2009年02月28日

北米オンラインストアでの、アニメDVD売り上げ・予約ランキング(2009年2月下旬編)


まず先に。
米ビルボードの、Top TV DVD Sales今週付けチャ
ート
で、「ドラゴンボールZ: Season 8」(2月10日発
売)が、初登場1位にランクインしています。
これはFUNimationがリリースしている、一連のリマ
スターBOXセットシリーズで、第220話から第253話
までの、34エピソードを収録した6枚組セットです。
Top Kid Videoチャートでも、第4位ですね。
具体的なユニット数までは不明ですけれど、やはり
アニメ、それも旧作テレビシリーズとしては、驚異的
なセールスを記録し続けているようです。実写版の公
開が近づいたことで、営業にも力が入っているんでし
ょうか。


とはいえ、いよいよリリースも終盤に近づいてきた
わけですけど、今後の「ドラゴンボール」フランチャ
イズ展開の動向は、北米では4月8日公開の(世界
最速は、日本より1日早い3月12日公開の、香港・
シンガポール・韓国になりそうです)、その「DRAGONBALL
EVOLUTION」の成否如何かもですね。失敗したら
それはそれで、「なかったこと」で済ましちゃいそうで
すけど(笑)。
「EVOLUTION」が成功して、構想通りに続編・3部
作制作にまで続いたら、日本では4月から放送の始
まる「ドラゴンボール改」の海外展開にも弾みがつく
でしょうし。


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では恒例ですが、北米各オンラインストアにおける、
アニメDVDの売り上げ・予約ランキング2009年2月
下旬編ですね。
ベストバイがアニメDVDの扱いを大幅に減らす方向
にあることで(アニメ!アニメ! 2月21日付け記事)、
うちが調査を続けている、オンラインストアでの売り
上げランキングが、より北米のアニメファンの嗜好・
トレンドを示すものになっていったりするんでしょうか。


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アニメ専門ストア

AnimeNation
(予約含む売り上げランキング)

1.「N・H・Kにようこそ!」第6巻
2.「クレイモア」第3巻
3.「アフロサムライ: Resurrection」限定版
4.「Darker Than Black」第2巻
5.「機動戦士ガンダムSEED DESTINY Collection 1」
6.「コードギアス 反逆のルルーシュ Part 3」通常版
7.「ジャングルはいつもハレのちグゥ Collection」
8.「コードギアス 反逆のルルーシュ Part 3」限定版
9.「ラブひな Box Set」
10.「機動戦士ガンダムSEED DESTINY Collection 2」


Right Stuf International
先週のTOP10ランキング(予約含む)

1.「Black Lagoon: Second Barrage Box Set」
2.「魔法少女リリカルなのはA's Box Set」
3.「I''s/I''s Pure Box Set」
4.「桜蘭高校ホスト部 Complete Collection Part 2」
5.「幽遊白書 Season 4 Box Set」
6.「ヴァンドレッド(第1期&2期) Box Set」
7.「かりん Complete Series Box Set」
8.「Black Lagoon Box Set」
9.「ドラゴンボールZ Season 8 Uncut DVD Set」
10.「ジンキ・エクステンド Complete Collection」


The Anime Corner Store

1.「DEATH NOTE」第9巻
2.「魔法少女隊アルス the Adventure」
3.「あまえないでよっ!!」第1巻
4.「天保異聞 妖奇士」第1巻
5.「クレイモア」第3巻
6.「AKIRA」(ブルーレイ版含む)


Anime Castle
(予約含む)

1.「コードギアス 反逆のルルーシュ Part 3」限定版
2.「少年陰陽師」第6巻
3.「クレイモア」第3巻
4.「DEATH NOTE」第9巻
5.「京四郎と永遠の空 Complete Box Set」


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一般DVDストアのANIMEコーナー


DVD Planet

最近2週間での、DVD売り上げ全体でのTOP25に、

22位 「DEATH NOTE」第9巻

がランクイン。


DVD Empire
(予約含む)

1.「アフロサムライ: Resurrection」通常版
2.「クレイモア」第3巻
3.「京四郎と永遠の空 Complete Box Set」
4.「バンパイアハンターD」
5.「ドラゴンボールZ Season 5 Uncut DVD Set」
6.「ドラゴンボールZ Season 6 Uncut DVD Set」
7.「魔法少女リリカルなのはA's Box Set」
8.「吸血鬼ハンターD」
9.「アフロサムライ: Resurrection」限定版
10.「ドラゴンボールGT: Season 2 And Movie」

また、ブルーレイ・ランキング(全体)で、「AKIRA」が
6位。


Video Universe
(日本アニメのみ)

1.「アフロサムライ: Resurrection」通常版
2.「ドラゴンボールZ Season 8 Uncut DVD Set」
3.「NARUTO Uncut DVD Box Set VOL.12」通常版
4.「ドラゴンボールZ 極限バトル!三大超サイヤ人/
 銀河ギリギリ!!ぶっちぎりの凄い奴」
5.「ドラゴンボールGT: Season 2 And Movie」
6.「カウボーイビバップRemix: Complete Collection」
7.「ポケットモンスター ミュウツー! 我ハココニ在リ」
8.「涼宮ハルヒの憂鬱 Complete Collection」
9.「NARUTO Uncut DVD Box Set VOL.12」限定版
10.「新機動戦記ガンダムW Complete Collection 1」


Wal-mart
(日本アニメのみ)

1.「ドラゴンボールZ Season 8 Uncut DVD Set」
2.「ドラゴンボールGT: Season 2 And Movie」
3.「NARUTO Uncut DVD Box Set VOL.8」
4.「犬夜叉 5th season Box Set」
5.「アフロサムライ: Resurrection」限定版
6.「NARUTO Uncut DVD Box Set VOL.6」
7.「ドラゴンボールZ Season 7 Uncut DVD Set
8.「NARUTO Uncut DVD Box Set VOL.9」
9.「Bleach Season 1 Uncut Box Set」
10.「ドラゴンボールZ Season 2 Uncut DVD Set」


