、
「Mizuki」ということですね。
漢字で書く「美月」の意味が“beautiful moon”
なので、イラストの雰囲気とピッタリなのも理由だ
ったでしょう。可愛いと思います。

mascot-moon.jpg


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さて本題。
ベトナムのThanh Nien Daily紙の電子版
3月23日付け記事、

"Dressed to kill"

は、ベトナムでのコスプレ人気を伝えるものでした。
ベトナムでコスプレが人気らしいというニュースは、
数年くらい前から伝わってきていたと思います。
(参考・VTC News 2007年4月16日付け記事
"Lễ hội Cosplay(コスプレ・フェスティバル)")



記事によると、ベトナムでコスプレが人気を集めるよ
うになったのは2005年頃からで、現在では首都ハノ
イやホーチミン市において、
「AM Festival」
「Stylish Festival」
「Viet Otakus Festival」
「Komikku Festival」
「Duo Cos」
といったイベントがたくさん開催されているようです。
この中から、2008年2月17日にホーチミン市で行わ
れた「Viet Otakus Festival 2008」のプログラムに
ついてGame VNフォーラム"viỆt Otakus Festival
2008"
で読むことが出来ますが、コスプレ・コンテス
トの優勝グループには、200万ドンの賞金が出るみた
いで、日本円だと……1万1千円くらいですか?
向こうの物価的にはどうなんでしょう。 日本から浴衣
を買うと、300万〜500万ドンする、という話はありま
すが。


コスプレ人気のある作品はというと、
「ヴァンパイア騎士」
「美少女戦士セーラームーン」
「名探偵コナン」
「ドラゴンボール」
「スーパーマリオブラザーズ」
が挙げられていますね。
ベトナムでの日本マンガ・アニメ商品の流通というと、
マンガの出版社としては、Kim Dong(公式サイト 
「ドラゴンボール」「ONE PIECE」)やVang Anhとい
った出版社があり、コスプレイベントも主催していると
のことです。

参考・
「グレンラガン」「アイシールド21」──
日本のアニメはベトナムでも作られていたっ!!


在ベトナム日本大使館「本の漫画とアニメに関する
ワークショップの開催」



もちろんコスプレはビジュアルで紹介しやすいもの
だから、海外での日本のポップカルチャー人気を伝
える時には一番利用される、ということはありますの
で、海外での報道の読み取りに、注意は必要です。
例えば海外でも、マンガ家を目指して頑張っている
人はたくさんいると思いますけど、その活動は大き
なイベントでもない限り、コスプレのようには派手
な絵にならないわけですし。
記事でも、娘さんがコスプレを通して、友達を作った
り社交的になっていったりといった、良い面を理解
している52歳のお父さんのコメントが紹介されてい
ますけど、それぞれの社会・人においての、コスプ
レ活動を通した自己表現であったり、共同体意識の
構築であったりといった内実を、詳しく知っていきた
いとは思います。


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2009年03月24日

「映画はこうしてつくられる」(2008年)に掲載された伊藤孝一氏の文章の、「日本映画史100年」(2000年 四方田犬彦)との類似について


奥付によると2008年12月31日に出版された、「映画
はこうしてつくられる」(伊藤孝一・公野勉・小林義寛 
風塵社)は、サンライズ代表取締役社長・内田健二氏
やGDH執行役員副社長兼COO・内田康史氏へのイン
タビューも掲載されているので、当ブログのメイン閲覧
者であるアニメファンの方でも、読まれた人が多いの
ではないかと思います。


その「映画はこうしてつくられる」の、P11からP24に、
「第T章 一九八〇年代以降の日本映画の製作と表
現の変容」と題した、日本大学法学部新聞学科教授で
あるという、伊藤孝一氏の文章が掲載されていました。
内容はタイトル通りに、1980年代以降の日本映画の
状況を解説したものですが、目を通し始めると、僕は強
い既視感をおぼえました。
すぐに思いついて、本棚から取り出したのが、「日本映
画史100年」(2000年 四方田犬彦 集英社新書)に
なります。
この本もタイトル通りに、日本映画の歴史を新書サイ
ズの分量で、入門書的にふりかえった内容なんですけ
ど、伊藤孝一氏の文章のほとんどに、この「日本映画
史100年」のそれと、非常に似通ったものが含まれて
いるんですね。
もちろん、同じ日本映画の歴史を扱った文章なのだか
ら、歴史的事実の解説が重なるということはあるでしょ
う。けれど、伊藤氏の文章・展開自体はそれ以上に、
四方田氏の文章に似過ぎているんですね。


たくさんあるので全ては紹介出来ませんが、いくつか
以下に比較掲載してみるので、それぞれの人で考えて
みてください。
先に引用する黒字の文章が四方田氏の「日本映画史
100年」から、続く赤色の文章が、伊藤氏の「一九八〇
年代以降の日本映画の製作と表現の変容」からになり
ます。


short_g.gif


「日本映画について考えようとするとき、われわれが
直面する困難のひとつに、ジャンルとしてのその輪郭
を見定めることが、厳密には不可能ということがある。
この傾向は第二次大戦前の、日本が植民地を所有し
ていた時期からすでに存在していたが、形と意味を変
えて、現在においてますます強くなってきている」
(P14 本文1行目〜4行目)

「日本映画のことを考えようとする際、『日本映画の
定義をどうするかという問題に直面する。ジャンルと
しての輪郭を見定めることが、不可能といわざるをえ
ない。この傾向は、日本が植民地を有していた第二
次大戦前から存在していたが、現在において加速の
度を増している」

(P13 本文1行目〜3行目)




「たとえば戦前に台湾や朝鮮、満州で日本人が制作や
監督をしたフィルムは、はたしてどの程度にまで日本
映画と呼ばれうるのか。崔洋一や李学仁といった在日
韓国人が監督したフィルムはどうなるのか(もしそれが
日本映画ではなく、また在日朝鮮人が主演したフィル
ムさえも日本映画という範疇から排除してしまうなら、
戦後の日本映画史は崩壊してしまうだろう)」
(P14 5行目〜8行目)

「たとえば、戦前に朝鮮、満州、台湾で日本人が製作
や監督した作品は、どの程度まで日本映画と呼べるの
か。崔洋一(『月はどっちにでている』『血と骨』など)や
李学仁(『異邦人の河』『詩雨おばさん』など)といった
在日韓国人が監督した作品はどうなるのか。また、在
日朝鮮人が主演した作品を日本映画から外してしまう
と、戦後の日本映画史は瓦解してしまうのではないだ
ろうか」

(P13 4行目〜7行目)




「だが、その黒澤と塚本晋也の『鉄男』の間には、さら
に広々として昏い深淵が存在している」
(P15 9行目〜10行目)
「黒澤の作品は、デ・シーカの『ウンベルトD』に代表
されるネオレアリスモと、はるかに多くの共通項をもっ
ている。そして塚本の描く悪夢の世界は、スプラッター
ムーヴィーやギーガーの絵画世界を連想させ、われ
われが通常に考えている伝統的な日本から隔絶して
いる」
(P15 12行目〜15行目)

「たとえば、黒澤明の『生きる』と塚本晋也の『鉄男』の
間には、仄暗い深淵が存在している。黒澤の作品は、
デ・シーカの『ウンベルトD』に代表されるようなネオレ
アリスモと多くの共通項をもっている。そして、塚本が
表現する悪夢の世界は、スプラッタームービーやギー
ガーの絵画作品を連想させ、いわゆる伝統的な日本
から隔絶している」

(P13 11行目〜 P14 1行目)




「(略)そこに『日本映画』という統合的な範疇を歴史
的に与えることは、ほとんど無意味のように思われ
る。ここに挙げた三本は日本映画である以前に、世
界映画史における同時代性を優れて体現している
のであって、それを無視して強引にフィルムを国籍
に縛りつけることは、個々の作品の本質を見誤って
しまう危険性がある。日本映画はこの一世紀の間に
かくも大きな変貌をとげたのであり、どの時点に焦点
を当てて論じるかによって、日本映画論は決定的に
違ったものとなるだろう」
(P16 1行目〜6行目)

「この二つの作品は日本映画である前に、世界映画
史における同時代性を体現している。それを無視し
て強引に国籍に縛りつけることは、作品の本質を見
誤る危険性を孕んでいる。
 こう考えると、『日本映画』という統合的な範疇を
歴史的に与えることは、あまり意味をもたなくなる。
日本映画はこの一世紀の間に大きく変貌し、どの時
代に焦点をあてて論じるかによって、日本映画論の
差異は決定的になるだろう」

(P14 1行目〜5行目)




「一九八〇年代の日本映画を特徴づけるのは、スタ
ジオシステムがいよいよ機能停止に近付き、映画の
制作・配給・興行においてそのことの影響が顕著に
なったことである」
(P202 1行目〜2行目)

「そして八〇年代の日本映画は、大きな転換期をむか
えた。スタジオシステムが機能停止に近づき、映画の
企画・制作・配給・興行において、その影響が顕著に
なったことである」

(P14 11行目〜12行目)




「松竹・東映・東宝からは、日活のような形で新人監
督は育たなかった。とりわけ松竹は山田洋次の『男は
つらいよ』シリーズを十年一日のように制作するだけ
で、映画的には八〇年代にほとんど見るべき貢献を
していない」
(P203 3行目〜5行目)

「東宝、松竹、東映からは日活のような形で新人監督
は輩出しなかった。松竹は、山田洋次の『男はつらい
よ』シリーズを漫然とつくりつづけるだけで、映画的には
八〇年代に見るべき貢献をしていないといっていい」

(P16 5行目〜7行目)




「プログラム・ピクチャーという形式を曲りなりにも維
持していたのは、ピンク映画の世界である。信じられ
ない低予算と劣悪な条件、さらに批評家たちの蔑視に
もかかわらず、六〇年代よりラディカルな活躍を続け
てきたピンク映画は、八〇年代にも優れた新人監督に
35ミリ処女作を撮らせる機会を与えた」
(P204 1行目〜4行目)

「プログラム・ピクチャーという形式を維持していたの
は、ピンク映画である。信じられないほどの低予算と
劣悪な制作条件と労働条件、そして批評家たちの蔑
視にもかかわらず、若松孝二など六〇年代からラジカ
ルな活躍を続けてきたピンク映画は、八〇年代にも優
れた新人監督に三五_処女作を撮らせる機会を付与
した」

(P16 11行目〜14行目)




「一九九〇年代は日本経済にとって、これまでない不
景気が恒常的に続く時代となった。八〇年代後半に
『バブル景気』と呼ばれた好景気が終わってしまうと、
企業はいっせいに経営規模を縮小し、失業率が増加し
た。加えて九五年は、日本人に後々まで残る心理的ト
ラウマが連続して生じた年であった。神戸で前例のな
い規模での大地震が生じ、オウム真理教が東京の地
下鉄に毒薬を撒いて無差別殺人を企てた。外国人の
不法滞在者は急速に増加した」
(P216 1行目〜5行目)

「一九九〇年代は、日本経済にとって、これまでに体
験したことのない不景気が恒常的に続いた。八〇年
代後半の『バブル』と呼ばれた好景気が終わってしまう
と、企業は一斉に経営規模を縮小し、失業率が増加し
た。さらに九五年は、後々まで残る心理的トラウマが
連続して発生した。神戸で前例のない規模の地震が
発生し、オウム真理教が東京の営団地下鉄(現・東京
メトロ)に毒物を撒いて無差別殺人を企てた。外国人
の不法滞在者が夥しい速さで増加した」

(P19 1行目〜5行目)


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「日本映画史100年」の出版は2000年なので、2000
年代の状況について、伊藤氏が綴った部分(P22〜24)
については、当然「日本映画史100年」からの類似は確
認出来ません。
とはいえそれ以外の部分ではほとんど、上記に引用し
た文章のような形での類似が認められます。
同じテーマとはいえ、これだけ文章が似通ってしまう
偶然の可能性が、どれだけあるでしょうか。
もちろん、参考文献としても記載されていません。
「日本映画史100年」の出版元である集英社には連絡
しておきましたので、問題があると判断されたなら、なん
らかの対処がなされるでしょう。


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2009年03月23日

米・テネシー州のアニメコンベンションJAMPcon 2009が不況を理由に開催延期へ


今の北米の景気後退が、開催数・参加人数共に
ずっと右肩上がりだったアニメコンベンションに、
どれだけ影響を与えるかは、ずっと調査している
テーマです。
そんな中、7月10〜12日にテネシー州チャタヌーガ
市で開催予定だった、JAMPcon 2009(公式サイト)
が、不況を理由として本年度の開催をキャンセルし、
2010年5月21〜23日に延期することを発表してい
ます。

ソース・AnimeCons.com 3月22日付けニュース
"JAMPcon 2009 has been postponed until 2010"

今年になって、開催が中止・延期された北米のアニ
メコンベンションとしては、Ani-Aikousha-Con(2月
13〜15日 ニューヨーク州ローチェスター)、Anime
Addicts Convention(2月27日〜3月1日 テネシ
ー州メンフィス)に続いて三つ目ですが、不況をその
理由としてはっきり公式に挙げたのは、このJAMPcon
が初めてだと思います。
JAMPconは今年が二回目の予定で、昨年3月28〜
30日に開催された第一回の推定有料参加者は400
人ということでしたから、大規模ではないですけど、
初回としてはまずまずの数字だったと思います。
その経験を踏まえて、経費がどれだけ必要かも理解
したでしょうし、現在の経済状況下で無理に開催は
出来ない、との判断が働いたようですね。
会場を借りたり、ゲストを呼ぶのにもそれなりのお金
はかかるわけです。無理に開催して、こういう小規模
のイベントだとまだ若いだろう主催者さん達が、借金
を背負うようなことになっても大変ですよね。


不況が理由という言い方は漠然としてますけど、やは
りスポンサーが集まらないとか、そういうことなんでし
ょうか。テネシー自体の景気もあるでしょうし。
以前にも噂として触れた、ディーラーズ・ルームでの
売れ行き不振が事実だとすれば、あまり集客が見込
めそうにないイベントだと、ディーラーも出店したがら
なくなりつつあるのかもしれません。
JAMPconの代表であるAndrea Morgan氏はコメン
トの中で、これはあくまで延期に過ぎないことを強調
しており、2010年の開催への期待を述べています。
その頃までに、アメリカの景気が回復しているかどう
かは……オバマさんの頑張り次第かもですね。


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2009年03月22日

「ストライクウィッチーズ」第1話を見て――まなざしの無意味性という価値


今日は、評論を少しだけです。
僕は基本的に、いわゆるファンサービス描写を
強調したアニメ作品は視聴しないのですけれど、
「ストライクウィッチーズ」(公式サイト)については、
10年近く交流し続けていて、最も信頼出来る方
が楽しんでいると知り、視聴すべきかどうか、煩
悶の日々を半年ほど続けていたんですね。
それにも、もう疲れてきて、一生悩み続けるわけ
にもいかないし、今回アニメNewtypeチャンネル
第1話を無料配信していると知ったので、覚悟
を決めて、その第1話だけでも見てみることにし
ました。


short_g.gif


ストーリーやキャラクターについて、第1話だけで
どうこう評価することはしませんが、特に冒頭の
空中戦闘シーンに集中していた、巷で話題になっ
ているカメラワークに関しては、作中でどう描かれ
ているのか、確認することが出来たと思います。
確かに、驚きではありました。
あくまで個人的見解ですが、それらの描写につい
て考えてみて気づくのは、描写自体の物語的無
意味さの、無意味であるがゆえの、見る側にとっ
ての価値ですね。


映像物語作品というのは、物語という意味に沿っ
た映像を、フレームによって切り取り、観客に提
示するものですよね。撮影し、上映・放送する過
程においては、どうしてそういう映像を選択した
かという、作り手の意図が、常に付随している。
例えば、主人公である女の子の前から撮影して
いるカメラが、彼女の背後から凶器を構えて近寄
ってくる悪人の姿を、肩越しに捉えたシーンがあ
ったとします。
そのカメラの視点は、女の子の視点ではないし、
悪人の視点でもない。女の子に危機が迫っている
という物語的意味を、観客に伝えるための、第3
の視点です。
そこで観客は、「危ない、気づいて!」と女の子の
危機に息をのんでもいいし、「気づかないなんて、
馬鹿だ」と女の子を思ってもいい。それは、観客
側の解釈の自由なんですけれど、少なくとも反応
し、解釈する基点となるだけの、文脈というもの
があるわけです。受け入れるにせよ、拒絶するに
せよ、そこには対象としての意味が必要です。