Buy.com

1.「コードギアス 反逆のルルーシュ Part 3」通常版
2.「名探偵コナン Season 4」
3.「ハウルの動く城」
4.「ドラゴンボールZ Season 8 Uncut DVD Set」
5.「DEATH NOTE」第9巻限定版
6.「NARUTO Uncut DVD Box Set VOL.1」
7.「桜蘭高校ホスト部 Complete Collection Part 2」
8.「コードギアス 反逆のルルーシュ Part 3」限定版
9.「ドラゴンボールGT: Season 2 And Movie」
10.「Ragnarok The Animation Complete Box Set」


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という感じです。
今頃知りましたが、「あまえないでよっ!!」の英語タイト
ルって、「Ah My Buddha!」なんですね。日本でのオ
リジナル英語題はどうだったんでしょう。
とりあえず今期の売れ筋としては、

「コードギアス 反逆のルルーシュ Part 3」
「ドラゴンボールZ Season 8 Uncut DVD Set」
「クレイモア」第3巻
「アフロサムライ: Resurrection」

辺りになるでしょう。唯一テレビシリーズ単巻の「クレ
イモア」が健闘しています。
出荷段階で完売したという、2月24日発売のブルー
レイ版「AKIRA」は、もっとランキングを席巻するかと
思いましたが、売上げが反映されるのには、もう少し
時間がかかるでしょうか?


posted by mikikazu at 14:41 | TrackBack(0) | 海外情報(北米) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月27日

フランスでの日本マンガ売り上げランキング(2009年1月期)


というわけで恒例ですが、BDZOOM.comによる、
フランスでのマンガ売り上げ月間ランキングの、
2009年1月分記事が掲載されています。

BDZOOM.com 2009年2月25日付け記事
"ZOOM SUR LES MEILLEURES VENTES DE
 MANGAS : Février 2009"


まずは、トップ15のランキングを引用してみます。
数字は累計の推定刷り出し冊数です。累計なの
で、出版が古いものは、順位とは食い違います。


1.「NARUTO」第40巻(22万冊)
2.「FAIRY TAIL」第4巻
3.「ハンター×ハンター」第25巻(5万冊)
4.「ONE PIECE」第47巻
5.「NARUTO」第39巻
6.「ベルセルク」第29巻(2万8600冊)
7.「Dofus」第10巻
8.「魔法先生ネギま!」第17巻(3万5千冊)
9.「Übel Blatt」第8巻(3万冊)
10.「Bleach」第30巻
11.「エア・ギア」第13巻(2万冊)
12.「NARUTO」第38巻
13.「聖闘士星矢 エピソードG」第14巻(2万5千冊)
14.「アイシールド21」第23巻(1万5千冊)
15.「D.Gray-man」第13巻(3万5千冊)



というわけで、先月の第39巻に引き続き、「NARUTO」
の最新刊である第40巻が首位をゲットしています。
2月9〜15日間の、書籍全体の週間チャートでも第
2位でしたから(キャッシュ)、フランスでの「NARUTO」
人気は、年が変わっても相変わらず凄まじいようです。
アメリカ以上に、「NARUTO」が終了されたら困る国に
多分なっていますね。アニメの方のセールスはどうなん
でしょうか。


それから、続いている「ONE PIECE」と「FAIRY TAIL」
のバトルは、先月と入れ替わって、「FAIRY TAIL」が
上位につけました。
フランスでの売れ筋マンガであった、「DEATH NOTE」
(18万冊)、「Samurai Deeper Kyo」(6万6千冊)が
昨年で終了した、その代わりの地位を占める作品に
なっていくようです。
「FAIRY TAIL」にしても「ONE PIECE」にしても、北米
では両者共に1万数千冊程度と、目立たないセールス
成績なのに、フランスではそれをはるかに上回る7万
冊超えの刷り冊数と、チャート・アクションなのが面白い
ですね。


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では続いて、Edistatによる、フランス国内での書籍
全体売り上げ週間ランキングの最新分(2月16日〜
22日)
から、日本マンガを抜き出してみると、


6位 「NARUTO」第40位
39位 「聖闘士星矢 LOST CANVAS 冥王神話」第4巻
60位 「D.Gray-man」第14巻
79位 「JACKALS 〜ジャッカル〜」第4巻
95位 「NARUTO」第39巻
99位 「エンジェル・ハート」第26巻
125位 「GetBackers-奪還屋-」第31巻
140位 「魔法先生ネギま!」第17巻
192位 「ONE PIECE」第47巻


になります。
月間の方の「エピソードG」と合わせて、「LOST
CANVAS 冥王神話」の新刊が上位にランクインし
ている、「聖闘士星矢」の人気も根強いですね。
「LOST CANVAS 冥王神話」はアニメ化も決定し
ていますし(公式サイト)、ヨーロッパや南米ではそ
れも大きな話題になっていますから、今後も海外
での「星矢」人気は盛り上がり続けていくと思います。


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そうそう、以前にも話題にした、かなり怪しいハ
リウッド製実写版「星矢」の話ですが、ネタ元の
The Internet Movie Databaseの実写版「星矢」
ページ
が、今年2月10日になって、情報が更新
されていて、キャストなどが追加されていますが、
まあ、話半分というか五分の一くらいに思ってい
た方がいいでしょうね……。
今回城戸沙織さん役に名前が挙がっているのが、
Nadia Bjorlinさんという方なんですが、とりあえず
彼女の公式サイトでは、何の話も出ていませんね。


posted by mikikazu at 12:02 | TrackBack(0) | 海外情報(フランス) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月26日

「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序」、スペインANIMAXで3月29日に放送


今日もちょっと余裕がないので、昨日の補足情報
を少しだけです。
どうやら、バルセロナ県のシネコンMULTICINES
LA VAILET
での上映は1週間で終了した様子の、
スペインでの「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序」(
式サイト
)ですが、既に来月のテレビ放送について
も決定しています。

ソース・Ramen Para Dos 2009年2月21日付け
記事
"¡Evangelion 1.0. You Are [Not] Alone
en Animax!"