では、この「ストライクウィッチーズ」における、一
連の描写に、物語的意味はあるでしょうか。
お尻や股間を撮影される、アニメですから描かれ
ることが、例えばストライカーユニットの機能の説
明に不可欠といったような、なんらかの物語的意
味を備えているでしょうか。
この作品の、最も有名なキャッチフレーズは、
「パンツじゃないから恥ずかしくないもん!」です
が、少なくとも作中キャラ達は、自分達の体の部
分が、そういう風にクローズアップされて描かれ
ていることを自覚していませんし、結果として、
「恥ずかしく」感じたりもしていないようです。
どういう風に描かれていようと、彼女達の戦闘そ
れ自体の理解には、なんの影響もないように思い
ますし、描写がなくても、大枠の物語は成立しそう
です。


同じように股間を映し出す映像でも、例えば「スカ
ートめくり」のように、要因としての行為者が描かれ
る場合には、被害者である女の子においても、その
行為に対する反応によって、怒るにせよなんにせよ、
行為者との関係性という、物語的意味が備わります
よね。
けれど、キャラクターとそも無関係な「ストライクウ
ィッチーズ」のカメラ視点からは、そういった意味は
発生しようがありません。
あるのは、画面の外にだけへ向けられた、空白の
文脈です。
空白であるからこそ、観客は、その視点を自分の
ものとして獲得出来る、自分なりの意味を仮託して
受け入れられる、という構造が、この作品に吸引力
を発生させていると思います。


short_g.gif


もし、描写に物語的意味が備わっていたなら、
「このことを説明するために、この場面ではお尻
を映さなくてはならないんだな」といった、客観的
解釈という第三者性のクッションを通して受けとめ
ることが出来ますし、少女のお尻や股間の映像を
見ている自分にも、それなりの物語的必然性があ
るからという、エクスキューズが用意出来ます。
エクスキューズなんて必要ない、そのものを見たい
から見たいというのも、それはそれでひとつのスタ
ンスですが。


けれど、そんな物語的意味のない、「ストライク
ウィッチーズ」の場合は、解釈の逃げ場が与えら
れていない。映像と、そういう映像を見ている自
分との関係性を、自分自身でどうにかして構築し
なくてはならない。
違う言い方をすれば、作品のそういう描写を見て
いる自分を、第三者としてではなく、主体的に向
き合っている者として、自分で自己認知しなくては
ならないのです。
これが「プリキュア」シリーズのような作品だと、
本来の視聴者は小さな子供であって、自分はあく
まで脇役に過ぎないという認識が、作品への距離
感を作ってしまうわけですが、「ストライクウィッチー
ズ」の場合の観客は、まさに自分しかいない主役
として、一対一の立場で、作品にまっすぐ向き合う
ことが許されるわけです。
そこで求められる能動性が、作品に対する愛着に
もつながるでしょう。自分は逃げずに、作品を受け
入れたんだ、これが正直な自分なんだという。


第1話の視聴だけでの感想ですが、作品と共に、
それを見ている自分を受け入れられる、自己了解
の心地良さのシステムが、「ストライクウィッチーズ」
という作品の魅力のひとつとして機能していると
思いました。


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2009年03月21日

イギリスの情報サイトThe UK Anime Networkのマスコットキャラに名前をつけてあげよう企画


昨日に引き続いて、イギリス発のお話です。
イギリスのアニメ・マンガ情報サイトUKA-The
UK Anime Network
の代表であるRoss
Liversidgeさんとは、先日連絡が取れて、
日本でもUKA発の記事を紹介させてもらってい
ることをお伝え出来ました。
さらに、今後の日英での交流に繋がればと思い
ます。


short_g.gif


そのUKAで現在進行中の、興味深い企画が、
3月17日から始まっている、"Name UKA's Mascot
competition"
だったりします。
これは文字通り、新しく創ったUKAのマスコットキ
ャラにふさわしい名前を考えてあげようと、フォー
ラム
で募集しているんですね。
名前が選ばれた人には、「ツバサ・クロニクル」の
DVDBOXセットがプレゼントされることになってい
ます。
Ross Liversidgeさんから、画像の提供と掲載許
可をいただきましたので、こちらでも紹介させてい
ただきます。ちょっと大きめですけど、この際です
からそのままで。


mascot-moon.jpg

mascot-clear.jpg

mascot-design1.jpg


見ての通り、彼女のデザインは、初音ミクさんの従
妹といった感じですが、そもそもUKAのTOPページ
には、ミクさんのイラストが飾られていて、そのイメー
ジを残して、というデザイン方針だったので、こうなっ
たようです。
デザインが決定するまでの変遷は、こちらのフォーラ
で。
現在までに候補として提出されている名前は――、


・Yuka-chan
・Meikoime
・Minako
・Betty
・Uki Kishi Azumi
・Reginald
・Aoi
・Mizuki(美月)
・Himeko(姫子)
・Airi(愛理?愛莉?)
・Hanako(花子)
・Meia-chan
・Yumi
・Sakura
・Miyako(美夜子)
・Hikaru
・Stiffler
・Lilika
・Rossophia
・Yoshiko
・Yuukei
・Eimi(英美)
・Chiami
・Hinata
・Kissa(フィンランド語で「猫」)


などなどになりますね。たくさんです。
漢字がついているのは、その表記も合わせて考え
られているものですね。
例えばEimi(英美)の漢字の意味は、"British Beauty"
になるから、という発想は、イギリスのサイトとしては
ふさわしいかもですし。


ともあれ、日本語風の名前のみという規定があった
わけではないですが、やはりそういうのが多いみた
いですね。これが例えば、中国映画の情報サイトな
ら、中国風の名前にしたくなったでしょうから。
日本発のポップカルチャーを代表するハロー・キティ
はイギリス・ロンドン出身の筈で、Kittyという名前も
含めて、そういう設定には、西洋への憧れみたいな
ものが含まれていたと思います。
今度は、イギリスのアニメファン達が、マスコットキャ
ラの名前に、自分達の日本への憧憬みたいなものを
重ねているかもしれない、逆の構図が発生している
のが、とても面白いですね。
最終的には候補を四つに絞って、そこから投票で決め
ることになるようです。可愛い名前になりますように。

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2009年03月20日

イギリス・ロンドンのバービカン・センターで、GONZO作品の上映イベント


まず先に、3月6日付け記事のフォローです。
AV Watch3月19日付け記事によると、北米での
ブルーレイ版「AKIRA」の出荷数は2万枚を記録し、
販売予測を5万枚に上方修正したとのことですね。
こちらの想像の倍でした。すみません。
記事では、「入手困難な状況が続き」とありますが、
とりあえずアメリカAmazonには在庫があるようです。


北米で「AKIRA」が映像ソフト化されるのは、これが
3回目になると思います。
最初は、90年に北米で劇場配給した、Streamline
PicturesによるVHSテープ、そして2001年になって
新たに権利を獲得したGeneon USAが、吹替もやり
直したDVD、さらに今回権利が移った、BANDAI
Entertainment
HONNEAMISEレーベルからの、
ブルーレイですね。
今回のブルーレイで収録されている英語吹替は、
Geneon USA版だと思いますが、90年代に「AKIRA」
によって、初めてアニメに目覚めた世代には、
Streamline版の吹替に愛着がある人も多くて、
今回収録されなかったことを残念がる声も目にして
います。


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さて本題です。
昨年9月の、手塚治虫アニメ作品に続いてですが
(2008年7月22日付け記事)、イギリス・ロンドン東
部のバービカン・センター(公式サイト)で、今度は
GONZO作品の集中上映企画が、4月7〜9日に
予定されています。
これはAnimate the World 2009(4月4〜12日)
という企画の一環で、GONZOは日本アニメの代表
として、特集が組まれています。


ソース・Otaku News 2009年3月19日付け記事
"Japanimation: Gonzo Focus at The Barbican:
7-9 April 2009"


Barbican - animate - what's on
"Japanimation: Gonzo events"



キュレイターを務めるのは、バービカンでの日本
アニメ上映企画をずっと手がけている、Helen
McCarthyさんです(新刊の「500 Essential
Anime Movies: The Ultimate Guide」
につ
いても含む、ポッドキャストAnime Todayのインタ
ビュー
)。