放送時間は3月29日の午後2時半、午後8時半、
翌30日の午後1時35分、の3回だと思います。
放送局は、スペインのANIMAX(公式サイト)で、
日本と同じく、ケーブル局かCS局経由で視聴出来
るようです。
その内のひとつ、DIGITAL+にも、「序」紹介ページ
が出来ていますね。
日本でも、「序」はまだテレビ放送されていないと思
うんですけど(間違ってたらすみません)、ひょっとし
て世界初になるんでしょうか。


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あらためて、スペインでの「序」のメディア展開スケ
ジュールをまとめると、


・1月30日〜2月5日
Cine Nápoles劇場(バルセロナ)とCines Golem
劇場(マドリード)でレイトショー上映

・2月6日〜2月12日
Cine Nápoles劇場(バルセロナ)で好評につき、1週
間の上映延長

・2月13〜20日
バルセロナ県のシネコンMULTICINES LA VAILET
で終日上映

・2月25日
DVDレンタル開始

・3月29日
スペインANIMAXでテレビ放送

・5月20日
DVD発売開始(メタルBOX入り2枚組限定版と1枚組
通常版)

という流れになると思います。ブルーレイについては
未定のようですね。

posted by mikikazu at 13:06 | TrackBack(1) | 「エヴァンゲリオン」情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月25日

「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序」フランスでも3月4日から劇場公開へ/パリでは2月25日より先行上映


(すみませんBookScanのデータ分析の続きにつ
いては、また明日以降で。こちらのニュースの方が
ちょっと緊急ですので)


既報済のスペインに続いて、お隣の国フランスで
も、「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序」の劇場公開
が始まります。っていうか、日付的にはもう始まっ
てます。
フランスでの「序」は、昨年の4月に、テレビシリー
ズのDVDも発売していたDybex社(公式サイト)が
権利を獲得したことを発表し(MANE 2008年4月
22日付け記事
)、6月にはアヌシー国際アニメー
ション映画祭で上映されたりもしたのですが(映画
祭公式サイト内紹介ページ
)、一般劇場での商業
公開が、やっと始まることになります。


既にフランス公式サイトも立ち上げられていて、
各種情報がフランス語で読めるようになっています。
配給は9ème Dimension社で、フランス全体での
公開は3月4日の水曜日からなんですが、それに
先んじて2月25日、つまり今日から、パリでは
Cinéma Publicisという劇場で、先行公開されます。
上映時間は、25日〜28日までが、午後1時35分と
午後8時10分の2回で、日曜日の29日がそれに午
前11時からの上映をプラスしての3回、明けて月曜
の30日が、1時35分からの1回のみ、以降はまた
2回ずつ、というスケジュールになっています。
客席数は400ということで、劇場では一番大きいサイ
ズのスクリーンですから、それなりに観客動員が期待
されているようですね。
3月4日からの、フランス各地での上映館数・規模
については、まだ情報が確認出来ないんですが、
わかり次第、興行成績と合わせて、またまとめてみ
たいです。


スペインと時期を合わせての劇場公開が、ヨーロッ
パ地域として連動したものかどうかはわかりません
が、スペインでの好評を受けて、いい流れだとは思
いますし、新劇場版第2弾「破」の日本公開が6月27
日に決定したことは、海外の「エヴァ」ファンの間で
も話題になっていますから、そういう意味でもいいタ
イミングでしょう。
フランスでも好評なら、さらにヨーロッパの他国へと
公開が拡がっていくかもしれません。注目です。


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このフランスでの公開に合わせて、フランス語によ
る予告編、フランス語版本編クリップも複数、公式
に提供されています。
ちょっと重いんですが、映画のクオリティ的にお薦
めなので、より綺麗な画質のHD版の方にリンクを
張っておきますね。
フランス語で喋るシンジ君やミサトさん、綾波さんの
雰囲気はどうでしょうか。


Evangelion : 1.0 You Are (Not) Alone
- Teaser 1 (Français)
 ティーザー予告

Evangelion : 1.0 You Are (Not) Alone
- Bande-annonce 1 (Français)
 予告編・1

Evangelion : 1.0 You Are (Not) Alone
- Bande-annonce 2 (Français)
 予告編・2

Evangelion : 1.0 You Are (Not) Alone
- Extrait 1 (Français)
 本編クリップ・1

Evangelion : 1.0 You Are (Not) Alone
- Extrait 2 (Français)
 本編クリップ・2

Evangelion : 1.0 You Are (Not) Alone
- Extrait 3 (Français)
 本編クリップ・3

Evangelion : 1.0 You Are (Not) Alone
- Extrait 4 (Français)
 本編クリップ・4


posted by mikikazu at 12:23 | TrackBack(1) | 「エヴァンゲリオン」情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月24日

BookScan調査による2008年度北米マンガ市場売上げデータ詳細PART1――北米で売れたマンガの10〜11冊のうち1冊が「NARUTO」


毎年この時期恒例で、うちでもフォローさせても
らっていますが、Comic Book Resources掲載の、
Brian Hibbs氏によるコラム「Tilting at Windmills」
2月19日付け記事で、BookScan調べによる
北米でのグラフィックノベル売上げデータを伝えて
います。
それを受けて、ネット各所のコミック・マンガ系ブロ
グやサイトが、さらに色々とそれぞれの視点から解
析しているのも、お馴染みの風物詩ですね。


このBookScanの数字は、書店チェーン、独立書
店、オンラインストアなどの7500以上の店舗から
の報告によりますが、北米全ての売上げデータを
把握しているわけではなく、最大のスーパーマー
ケットチェーンであるWall-Martや、図書館・学校
向けのセールス、コミック専門店でのそれも含まれ
ておらず、市場全体の70〜75%程度と考えられて
います。
なので、ここで示す数字を2〜3割増しし、先日お
伝えした当ブログ記事「2008年度北米のコミック
専門店における日本マンガ売上げ冊数詳細」

足すくらいでいいかもしれません。
それでも、レイティングが「+18」の作品などは、
一般書店で扱われにくかったりしますから、タイト
ル個別での判断は必要ですけど。


Hibbs氏は上位750タイトルのデータを紹介してく
れていますが、今日のところは、日本マンガ作品
のトップ50だけをとりあえず抜き出してみますね。
ちなみにトップは2位の「NARUTO」第28巻の三倍
差というダントツで、「Watchmen」(Alan Moore)
の30万8396冊でした。


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1.「NARUTO」第28巻――10万3848冊
2.「NARUTO」第29巻――7万6442冊
3.「NARUTO」第30巻――6万4481冊
4.「NARUTO」第27巻――5万6819冊
5.「NARUTO」第31巻――5万5637冊
6.「NARUTO」第26巻――5万1759冊
7.「DEATH NOTE」第1巻――4万9458冊
8.「フルーツバスケット」第19巻――4万9154冊
9.「フルーツバスケット」第20巻――4万3513冊
10.「Pokemon」第1巻――4万1396冊


11.「DEATH NOTE」第2巻――4万1378冊
12.「Best of Pokemon」第1巻――3万7820冊
13.「Let's find Pokemon ADV」第1巻――3万7771冊
14.「ヴァンパイア騎士」第4巻――3万7419冊
15.「NARUTO」第1巻――3万6533冊
16.「NARUTO」第32巻――3万5881冊
17.「Bleach」第22巻――3万5617冊
18.「NARUTO」第25巻――3万5402冊
19.「DEATH NOTE」第13巻――3万5310冊
20.「ヴァンパイア騎士」第1巻――3万5122冊


21.「DEATH NOTE-ANOTHER NOTE」(小説)――3万4919冊
22.「Pokemon Rise of Darkrai」――3万3201冊
23.「Pokemon Myst Dungeon」――3万3013冊
24.「キングダムハーツU」第2巻――3万803冊
25.「NARUTO」第2巻――3万663冊
26.「フルーツバスケット」第21巻――3万644冊
27.「DEATH NOTE」第3巻――3万573冊
28.「NARUTO オフィシャルファンブック」――2万9572冊
29.「DEATH NOTE」第4巻――2万9297冊
30.「ヴァンパイア騎士」第3巻――2万9028冊


31.「ヴァンパイア騎士」第2巻――2万8637冊
32.「NARUTO」第24巻――2万8634冊
33.「ヴァンパイア騎士」第5巻――2万8337冊
34.「Bleach」第23巻――2万7724冊
35.「DEATH NOTE」第5巻――2万7259冊
36.「All that Pikachu Animanga」――2万6859冊
37.「Best of Pokemon」第2巻――2万6727冊
38.「Bleach」第1巻――2万6413冊
39.「NARUTO」第3巻――2万5813冊
40.「DEATH NOTE」第7巻――2万4587冊


41.「Bleach」第24巻――2万4576冊
42.「DEATH NOTE」第6巻――2万4543冊
43.「NARUTO」第4巻――2万3533冊
44.「NARUTO」第23巻――2万2556冊
45.「NARUTO」第22巻――2万2151冊
46.「フルーツバスケット」第18巻――2万1818冊
47.「Comp Pokemon Pkt Gde」第2巻――2万1695冊
48.「Bleach」第2巻――2万1613冊
49.「ロザリオとバンパイア」第1巻――2万1448冊
50.「DEATH NOTE」第8巻――2万786冊


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2002年以降初めて、前年比で売上げが低下(17%
減)した2008年度の北米マンガ市場ですが、タイト
ル別でいうと、引き続き圧倒的な「NARUTO」の勢
いが続いているようです。
追うのが、「DEATH NOTE」「フルーツバスケット」
「Bleach」「ヴァンパイア騎士」だとしていいでしょう。
BookScanが把握している、北米市場全体での、
マンガの売上げ冊数は1017万3091冊なんですが、
そのうち「NARUTO」はシリーズ合計で、約97万1000
冊を売り上げており、割合でいうと9.54478%。つまり
2008年度北米で売れたマンガで、約10〜11冊のうち
1冊が「NARUTO」であった、という計算になります。


2007年度の「NARUTO」のシリーズ合計売上げ冊数
は118万冊でしたので、2008年度の合計数字は落ち
てはいるのですが、これは、年度内での新刊出版数が
異なるため(2007年度・13〜27巻の15冊、2008年
度・28〜33巻の6冊)だと思われますので、「NARUTO」
の人気が落ちたと判断する材料にはなりません。
むしろ、年度内新刊の売上げ冊数を比較すると、

2007年度
第13巻――8万423冊
第14巻――6万2012冊
第15巻――5万5609冊
第18巻――4万9082冊
第27巻――4万7436冊
第24巻――4万6019冊

2008年度
第28巻――10万3848冊
第29巻――7万6442冊
第30巻――6万4481冊
第27巻――5万6819冊
第31巻――5万5637冊
第26巻――5万1759冊

2008年度の方が好調であり、「NARUTO」はさらに
新規読者を開拓して、人気は拡大傾向にあり続けて
いると判断していいかもしれません。
2007年度と同様の、新刊の集中連続出版が行われ
る今年の売上げデータが比較出来れば、その辺は
わかってくるでしょう。
「NARUTO」以外の作品売上げデータについては、
明日以降また分析してみます。