上映スケジュールは、

4月7日
午後6時 
OVA「青の6号」第1〜4話
午後9時
テレビシリーズ「SAMURAI 7」第1&2話
「ウィッチブレイド」第1&2話

4月8日
午後6時15分
テレビシリーズ「HELLSING」第1&2話
「岩窟王」第1&2話
午後8時40分
映画「銀色の髪のアギト」

4月9日
午後6時15分
「Gonzo Goes Streaming」
世界向けにネット配信される作品の紹介
「シャングリ・ラ」  
「BLASSREITER」
「鉄のラインバレル」
「ロミオ×ジュリエット」
(記載はありませんが、多分それぞれの第1話)

午後8時30分
「Gonzo: New Horizons - Japanimation Surprise
 Sneak Peak!」
(当日まで不明の、新作の先行上映がある模様)

といったものになっています。
GONZO作品のファンからすると、どうでしょう。
個人的には、テレビ版「HELLSING」を入れちゃう?
みたいな気持ちもありますが(笑)。しかもイギリス本
場での上映ですし。
秘密にされているSneak Peakは、おそらく日本でも
4月から放送開始される「咲 -Saki-」(公式サイト)で
なければ……最近の成功作というと、「ロザリオとバ
ンパイア」か「ストライクウィッチーズ」です?
どちらも劇場の大画面だと、それなりの衝撃がある作
品みたいですが。


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2009年03月19日

北米オンラインストアでの、マンガ売り上げランキング(2009年3月中旬編)


いよいよ開幕した東京国際アニメフェア2009(3月
18〜21日 公式サイト)ですけど、今日付けの英
字日刊紙The Japan Times第二面にも、さっそく
記事が掲載されていました。

The Japan Times 2009年3月19日付け記事
"China, tourism feature in huge 'anime'
convention"


内容は、初めて参加したという14のアニメ関連
中国企業、アニメ作品を利用した観光資源活動、
クランチロールによるアニメのネット配ビジネス
などについて、ですね。
興味深いシンポジウムはたくさんあったようなの
で、レポート色々期待しています。


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というわけで、昨日のDVDに引き続き恒例の、
北米(アメリカ・カナダ)オンラインストアにおける、
マンガ作品の売り上げランキング2009年3月中
旬編です。


short_g.gif

アメリカ

大手一般書店チェーン

・Borders

1.「NARUTO」第41巻
2.「NARUTO」第40巻
3.「NARUTO」第39巻
4.「フルーツバスケット」第22巻
5.「NARUTO」第38巻
6.「ヴァンパイア騎士」第6巻
7.「Bleach」第26巻
8.「ロザリオとバンパイア」第6巻
9.「NARUTO」第36巻
10.「NARUTO」第35巻


・Barnes & Noble

1.「フルーツバスケット」第22巻
2.「Dark Hunger」
3.「NARUTO」第38巻
4.「NARUTO」第33巻
5.「ヴァンパイア騎士」第6巻
6.「NARUTO」第41巻
7.「フルーツバスケット」第21巻
8.「NARUTO」第32巻
9.「NARUTO」第34巻
10.「NARUTO」第36巻


・Books-A-Million

1.「NARUTO」第41巻
2.「NARUTO」第39巻
3.「NARUTO」第38巻
4.「NARUTO」第40巻
5.「NARUTO」第34巻
6.「NARUTO」第35巻
7.「NARUTO」第36巻
8.「NARUTO」第37巻
9.「NARUTO」第33巻
10.「NARUTO」第31巻


オンラインストア

・アメリカAmazon

1.「フルーツバスケット」第22巻
2.「十二国記」第3巻(小説)
3.「Maximum Ride」第1巻
4.「NARUTO」第42巻
5.「NARUTO」第41巻
6.「NARUTO」第43巻
7.「ヴァンパイア騎士」第6巻
8.「NARUTO」第39巻
9.「NARUTO」第40巻
10.「NARUTO」第38巻


アニメ・マンガ専門店

・AnimeNation

1.「メガミマガジン」2009年2月号
2.「Flamboyant Illustration Book」
3.「メガミマガジン」2009年1月号
4.「メガミマガジン」2008年12月号
5.「NARUTO」第42巻
6.「R20 Rockman & Rockman X Complete Works」
7.「ホビーJAPAN」2009年2月号
8.「ニュータイプ」2009年1月号
9.「ホビーJAPAN」2009年3月号
10.「ニュータイプ」2009年2月号


・Right Stuf

1.「フルーツバスケット」第23巻
2.「フルーツバスケット」第22巻
3.「かりん」第13巻
4.「かりん」第12巻
5.「今日からマ王!」第4巻
6.「Samurai Deeper Kyo」第34巻
7.「まもって守護月天!」第5巻
8.「ケロロ軍曹」第17巻
9.「学園アリス」第8巻
10.「幻影夢想」第2巻


・Anime Castle

1.「ロザリオとバンパイア」第6巻
2.「Bleach」第26巻
3.「NARUTO」第38巻
4.「NARUTO」第39巻
5.「NARUTO」第40巻


コミック専門店

・Midtown Comics
(ニューヨーク州ニューヨーク市)

1.「NARUTO」第39巻
2.「NARUTO」第38巻
3.「NARUTO」第40巻
4.「NARUTO」第41巻
5.「コードギアス 反逆のルルーシュ」第3巻
6.「ブラック・ジャック」第3巻

カナダ

・Bookmanager
(コミック&グラフィックノベル・ランキング)
――カナダ国内の、大手チェーンに属していない
独立書店向けの書籍データ・サイトで、調査対象
はコミック専門店や、大手チェーンを除く、400店
ほど。

1.「WATCHMAN」
2.「ヴァンパイア騎士」第6巻
3.「NARUTO」第34巻
4.「Bleach」第26巻
5.「NARUTO」第35巻
6.「NARUTO」第40巻
7.「NARUTO」第37巻
8.「NARUTO」第36巻
9.「NARUTO」第38巻
10.「Maximum Ride」第1巻


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というわけで引き続き「NARUTO」が強いですが、
一方の雄である「フルーツバスケット」の最新第
22巻も、単巻では負けていない人気だと思います。
あと人気シリーズの、

「Bleach」第26巻
「ヴァンパイア騎士」第6巻
「ロザリオとバンパイア」第6巻

といった新刊も好調で、「NARUTO」だけで書店の
棚を独占させまいと、頑張っているようですね。
個人的には、コミック専門店のMidtown Comics
で、「ブラック・ジャック」第3巻が売れているのが嬉
しいです。一般書店よりも、コミック専門店で売れる
種類のマンガになっているようですね。


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2009年03月18日

北米オンラインストアでの、アニメDVD売り上げ・予約ランキング(2009年3月中旬編)


まず先に、公開からは4ヵ月も過ぎているので
ご存知の方も多いでしょうけれど、僕が気づいた
のは数日前なので、とりあえず。
以前紹介したものとは、イタリアの、また別のグル
ープであるC4DTeam 3D Animation Studioが、
2008年10月21日に公開していたのが、フルCG
による「UFOロボグレンダイザー」のクリップ、
「Grendizer Returns-Short Movie-」ですね。
まあ、ものすごいディテールの出来だとは思います。
ダイナミック・プロさんや、さかもとえいぞうさん的に
はどうなのか、は知りませんけれど……。
かなりダウンロードに時間がかかりますけど、高画質
大画面版もこちらで視聴出来ます。






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では恒例ですが、北米各オンラインストアにおける、
アニメDVDの売り上げ・予約ランキング2009年3月
中旬編ですね。
以下、各ストアのトップセラー・リストです。


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アニメ専門ストア

AnimeNation
(予約含む売り上げランキング)

1.「N・H・Kにようこそ!」第6巻
2.「コードギアス 反逆のルルーシュ Part 3」限定版
3.「コードギアス 反逆のルルーシュ Part 3」通常版
4.「史上最強の弟子ケンイチ Season 1 Part 1」
5.「Darker Than Black」第3巻
6.「Darker Than Black」第2巻
7.「パンプキン・シザーズ」第6巻
8.「ラブひな Box Set」
9.「クレイモア」第3巻
10.「CLANNAD - Collection 1」(1〜13話)


Right Stuf International
先週のTOP10ランキング(予約含む)

1.「舞-乙HiME」第5巻
2.「舞-乙HiME」第6巻
3.「舞-乙HiME」第7巻
4.「舞-乙HiME」第3巻
5.「舞-乙HiME」第4巻
6.「舞-乙HiME」第2巻
7.「舞-乙HiME」第1巻特別版
8.「幽遊白書 Season 4 Box Set」
9.「N・H・Kにようこそ!」第6巻
10.「スレイヤーズTRY Box Set」