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あ、とりあえず先に、サイト「白い空」のかざみあきら
さんのためのデータですが、Yen Pressから10月
28日に発売された、英語版マンガ「涼宮ハルヒの憂
鬱」第1巻の、BookScanデータでの売上げ冊数は、
グラフィックノベル全体で352位の、7619冊になって
います。
コミック専門店での売上げは多くて1000冊未満で
すから、全体で想像すると、1万冊に届くかどうか、
という辺りの結果だと思います。
だとすると、第1巻の初版刷り数が7万5000冊とい
うことでしたから(Publishers Weekly 2008年10
月21日付け記事
)、ちょっと在庫的には大変なこと
になっていそうです。一般書店は返本可ですから。
ただし、この辺はアニメ版第2期の盛り上がり次第
で、また動くかもしれませんね。
とりあえず、「関連作品はお金を出して買う」という
ことをファンとしての定義とするなら、北米の現在の
「ハルヒ」ファンの数は1万人程度、ということになる
でしょうか。


posted by mikikazu at 13:14 | TrackBack(0) | 海外情報(北米) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月23日

カナダ・YTVで3月6日より放送開始される「ふたりはプリキュア」は成功するか


というわけで、飛行機もなんとか落ちずに実家から
帰ってきました。乗り心地はいいんですけどね、ボ
ンバル。
ネットから離れている間にも、色々大きなニュース
があったみたいですけど、暗い話はとりあえずさて
おいて、期待をもてる前向きな話というと、カナダ・
YTVでの「ふたりはプリキュア」の放送開始日が、
3月6日に決まったことですか(via Anime News
Network
)。
既に、YTVの公式サイトにも、番組紹介ページが出
来ていて、初回放送は6日金曜日の午前7時半、
続いて再放送が、翌7日土曜日の午後1時、日曜
8日の午前8時の2回予定されているようです。


作品解説を読むと、やはり主役のなぎさ&ほのかの
名前は、NatalieとHannahで確定ですね。
2人が変身する姿の、
「Cure Black キュアブラック」
「Cure White キュアホワイト」
変身アイテムの、
「Card Commune カードコミューン」、
すべてを生み出す力があるというアイテム、
「Prism Stones プリズムストーン」
メップルとミップルの故郷である
「Garden of Light 光の園」
などの用語はそのままですが、
敵の本拠地である「ドツクゾーン」は、
「Dark Zone」
という、英語らしい名前になっています。
そうするとおそらく、敵ボスの「ジャアクキング」、
敵モンスターの「ザケンナー」辺りも変わるんじゃ
ないかと思います。


第1話のエピソード紹介もUPされていて、英語タイ
トルは「What d’you Mean Transform?」とされ
ており、「変身ってどういうこと?」みたいな感じで、
これは日本オリジナル題の「私たちが変身!?あり
えない!」に近くはあります。
あ、なぎささんの口癖である「ありえない!」は、英語
だとどう表現するでしょうか。「It ain't possible!」
とか? 
1話のプロット紹介を訳すと、
「ナタリーとハンナはクラスメイトでしたが、お互いに
話したことは一度もありませんでした。予期せぬ訪
問者によって、2人が近づく機会が生まれ、彼女達
は『プリキュア』の世界に巻き込まれていくのです」
くらいですね。


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「美少女戦士セーラームーン」の放送によって、
日本製アニメ・マンガが伝える「百合」の世界に
目覚めたという、お馴染みYuriconの代表エリカ・
フリードマンさんに、北米での「プリキュア」シリー
ズ成功の可能性について尋ねてみたことがあるん
ですね。その時のお答えの一部は、


「もし『プリキュア』がアメリカでテレビ放送されるな
ら、人気がでるかどうかについて興味はあります。
でも、無理かもしれませんね。というのも、多分テレ
ビ局は、『プリキュア』を小さな子供向けの時間帯に
放送してしまうでしょうから。
そもそもは、同じことが『セーラームーン』にも起き
たんです。小さな子供しか見ないような時間帯に
放送したところ、上手くいきませんでした。ところが、
夕方の時間帯に移ったら、大成功を収めたんです。
だから、『プリキュア』も、午後・夕方の時間帯に放
送されるのなら、成功する可能性はあるかも」



というものでした。
このコメントをふまえると、金曜朝・土曜お昼・日曜
朝という時間帯はどうでしょう……。
土曜午前の子供向け枠で放送された、最近の日本
製女の子向けアニメというと、「東京ミュウミュウ」や
「おジャ魔女どれみ」がありますが、どちらも途中で
放送打ち切りに終わっています。
もちろんそれは時間帯だけではなくて、無理なロー
カライズが原因のひとつだった可能性はありますが、
「プリキュア」については、その辺誰が手がけている
のか、まだ情報はありませんね。まあ、見てみないと
細かいことは何もわかりませんけど。
内容改変がどれだけ施されるのかにもよりますが、
まずはカナダの視聴者の反応を楽しみにしたいです。


2009年02月20日

お知らせ・帰省します

えっと、この週末は実家の高知県に、ちょっと帰省し
てきますので、更新は数日ほどお休みになります。
とりあえず食っちゃ寝する予定です(笑)。
あれですね、乗る予定の飛行機が、たぶん先日アメ
リカで落ちたばかりのボンバルで、しかも胴体着陸の
過去ありの路線だったりしますので、スリルがあって
愉快ですね。……ま、まあ、たぶんきっとおそらく大丈
夫ですよ。ね?
posted by mikikazu at 11:52 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月19日

「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST」の北米での展開は?


先週末のKatsuconでの、
「バンブーブレード」
「ドルアーガの塔〜the Aegis of URUK〜」
「ドラゴノーツ -ザ・レゾナンス-」
「ブラスレイター」
に続き、FUNimationが公式ブログで、北米での配給
権・デジタル配信権取得を18日付けで発表したのが、
「My Bride is a Mermaid」こと、「瀬戸の花嫁」テレビ
シリーズ(日本公式サイト)でした。
他の作品と同様に、今年後半、DVD-BOX2セットで
発売される予定で、プレスリリースでデジタル配信権
も明記していることから、DVD以外の展開も想定して
いると思われます。


「But it’s not over yet…(まだ終わりじゃないよ)」
と言っているように、まだ発表は続くみたいですね。
直前の、「本日発表するかもね?」という記事に対す
るコメントをみると、「ヴァンパイア騎士」「焼きたて!!
ジャぱん」「狼と香辛料」「とらドラ!」「家庭教師ヒット
マンREBORN!」「ひぐらしのなく頃に解」といった作品
への期待もあったようです。「瀬戸の花嫁」を当てた人
もいましたね。
まあオオトリとしては、やはり第1期も保有していた、
テレビシリーズ第2期「鋼の錬金術師 FULLMETAL
ALCHEMIST」(日本公式サイト)が来ると思うんです
けど、どうでしょうか?
日本で第2期の放送が発表されてからずっと、コンベ
ンションにおけるFUNimationのパネルでは、「FMA
の第2期はどうするんですか?」が定番の質問になっ
ていて、「何も決まっていないが、当然狙っている」とい
うのが、常にFUNimation側の回答でした。


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北米での早期の展開は当然確実として、注目したい
ことのひとつは、VIZ Mediaが出版している英語版
原作マンガのセールスに与える影響ですね。
前期アニメ版が展開中は、北米でのマンガ・トップセ
ールスの一角を担っていた原作も、終了後はその売
上げが鈍っています。展開が続いている「NARUTO」
や「Bleach」が引き続き好調なのとは対照的です。
原作の、物語としてのクオリティが落ちたとは全く思
いませんし、むしろ最終局面に向けて盛り上がってい
ると、個人的には評価しています。
今回のアニメ版第2期の内容・方向性については、
まだ何も知らないのですけど、またあらためて、北米
での「FMA」人気を再燃させるでしょうか。


そういう面でのひとつの懸念は、英語版のキャストか
もしれません。
日本語版のエド&アル役のキャストは、オリジナルの
朴王路美さん&釘宮理恵さんの再演が早々に発表さ
れていますよね。
一方の英語版キャストなんですが、1962年生まれの
エド役Vic Mignognaさんはいいとしても、第1期収録
時はまだ12歳だったアル役のAaron Dismuke君も、
今年は17歳ということで、既にかなり声変わりしちゃっ
てるらしいんですね。
「FMA」こと英語版「鋼」は、英語版キャストの人気もと
ても高かった作品ですから、そういう部分がどうなるか
な、とは思います。


もうひとつの注目は、やはり違法配信対策になるでし
ょうか。
既に人気・知名度が構築されている「鋼」の場合は、
ファンサブによる貢献を期待する必要はありませんし、
むしろ日本で放送されたらすぐに、と待ち構えている
ファンサバー及びその視聴者が、第1期の時以上に
多数存在することは想像に難くありません。
同様の状況にある「涼宮ハルヒ」シリーズが、「涼宮
ハルヒちゃんの憂鬱」&「にょろーんちゅるやさん」の
YouTubeにおける配信で、英語字幕版も同時に配信
するなど、色々試しているみたいですが(この件につい
て詳しくは、かざみあきらさんによる調査をご参考くだ
さい。いつもお世話になっています)、世界的に人気
が高い「鋼」も、今回は何らかの手を打ってくるんだろ
うと予想はしています。


posted by mikikazu at 14:08 | TrackBack(0) | 「鋼の錬金術師」情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月18日

さらに2008年北米マンガ市場について


まだ伝えていない情報もあるので、もう少し、2008
年の北米マンガ市場についての話を続けます。
今回参考にするのは、マンガレビュー・情報サイト
Manga Recon2月14日付け掲載の、

"Manga Recon @ NYCC 2009: ICv2
 Conference, Part 1"


"Manga Recon @ NYCC 2009: ICv2
 Conference, Part 2"


という2つの記事です。
ニューヨーク・コミコンでのICv2 Conferenceに
足を運んだErin Finneganさんが、また色々と情報
を伝えてくれてます。
Erinさんは、このManga Reconや雑誌OTAKU USA
にライターとして寄稿するだけでなく、ニューヨーク発
のポッドキャストNinja Consultantを、パートナーの
Noahさんと運営されていますが、本業はカートゥーン
作品の音響エンジニアの筈です。ちょっと前に、今は
Teenage Mutant Ninja Turtlesに関わっていると
仰っていたような。


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ともあれ、基本的に明るい雰囲気だったというICv2
Conferenceで示された、あらためての数字もありま
すが、目に付いた情報を整理すると、

・グラフィック・ノベル全体の売上げは3億9500万ドル。
 前年から5%の伸び。
 そのうち図書館への売り上げは3500万ドル(約8.86%
 の割合)。


・北米で出版されたマンガのタイトル数推移
 
 2005年――1088
 2006年――1208
 2007年――1513
 2008年――1372
 2009年――1224(予定)

 2008年は、初の前年から9%減少。2009年もさらに
 減少の予想。


・北米でのマンガ売上げ推移

 2002年――6000万ドル
 2003年――1億ドル(+67%)
 2004年――1億3500万ドル(+35%)
 2005年――1億7500万ドル(+30%)
 2006年――2億ドル(+14%)
 2007年――2億1000万ドル(+5%)
 2008年――1億7500万ドル(-17%)