The Anime Corner Store
・予約ランキング

1.「史上最強の弟子ケンイチ Season 1 Part 1」
2.「学園戦記ムリョウ Complete Box」
3.「天元突破グレンラガン Part #3 DVD Bundle」
4.「KANON Complete Collection」
5.「ARIA The NATURAL Part #2 DVD Box」
6.「らき☆すた」第6巻


Anime Castle
(予約含む)

1.「クレイモア」第4巻
2.「ツバサ・クロニクル」第12巻
3.「まもって!ロリポップ Complete Series」
4.「こはるびより Complete Collection」
5.「ゴールデンボーイ」


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一般DVDストアのANIMEコーナー


DVD Planet

最近2週間での、DVD売り上げ全体でのTOP25に、

1位 「機動戦士ガンダムF91」
2位 「コードギアス 反逆のルルーシュ Part 3」通常版

がランクイン。


DVD Empire
(予約含む)

1.「Bleach」第15巻
2.「コードギアス 反逆のルルーシュ Part 3」通常版
3.「Darker Than Black」第3巻
4.「怪物王女 Collection 1」
5.「イノセンス」
6.「NARUTO Uncut DVD Box Set VOL.5」
7.「うたわれるもの The Complete Collection」
8.「剣風伝奇ベルセルク Complete Collection
  (リマスター版)」
9.「アフロサムライ」
10.「幽遊白書 Season 4 Box Set」


Video Universe
(日本アニメのみ)

1.「ドラゴンボールZ Season 6 Uncut DVD Set」
2.「ドラゴンボールZ Season 8 Uncut DVD Set」
3.「クレイモア」第3巻
4.「カウボーイビバップRemix: Complete Collection」
5.「涼宮ハルヒの憂鬱 Complete Collection」
6.「アフロサムライ: Resurrection」限定版
7.「コードギアス 反逆のルルーシュ Part 3」限定版
8.「アフロサムライ」
9.「The ビッグオーU Complete Collection」
10.「アフロサムライ: Resurrection」通常版


Wal-mart
(日本アニメのみ)

1.「DEATH NOTE Box Set 2」
2.「ドラゴンボールZ Season 9 Uncut DVD Set」
3.「ドラゴンボールZ Season 8 Uncut DVD Set」
4.「ドラゴンボールZ Season 2 Uncut DVD Set」
5.「NARUTO Uncut DVD Box Set VOL.8」
6.「NARUTO Uncut DVD Box Set VOL.6」
7.「NARUTO Uncut DVD Box Set VOL.7」
8.「NARUTO Uncut DVD Box Set VOL.13」
9.「犬夜叉 5th season Box Set」
10.「犬夜叉 The Movie - The Complete Box Set」


Buy.com

1.「ドラゴンボールZ Season 8 Uncut DVD Set」
2.「ハウルの動く城」
3.「桜蘭高校ホスト部 Complete Collection Part 2」
4.「Darker Than Black」第3巻
5.「コードギアス 反逆のルルーシュ Part 3」通常版
6.「ぱにぽにだっしゅ! Complete Box Set」
7.「るろうに剣心 TV Series Season 2」
8.「新機動戦記ガンダムW Complete Collection 2」
9.「ウィッチブレイド Box Set」
10.「桜蘭高校ホスト部 Complete Collection Part 1」


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という感じですね。
今期の売れ筋は、

「コードギアス 反逆のルルーシュ Part 3」
「Darker Than Black」第3&4巻
「N・H・Kにようこそ!」第6巻
「クレイモア」第3&4巻
「史上最強の弟子ケンイチ Season 1 Part 1」

辺りでしょうか。
「Darker Than Black」は、日本では地味な反応
だったような気がするので、向こうでの好評は興味
深いですね。
DVD Planetで「機動戦士ガンダムF91」が全体の
(!)1位になっているのは、よくわかりません。
確かに売価14.19ドル(約1400円)とお買い得では
ありますが、そんなに北米で人気のあった作品だっ
たとは?


Right Stufにずらっと「舞-乙HiME」の単巻がラン
クインしているのは、BOXセットの発売が近いと見
越したのか、例によって一枚5ドルの叩き売りをし
ているからですね。BOXとストラップ特典付きの第1
巻特別版は10ドルです。
でも、どの巻も在庫はまだ500枚近くあって、これを
処分するのは大変そうです。


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2009年03月17日

OTAKU USA編集長パトリック・マシアスさんによる、日本オタク文化の歴史を語るレクチャー at テンプル大学ジャパンキャンパス


よく取り上げさせてもらっている方ですけれど、雑誌
OTAKU USA(公式サイト)の編集長であるパトリック・
マシアスさんが、去る3月13日に、東京都港区南麻
生にあるテンプル大学ジャパンキャンパスに招かれ、
「Otaku Power – Trivia, Desire, and Transformation」
と題した、日本のオタク文化の歴史について語るレ
クチャーを行ったそうです。
その模様がさっそく、マシアスさんの個人ブログで
ある「An Eternal Thought in the Mind of Godzilla」
に3月14日付けで、ポッドキャストとして公開されて
いました。いわゆるオーディエンス録音ではなく、発
言者ご本人による収録なので、音質は良好です。


40分程の長さの内容は、「鉄腕アトム」「宇宙戦艦ヤ
マト」「機動戦士ガンダム」「超時空要塞マクロス」
「AKIRA」「新世紀エヴァンゲリオン」といった、各年代
の代表的な作品を通した、アニメ文化とそのファンダ
ムの、歴史と変容をざっと語る、というものです。
冒頭でマシアスさんも断っていますが、時間が限られ
ているので、オタク文化の重要なパーツである同人誌
活動などに触れる余裕はなく、よってそこから派生した
やおいにもまったく言及出来ませんでしたが、仕方な
いと思います。
可能なら2日間ほど時間をつくって、OTAKU USAの
編集者・ライターさんが、それぞれの専門分野について
じっくり語るシンポジウムでも開催出来れば理想的な
んでしょうけれど。日本からも、数土直志さん(アニメ!
アニメ!
)、ceenaさん(英語で!アニメ・マンガ)、かざ
みあきらさん(白い空)、といったエキスパートの方々を
お招きして。あ、僕は荷物持ちくらいの役にしか立たな
いと思います、あはは。


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マシアスさんが大きく時間を割いて語っていたのが、
秋葉原の歴史と、そこで起きた事件の解説でした。
ずっと西日本在住で、今まで一度も秋葉原に足を運
んだ経験のない僕には、日本のオタク文化を語る時
に、どれだけ秋葉原について割合をさくべきか、判断
する資格はないと思います。その辺は、もっとふさわ
しい方にマシアスさんの解説を聞いてほしいです。


アメリカ映画について語る時に、ハリウッドという街あ
るいは地域の存在が、都合が良いように、ひとつの
わかりやすい象徴として、秋葉原という街が便利だと
いうのはわかります。観光産業としても、「まずここに
行っておかねば」というスポットがあるのは、きっとあ
りがたいことでしょうし、とりあえず秋葉原を紹介してお
けば、日本のオタク文化の一端には触れたことになる
という、手順の話ですね。
ただその一方で、メイド喫茶が日本のどこの街にでも
あるわけではないし、コスプレなんて一度もしたことが
ない、そもそも新作テレビアニメがほとんど放送されな
い地域に住んでいる人も、たくさん存在するという日本
全体の実態も、きちんと伝わっていては欲しいです。
海外のメディアが日本のオタク文化の代表として秋葉
原を紹介する際に、「自分には関係ない」と感じる人達
の、オタクとしてのアイデンティティを支えるものはなん
なのかという想像もまた、必要だろうと思います。


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OTAKU USA絡みで、ついでに紹介しておく動画があり
ます。
ブログAnime Dietが公開している、コンベンションWondercon
(2009年2月27日〜3月1日 公式サイト)のビデオリポー
トで、OTAKU USAのパネルの模様も取材されており、
マシアスさんを含むOTAKU USAの編集者さん・ライター
さん達のお姿も拝見出来るのですね。
こういう方々が作っているんだとわかる、良い機会だろう
と思います。
それと頑張ってますゴジラ。受けるのわかります。





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2009年03月16日

北米の不況はアニメコンベンションに影響を与えているか


まず先に、海外「崖の上のポニョ」予告編を2つ
ご紹介です。それぞれ違ってて、面白いです。ど
ちらもHQ版でどうぞ。
1つ目は、この週末の3月20日から公開される、
イタリア版の予告。主題歌もちゃんと歌ってくれ
ていて、微笑ましい雰囲気だと思います。