 2008年度は初の減少。


・グラフィック・ノベルの中での各ジャンルの割合

 マンガ――44%
 スーパーヒーロー/SF/ファンタジー/探偵――33%
 フィクション/リアリティ――4%
 キッズ/ツィーンズ――3%
 ユーモア――2%
 その他――18%


・他のグラフィック・ノベルのジャンルで、大きな出版
 タイトル数の伸びを示しているのが、キッズ&ツィー
 ンズ向けで、前年から134%の伸び(145→340)。

・グラフィック・ノベルの最も多い購買年齢層は、
 25〜34歳(57.7%)。次いで19〜24歳(27.8%)。

・コミック最大手流通業者Diamond Comic Distributors
 が扱いをやめた作品9万8000のうち、最も多かった
 ジャンルは、マンガの43%。

・意識調査した小売店のうち、回答者の42%が、2009年
 もマンガの棚スペースは2008年と同じと答える。34%
 は増やすと回答。減らすと答えた小売店はほとんどなし。

・図書館では、55%が2009年はグラフィック・ノベルの
 割合を増やすと回答。「同じ」が40%。


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辺りになりますね。
個人的に興味深いのは、図書館へのグラフィック・ノ
ベルの売上げの割合がわかったことでしょうか。
一般書店での売上げデータがわかるBookScanの調
査対象ではないので、詳しい数字はずっと知りません
でした。
グラフィック・ノベル全体の約8.86%で、そのうちマン
ガが半分近くとしても、結構大きい市場ですよね。
続く景気後退の中で、図書館の利用者はさらに増え
ると目されていますが、同様に、図書館自体の予算も
減らされていくと思われるので、その中での図書購入
費の捻出が、司書さん達の悩みになりそうです。


子供向けのグラフィック・ノベルの出版数が急激に
増加しているというのも、割合はまだまだ小さいにし
ても、将来的には意味が大きいかもしれません。
UDON Entertainment(公式サイト)などは、対象
を明確に7〜12歳の低年齢層に絞ったUdon Kids
(公式サイト)を今年立ち上げましたし、けっこう良い
狙いどころになるかもしれません。図書館向けとして
も、いいカテゴリー設定でしょうし。


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ところで、昨年の北米グラフィック・ノベル市場の堅調
を支えた要因が、コミックを原作とした映画「ダークナ
イト」と「Watchmen」(の予告編)という話が出ていた
んですが、そういう意味で今年注目になるのが、マンガ
を原作とした実写映画である、「DRAGONBALL
EVOLUTION」(日本公式サイト)だと、流れとして言っ
ておかなくてはならないですか。
確かに、現時点では悪評が圧倒的みたいですけど、
実際の映画本編を最後まできちんと観た人は、まだ
1人もいないわけですし。
VIZ MediaのLiza Coppolaさんによれば、北米で
は4月になる映画の公開に合わせての、「ドラゴンボー
ル」の原作マンガ売上げ増にも期待しているとのこと
なので、コミックに対しての映画「ダークナイト」のよう
に、昨年度売上げが落ちたマンガ全体に対して、映画
「DRAGONBALL」が刺激剤となるのが理想なんです
けど……と、一応言っておきますね。


posted by mikikazu at 12:51 | TrackBack(0) | 海外情報(北米) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月17日

「仮面ライダー龍騎」の海外向けリメイク「Kamen Rider: Dragon Knight」のアメリカでの第5話(1/31)・第6話(2/7)視聴率


では、「仮面ライダー龍騎」の海外向けリメイク
である「Kamen Rider: Dragon Knight」(公式
サイト
)についての情報です。
まず北米では、昨年12月13日の先行放送を経て、
2009年1月3日から、CWテレビジョンネットワーク
での本放送が始まっているんですが、その他の国で
も、放送への動きが既に出ていて、

ドイツ・M4E社
(C21Media 2008年7月2日付け記事)
イタリア・民放グループMediaset
(同 2009年2月10日付け記事)
メキシコ・Televisaグループ(2009年1月?)
(同 2008年8月21日付け記事)
ブラジル・TV Globo(2009年秋)
(同 2009年1月16日付け記事)

といった辺りの地域との契約が、既にまとまって
いるようです。
また、北米では2009年7月頃から展開されるとい
う、アクション・フィギュアなどの商品情報も出回っ
ていますね(ブラジル・JBox 2009年1月30日付け
記事
 アメリカ・Henshin Grid 2月16日付け記事)。


アメリカでの視聴率・占拠率データについては、
残念ながら第2〜4話のそれが見つからなかった
んですが、とりあえず最新の、第5話(1月31日)と
第6話(2月7日)のデータを掲載しておきます。
比較のために、第1話のデータもあらためて。
ソースはいつものように、Cynthia Turner's
Cynopsis - Cynopsis Kids
、対象年齢層は、
6〜11歳です。


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1月3日・第1話「Search for the Dragon」

・同時間帯(11時30分〜12時00分)比較

「SpongeBob SquarePants」(NICKELODEON)
 ―― 4.1/19
「Robotboy」(CARTOON NETWORK)―― 1.8/9
「Charlie and Lola」(DISNEY CHANNEL)―― 1.8/8
「Suite Life of Zack & Cody」(ABC)―― 1.4/7
「Kamen Rider Dragon Knight」(CW)―― 0.5/2
「Veggie Tales」(NBC)―― 0.4/2
「Care bears」(CBS)―― 0.2/1


・日本アニメ・特撮作品との比較

「ポケモン・ダイアモンド&パール Battle Dimensions」
(CARTOON NETWORK)―― 2.0/13
「爆丸 バトルブローラーズ」 (CARTOON NETWORK)
 ―― 1.9/9
「恐竜キング」(CW)―― 0.9/5
「Power Rangers Jungle Fury」(ABC)―― 0.7/3
「遊戯王5D's」(CW)―― 0.6/3
「ソニックX」(CW)―― 0.5/5
「Power Rangers Jungle Fury」(ABC)―― 0.5/3
「Kamen Rider Dragon Knight」(CW)―― 0.5/2