続いて、4月8日から公開されるフランス版。
宮崎駿監督作品のネームバリューを押し出した、
アート系っぽい感じでしょうか。




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さて本題です。
アメリカ・アイオワ州グリムスに拠点を置くオンライ
ンストアRight Stufが、隔週で配信しているポッド
キャストAnime Todayの最新エピソード第88回ゲ
ストは、コンベンション情報専門サイトAnimeCons.com
の創設者&代表である、Patrick Delahanty氏でした。
Anime Todayには、2007年9月14日に配信された
第49回以来の、二度目の登場になりますね。


メインの話題は、AnimeCons.comが今年1月か
ら新たに配信開始したビデオポッドキャストだったん
ですが、やはり今の北米の不況が、各地のコンベ
ンション参加者達に、どんな影響を与えているのか、
という話も出ました。
それを受けて、Delahanty氏が紹介したのが、
AnimeCons.comのフォーラムで始まっている、
「今の経済状況が、あなたのアニメコンベンション
参加に影響を与えているか?」
という意識調査でした。
投票の締め切りは今月末なので、まだ最終的な結
果は出ていないんですが、これまでの反応を見て、
Delahanty氏がとりあえず述べたのは、

「コンベンション参加者数には、まだそんなに落ち
込みはないようだが、そこで使うお金は減らしてい
るようだ。これまでは2枚買っていたDVDを、1枚に
するような」

という印象の言葉でした。
コンベンションそれ自体は盛況が続いていても、アニ
メ・マンガ関連商品を直接販売する、ディーラーズ・
ルームでの最近のビジネスが、厳しい状況にあるらし
いという話は、あくまで北米ファン間の噂レベルです
けど、実は僕も耳にしています。かつてのようには、
会場で商品を買ってくれなくなったということですね。


そもそも、特別な投げ売りは別として、一般的なディ
ーラーズ・ルームでの販売価格は、オンラインストア
でのセールス価格と比較すると、むしろ割高なくらい
だと聞いています。それでも売れたのは、おそらくは
コンベンションという、スペシャルな雰囲気での気持
ちの昂揚による、「えい、買っちゃえ!」的な衝動も
大きかったのではと想像します。
けど、もはやこういう不況下ですし、買うのなら、少し
でも安いオンラインストアで購入しようという理性が、
会場でも働いてしまうのかもですね。
あと現状では、北米のコアなファンがこぞって関連商
品を買うような、ビッグな人気作品がない、ということ
もあると思います。
過去に北米でも一世を風靡した、「涼宮ハルヒ」や「鋼
の錬金術師」の新作が、そういう面で今年はどれだけ
影響するでしょう。


全般としては、かつての30年代の大恐慌時代に、映
画産業がむしろ急成長したことを引き合いに出して、
現在の不況下でも、現実逃避の場所として、アニメコ
ンベンションは人気を博し続けていくのではないか、
というのが、Delahanty氏の予測というか希望でした。
昨年の北米マンガ市場の縮小に続いて、今年はアニ
メコンベンションにも大きな変化が訪れるかどうか、
注目します。


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2009年03月15日

カナダ・YTVで放送の始まった、英語版「ふたりはプリキュア」詳細――「ありえない」は"I don't believe this"


ずっとフォローしている話題ですが、カナダ・YTV
(公式サイト)で3月6日より放送の始まっている、
「Pretty Cure」こと英語版「ふたりはプリキュア」
について、詳しい情報がいろいろ出ていますので、
まとめて紹介しておきますね。今日は長いですっ。


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まず、これは事前にお願いしてあったんですけど、
カナダ・トロントに在住の、かねてよりお世話に
なっているピグモんさん(本サイト「英語でユ〜ギ
オ〜!」
)が、ご自身のブログで、第2話「Cleaning
Up the City」(日本題「カンベンして!闇に狙わ
れた街」)をご覧になった感想を綴られていますの
で、ぜひご参考ください。
日本語で感想を読めるのは、とても助かります。
ありがとうございました!


Babbling Bubbles - ピグモん日記
2009年3月14日付け記事
「カナダYTVの英語版『二人はプリキュア』を見てみた」


4歳のお嬢さん的には、変身シーン以外はいまひと
つの受け、みたいな感じですか?(笑)
「Oh My God」を言わせる言葉遣いとか、もう少し上
のプリティーン狙いじゃないか、という話もありますけど。
通称カブキさんことピーサードは、複数いる敵幹部の
1人ですね。その上に、ジャアクキングというボスが
いる、というかたちになっています。
モンスターの名前はオリジナルそのままで、以降の
シリーズも、
「ウザイナー」(Splash☆Star)
「コワイナー」(プリキュア5)
「ホシイナー」(5GoGo!)
「ナケワメーケ」(フレッシュ)
という感じで続いていきます。
変身シーンはどんどん長くなります。「5GoGo!」では
6人にもなって、もう大変です(笑)。


日本語の看板やお味噌汁は残されているというこ
とは、キャラクターの名前は英名だけれど、舞台は
日本のまま、ということでしょうか。英語版「美少女
戦士セーラームーン」なんかも、そういう感じだった
みたいですけど。あかねさんのタコカフェの「たこ焼
き」も、そのままでした?
時間帯の悪さは……難しいですね。
それより伝え聞く、告知していた時間枠に放送しな
かったり、開始時刻が微妙に早くなっていたりとか
いう(4分早く始まっていて、録画していたら冒頭が
切れていたなんて話を目にしました)、アバウトさも
気になります。
ともあれ、色々ありがとうございました。今後も楽し
んでいただければ嬉しいですけど、どうでしょう?


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ではとりあえず確認出来た、英語版での改変部分に
ついて並べてみます。まずキャラの名前は、


・美墨なぎさ→Natalie Blackstone 愛称はNat

・雪城ほのか→Hannah(ファミリーネーム不詳)
 発音的には、ハンナではなくハナのよう。

・志穂→Shawna 莉奈はそのままRina
 あ、同じことを3回繰り返して言う、志穂さんの口
 癖は、さすがになくなったようです。

・なぎさの弟、亮太→Ryan

・藤P先輩こと藤村省吾→Ferguson

・ピーサード→Pizhard

・ジャアクキング→Dark King


辺りが、2話までに明らかになっているようです。
変わっていないのは、ミップル(Mipple)、メップル
(Mepple)、ブラック(Cure Black)&ホワイト(Cure
White)というプリキュアの名称、ザケンナー(Zakennaa)、
学園の名前「ベローネ」(Verone)、そして雪城家の
飼い犬である忠太郎(Chuutarou)などですね。
忠太郎を残せるのなら、なぎさ&ほのかを残しても
よかったような気もしますけど。
気になっていた、なぎささんの口癖「ありえない」は
"I don't believe this"ですか。
それと必殺技では、「プリキュア・マーブル・スクリ
ュー」が、「Marble Twister」に変わったようです。
「スクリュー」の語感の違い、でしょうね。


本編内容のカットもほとんどなかったようですが、
一番大きく、かつ評判のいい非変更点は、本編中の
劇伴音楽が、オリジナルそのままということですね。
4Kids Entertainmentによる英語吹替アニメなど
だと、劇伴もそっくり変えられると思いますから、
この点については、嬉しい予想外だったようです。
ただし、残念ながらOP&EDは、別の英語曲に差し替
えとのことです。いつか未来に、「ガンバランスDEダン
ス」の英語版が作られる可能性も少なくなった、という
ことでしょうか。


吹替自体の出来については、手がけているのが英語
版「ガンダム」シリーズなどで知られる、バンクーバー
のOcean Studioということで、概ね好評ですね。
声優さんも、ほとんどカナダの人達ですが、アニメの
経験があまりない人が多いような気がします。
Natalie役のRocio Barahonaさんは、「舞-乙HiME」
のロザリー・クローデルに続く2作目のアニメ吹替、
Hannah役のMichelle Molineuxさんは、どうもこれ
が初めてのアニメ吹替じゃないかと思います。
なので逆に、シリーズが進むにつれ、どんどんとキャラ
にもこなれてくるんじゃないか、という期待はあるようで
すね。


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声優さんといえば、情報源として重要になりそうな
のが、ToonZoneのアニメフォーラム内のスレッド、

"Official Pretty Cure English Dub airs today!"

ですね。
ここには3月12日から、英語版藤P先輩のFerguson役
である、声優のWill Woodさんが現れて、ファンからの
英語版「プリキュア」吹替収録についての質問に、直接
答えてくれているのです。
Woodさんが、以前に演じたアニメキャラは、OVA「ハン
ター×ハンター」のイモリとNicholas(ニコル?)、
そして作中でのその他チョイ役のみで、長期間携わる
テレビシリーズは初めてのようですから、色々とファン
達からの声も聞きたいご様子です。


まずあった質問が、名前の変更など各種のローカラ
イゼイションについてだったんですけど、理由自体は
詳しく知らないものの、その全ては、カナダ現地のス
タジオ・スタッフの独断ではなく、日本のオリジナル・ク
リエイターである、東映アニメーションの決定・承認を
経たものだ、とのことです。
現地に改変作業を投げ出しせず、日本側も積極的に
関わっているという意味では、いいことだと思います。
4Kidsが手がけている、英語版「遊戯王5D's」などは、
日本版との矛盾が生じて、困ったことになっているそ
うですから(詳しくは、ピグモんさんの「英語でユ〜ギ
オ〜!」
で解説されています)。
それだけ「プリキュア」が、東映にとって大事なブランド
だということでしょうね。
ただし、オーディションの時点では、まだキャラの名前
は日本語のままであり、藤P先輩の英語名も、当初は
今のFergusonではなかったようで、色々と模索があ
ったみたいです。


Will Woodさんのライブジャーナル
http://willjwood.livejournal.com/

志穂(Shawna)役のNikkita BradetteさんのLJ
http://nikkita.livejournal.com/


2009年03月14日

スペインの専門店での、日本マンガ売り上げランキング(2009年2月期)


まず先にです。
そろそろ来日されていると思う、MangaCast
エド・チャベズさんによる最新ポッドキャスト(第
361回)のお題は、コミック「ひとひら」第2巻(桐
原いづみ)のレビューでした。北米ではAurora
Publishing
からこの第2巻が、2008年12月29
日に出版され、第3巻も今年3月に続いている筈
です。
僕個人はこの「ひとひら」という作品、コミックも
アニメ版も、プロットの根本的な破綻と暴力肯定
思想を否定の理由にして、まったく評価していな
いのですが、エドさんは、主人公・麻井麦さんの
成長物語として、素直に褒めておられました。
それはそれで、その人の受けとめ方ですし、本
来は、そういう風に読んでもらいたかったろう作
品だとは、僕も思いますけど……。


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さて本題。
気がついたらずいぶんと放置してしまっていた、
スペインのマンガ売上げデータです。すみません。
お馴染みですが、スペインのアニメ・マンガ情報
サイトの「Ramen Para Dos」提供による、マドリ
ード市のコミック専門店Dharma Comicsと、マン
ガをメインとする日本のオタク文化グッズ専門店の
OtakuCenterになります。
とりあえず、1月末分も重なりますが、2009年2月
期四週分のデータですね。


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1月26日〜2月1日

・Dharma Comics

1.「鋼の錬金術師」第19巻
2.「Bleach」第28巻
3.「D.Gray-man」第12巻
4.「きまぐれオレンジロード」第2巻
5.「銀魂」第8巻
6.「NARUTO」第38巻
7.「ヴァンパイア騎士」第5巻
8.「バガボンド」第29巻
9.「FAIRY TAIL」第2巻
10.「蟲師」第9巻

・Otaku Center

1.「ヴァンパイア騎士」第5巻
2.「鋼の錬金術師」第19巻
3.「Bleach」第28巻
4.「D.Gray-man」第12巻
5.「銀魂」第8巻
6.「きまぐれオレンジロード」第2巻
7.「BLACK BIRD」第2巻
8.「リアル」第8巻
9.「レンアイ至上主義」第3巻
10.「僕の初恋をキミに捧ぐ」第12巻


2月1〜8日
・これ以降は、Dharma ComicsとOtaku Centerの
売上げを合わせたリスト

1.「鋼の錬金術師」第19巻
2.「Bleach」第28巻
3.「きまぐれオレンジロード」第2巻
4.「D.Gray-man」第12巻
5.「ヴァンパイア騎士」第5巻
6.「魔法の山」(谷口ジロー)
7.「蟲師」第9巻
8.「BLOOD+ A(アダージョ)」第1巻
9.「家庭教師ヒットマンREBORN!」第12巻
10.「GTO」第9巻


2月9〜15日

1.「Bleach」第28巻
2.「鋼の錬金術師」第19巻
3.「ヴァンパイア騎士」第5巻
4.「ボボボーボ・ボーボボ」
5.「FAIRY TAIL」第2巻
6.「BLACK BIRD」第3巻
7.「GTO」第9巻
8.「かりん」第8巻
9.「家庭教師ヒットマンREBORN!」第12巻
10.「ホットギミック」第10巻


2月16〜22日

1.「NARUTO」第39巻
2.「るろうに剣心」第5巻(新装版)
3.「聖闘士星矢 THE LOST CANVAS」第5巻
4.「鋼の錬金術師」第19巻
5.「FAIRY TAIL」第2巻
6.「ヴァンパイア騎士」第5巻
7.「D.Gray-man」第14巻
8.「デトロイト・メタル・シティ」第3巻
9.「クレヨンしんちゃん」第4巻
10.「NANA」第19巻


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という感じです。
今期は、ずっと「Bleach」第28巻、「鋼の錬金術師」
第19巻、そして「ヴァンパイア騎士」第5巻の争いだ
ったわけですが、それに取って代わった「NARUTO」
の最新第39巻の勢いもスゴいです。このトップは、
しばらく続きそうですね。
北米との違いというと、フランスと同じく「FAIRY TAIL」
や「聖闘士星矢」シリーズの強さが目立ちます。
また、北米ではさっぱりな、「バガボンド」や「リアル」な
どの井上雄彦作品も、ランキングの類で久々に目に
しました。
「きまぐれオレンジロード」や「GTO」といった、古い作
品が売れているのも不思議ですけど。


posted by mikikazu at 12:22 | TrackBack(0) | 海外情報(スペイン) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月13日

「仮面ライダー龍騎」の海外向けリメイク「Kamen Rider: Dragon Knight」のアメリカでの第7話(2/14)・第8話(2/21)・第9話(2/28)視聴率


ニーズがあるみたいなので、前回(第5&6話)
引き続き、「仮面ライダー龍騎」の海外向けリメイ
クである「Kamen Rider: Dragon Knight」(
式サイト
)についての視聴率・占拠率情報です。
今回は、第7話(2/14)・第8話(2/21)・第9話(2/28)
までですね。
ソースはいつものように、Cynthia Turner's Cynopsis
- Cynopsis Kids
、対象年齢層は6〜11歳です。


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2月14日・第7話「Friend or Foe」

・同時間帯(11時30分〜12時00分)比較

「SpongeBob SquarePants」
(NICKELODEON) ―― 5.3/24
「Phineas and Ferb」
(DISNEY CHANNEL) ―― 2.9/13
「Robotboy」(CARTOON NETWORK)―― 2.0/9
「Suite Life of Zack & Cody」(ABC)―― 1.7/7
「Jump In」(DISNEY XD) ―― 1.0/4
「Kamen Rider Dragon Knight」(CW)―― 0.9/4
「Veggie Tales」(NBC)―― 0.4/2
「Care bears」(CBS)―― 0.3/1


・日本アニメ・特撮作品との比較

「ポケモン・ダイアモンド&パール Battle Dimensions」
(CARTOON NETWORK)―― 2.9/12
「爆丸 バトルブローラーズ」 (CARTOON NETWORK)
 ―― 2.3/10
「恐竜キング」(CW)―― 1.3/5
「ソニックX」(CW)―― 1.2/6
「Kamen Rider Dragon Knight」(CW)―― 0.9/4
「遊戯王5D's」(CW)―― 0.9/4
「Power Rangers Jungle Fury」(ABC)―― 0.8/4
「Power Rangers Jungle Fury」(ABC)―― 0.5/2


2月21日・第8話「Kamen Rider Camo」

・同時間帯(11時30分〜12時00分)比較

「SpongeBob SquarePants」
(NICKELODEON) ―― 4.0/18
「Suite Life of Zack & Cody」
(DISNEY CHANNEL) ―― 3.7/16
「Robotboy」(CARTOON NETWORK)―― 2.6/11
「Suite Life of Zack & Cody」(ABC)―― 1.8/8
「Kamen Rider Dragon Knight」(CW)―― 0.9/4
「Care bears」(CBS)―― 0.6/2
「Veggie Tales」(NBC)―― 0.5/2
「X-Men」(DISNEY XD) ―― 0.3/1


・日本アニメ・特撮作品との比較

「爆丸 バトルブローラーズ」 (CARTOON NETWORK)
 ―― 2.8/12
「ポケモン・ダイアモンド&パール Battle Dimensions」
(CARTOON NETWORK)―― 2.6/11
「ソニックX」(CW)―― 1.2/6
「恐竜キング」(CW)―― 1.1/4
「Kamen Rider Dragon Knight」(CW)―― 0.9/4
「Power Rangers Jungle Fury」(ABC)―― 0.8/4
「遊戯王5D's」(CW)―― 0.8/3
「Power Rangers Jungle Fury」(ABC)―― 0.5/2


2月28日・第9話「Kamen Rider Thrust」

・同時間帯(11時30分〜12時00分)比較

「SpongeBob SquarePants」
(NICKELODEON) ―― 4.5/20
「Phineas and Ferb」
(DISNEY CHANNEL) ―― 3.0/13
「Robotboy」(CARTOON NETWORK)―― 1.8/8
「Suite Life of Zack & Cody」(ABC)―― 1.0/4
「Kamen Rider Dragon Knight」(CW)―― 0.7/3
「Veggie Tales」(NBC)―― 0.6/3
「Aaron Stone」(DISNEY XD) ―― 0.5/2
「Care bears」(CBS)―― 0.4/2


・日本アニメ・特撮作品との比較

「爆丸 バトルブローラーズ」 (CARTOON NETWORK)
 ―― 2.6/11
「ポケモン・ダイアモンド&パール Battle Dimensions」
(CARTOON NETWORK)―― 2.5/10
「ソニックX」(CW)―― 1.0/5
「恐竜キング」(CW)―― 1.0/4
「遊戯王5D's」(CW)―― 0.8/3
「Kamen Rider Dragon Knight」(CW)―― 0.7/3
「Power Rangers Jungle Fury」(ABC)―― 0.7/3
「Power Rangers Jungle Fury」(ABC)―― 0.6/3


short_g.gif


といった感じですね。
「Dragon Knight」だけでまとめると、

第1話――0.5/2
第5話――0.7/4
第6話――0.7/3
第7話――0.9/4
第8話――0.9/4
第9話――0.7/3

ということになって、第9話で少し落ちましたけど、
小さな数字ではありますが、わずかずつ伸びてきつ
つはあるようですね。当面のライバルであった、
「Power Rangers」を上回ることも多くなってきました。


「Dragon Knight」についての、最近の興味深い記事
としては、Len/Wing Knight役のMatt Mullins氏へ
のインタビューがありました。

NERDSociety.com 3月2日付け記事
"Interview with the star of Kamen Rider: Dragon
Knight, Matt Mullins Part One"


同3月9日付け記事
"Kamen Rider's Matt Mullins Interview Part Two"

このインタビューPart 1の中でMullins氏は、既に
「シーズン1」40話の撮影は終了しており、「シーズン
2」及び映画版については、構想はあるものの、全て
は作品の反響次第と語っています。
なので成功すれば、「Power Rangers」のように、さ
らなるシリーズ展開や映画版の可能性もあるようです。
まあ、元になる平成ライダーはまだまだたくさんある
わけですから。さらに今後の人気動向を見守ります。


short_g.gif


「Dragon Knight」とは別に、上記の視聴率データ
での注目は、ついに「爆丸」が「ポケモン」のそれを
上回ってきたことですね。第1期のクライマックスと
いうこともあったでしょうし(2月28日が最終話である
第52話の放送)。
春からは北米先行で、第2期「Bakugan Battle
Brawlers: New Vestroia」も間髪入れず始まる
そうですから(アニメ!アニメ! 2008年12月16日
付け記事
)、さらに人気が加熱していくでしょう。


posted by mikikazu at 09:07 | TrackBack(0) | 「Kamen Rider Dragon Knight」情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月12日

「獣の奏者エリン」第9話のテーマは、コミュニケーション


今日はアニメ評論です。
引き続き、「獣の奏者エリン」(公式サイト)は、第9話
「ハチミツとエリン」を見てみました。
というか、先週土曜日の放送以来、何度か繰り返し
て見ています。
テレビアニメを視聴していて、「これはすごい」と思っ
たのは、本当に久々の経験でしたから。それだけの
質に達していたということです。個人的には、今まで
で最高の出来のお話でした。


short_g.gif


登場人物をエリンとジョウンの2人だけという、ミニマム
にまで絞ったこのエピソードの内容は、それぞれの視
点から、2人がお互いのことを知っていく過程を描くも
のでした。
大人と子供ですから、その認識のレベルには、もちろ
ん違いがあります。
全てを失ったエリンにおいては、自分をとりあえず受け
入れてくれる人に、ジョウンがなってくれるかどうかを、
彼の生業である養蜂を通して見ていくのが精一杯です
が、ジョウンの側からは、エリンが持ち備えている知的
好奇心と想像力に基づく、もう少し高い位置からの、
人間理解の視点が向けられています。親を失った子供
だから保護する以上の、エリンという人間に対する興味
ですね。


そういう、それぞれの立場から、少しずつお互いを知っ
ていく、コミュニケーションという過程の材料として利用
されていたのが、養蜂についての解説です。
エリンが何かに気づき、考え、ジョウンが問いを与え、
解説していく。それが何度も繰り返される。その過程そ
のものに意味があるわけです。
考えを練って言葉を発し、相手のそれを受けとめて理
解していくという、人間だから出来るコミュニケーション
の基本的なかたちが、今回の作劇の骨格でした。
変な話、ジョウンがごく普通の会社勤めの人間だった
りしたら(いえ、この世界に会社なんてないかもですけど)、
そんな風に会話を膨らましていくことは出来なかったで
しょうね。
2人だけのアニメのキャラクターによる会話という、お芝
居を持たせるだけの映像のクオリティを終始維持出来
ていたのも、すごかったと思います。ものすごく端的に
ぶっちゃけてしまうなら、ずっとエリンが可愛かったとい
うことでもありますけど(笑)。


だから、エピソードの最後でやっと、2人がお互いの名
前を知るのは、作劇論理的に筋が通っているのです。
その時点にまで、2人はそれなりの日にちを共に過ごし
ているのですから、リアリズムだけでいうと、お互いの
名前を知らないでいるのはおかしいし、第一不便です。
エリンの側からは「おじさん」と呼べばいいわけですが、
ジョウンの側からいつでも「お前」では、困る状況もある
でしょう。
けれど、今回のエピソードの目的が、お互いを知って
いく過程だとするなら、相手の人間をある程度規定もし
てしまう、名前の存在は、棚上げしておいた方が、都合
がいいのです。
この作品世界での、民族性と名前の関係についてはま
だよくわかりませんが、例えば現実世界でも、相手の人
間のファースト・ネームが、「太郎」か「ジョージ」か「ウサ
マ」であるのかで、その人間がどういう人であるのかの
予断は、ある程度生まれてしまいますよね。


エリンとジョウンは、お互いの名前を知らないままでい
たからこそ、そういった予断の介入しない、そのままの
人間性だけを見ていくことが出来た、という証明のため
に、名前の名乗りは最後まで取って置かれたわけです。
逆に、お互いの名前を先に知っていた場合の、今回の
お話のやりとりを想像してみればいいでしょう。なんとな
く、プレーンな感じが削がれると思いませんか? 
サブタイトル前の、エリンが目覚めた時のシーンでは、
エリンはジョウンの冗談に具体的な言葉を返せず、ただ
驚き照れるだけでしたが、エピソードの最後では、きち
んと自分の意思を言葉にして、ジョウンにお願い出来る
までになっている。その変化と成長の対比は明確です。


僕個人的にも、頭がいいキャラが好きだから、エリンは
好ましいということに合わせて、作劇の構造それ自体に、
ちゃんとした論理性が備わっているこの作品は、とても
お気に入りになってきました。毎週、こんな作品が見ら
れるんだという幸福に浸っています。


posted by mikikazu at 12:09 | TrackBack(0) | アニメ感想・「獣の奏者エリン」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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