1月31日・第5話「The Power of Two」

・同時間帯(11時30分〜12時00分)比較

「SpongeBob SquarePants」(NICKELODEON)
 ―― 4.4/21
「Phineas and Ferb」(DISNEY CHANNEL) ―― 3.4/16
「Robotboy」(CARTOON NETWORK)―― 1.9/9
「Suite Life of Zack & Cody」(ABC)―― 1.6/8
「Kamen Rider Dragon Knight」(CW)―― 0.7/4
「Care bears」(CBS)―― 0.6/2
「Veggie Tales」(NBC)―― 0.4/2


・日本アニメ・特撮作品との比較

「ポケモン・ダイアモンド&パール Battle Dimensions」
(CARTOON NETWORK)―― 2.6/11
「爆丸 バトルブローラーズ」 (CARTOON NETWORK)
 ―― 2.1/10
「ソニックX」(CW)―― 1.6/8
「恐竜キング」(CW)―― 1.4/5
「遊戯王5D's」(CW)―― 0.9/4
「Power Rangers Jungle Fury」(ABC)―― 0.8/4
「Kamen Rider Dragon Knight」(CW)―― 0.7/4
「Power Rangers Jungle Fury」(ABC)―― 0.7/3


2月7日・第6話「Kamen Rider Torque」

・同時間帯(11時30分〜12時00分)比較

「Barnyard」(NICKELODEON) ―― 5.9/26
「Phineas and Ferb」(DISNEY CHANNEL) ―― 2.9/13
「Suite Life of Zack & Cody」(ABC)―― 1.8/8
「Robotboy」(CARTOON NETWORK)―― 1.3/6
「Lilo & Stitch」(TOON DISNEY) ―― 0.7/3
「Kamen Rider Dragon Knight」(CW)―― 0.7/3
「Care bears」(CBS)―― 0.7/3
「Veggie Tales」(NBC)―― 0.3/2


・日本アニメ・特撮作品との比較

「ポケモン・ダイアモンド&パール Battle Dimensions」
(CARTOON NETWORK)―― 2.5/11
「爆丸 バトルブローラーズ」 (CARTOON NETWORK)
 ―― 1.7/7
「ソニックX」(CW)―― 1.2/6
「恐竜キング」(CW)―― 1.1/4
「遊戯王5D's」(CW)―― 0.8/4
「Power Rangers Jungle Fury」(ABC)―― 0.8/4
「Kamen Rider Dragon Knight」(CW)―― 0.7/4
「Power Rangers Jungle Fury」(ABC)―― 0.6/3


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といった感じですね。
放送開始から1ヶ月が過ぎましたが、数字的には
微増?くらいで、ポジション的には変わらず、引き
続き「Power Rangers」と下位で争っているようです。
放送する側の期待値がどれだけだったかは知りませ
んが、とりあえず、もう少しはまだ様子見でしょうか
オリジナルからかなり切り詰めた、全40話の予定で
すから、どの辺からお話が盛り上がってくるのか、と
いうタイミングもありますけど、向こうは視聴率が悪
いと、お話の途中でも、容赦なく打ち切られますし……。


最後に今回のオマケ動画は、4KidsTVがオフィシャル
に配信している動画から、主人公・Kit Taylorを演じ、
変身してKamen Rider Dragon Knightになる、
Stephen Lunsford君へのインタビューです。




posted by mikikazu at 12:13 | TrackBack(0) | 「Kamen Rider Dragon Knight」情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月16日

米ワシントン・ポスト紙のメイド喫茶記事・2009年Katsucon編


昨日伝えた、Diamond Comic Distributorsに
よるVIZ Media商品の大量取り扱い停止について
は、アニメ!アニメ!さんがはるかに詳しい考察記
事を掲載してくださっているので、ぜひそちらを参
考にしてください。ご紹介ありがとうございました♪

アニメ!アニメ! 2009年2月15日付け記事
「米国大手コミックス出版取次ぎ 日本マンガ、
 アニメ千点取扱い停止」


また、北米市場マンガ関連お薦め記事では、
英語で!アニメ・マンガさんも最新の、

英語で!アニメ・マンガ 2009年2月15日付け記事
「2008年北米マンガ売上、2000年以降初めて
 下がる。」


をUPしてくださっているので、そちらもぜひどうぞ
なのです。


えっとそれから、リクエストいただいている、「仮面
ライダー龍騎」の海外向けリメイク「KAMEN RIDER
DRAGON KNIGHT」のアメリカでの視聴率について
は、1月分をまとめて掲載しようと思っていました。
1月31日放送の第5話「The Power of Two」のデ
ータがやっと出ましたので、明日以降にまたお伝えし
ます。しばしお待ちください。


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さて本題。
ワシントン・ポストといえば、ニューヨーク・タイムズ
と並ぶ影響力をもつ有力紙、ということになってい
ると思うんですけど、その紙面にも、メイドさんが登
場する時代になってしまったわけです。いい時代です。
伝えているのは、

ワシントン・ポスト 2009年2月14日付け記事
"At Anime Convention, Volunteers Serve
as 'Maids'"


になります。
ワシントン・ポストの記者さんが足を運んで取材し
ているのは、2月13〜15日にバージニア州アーリン
トン(ワシントンD.C.の隣街ですね)で開催されたア
ニメコンベンションのKatsucon 15(公式サイト)です。


15周年を迎えるKatsuconは今年初めて、イベント
内でメイド喫茶(解説ページ)を設営したんですね。
会場のホテルの2階にあるレストランを間借りした、
という形になるようです。
で、ポストの記事は、そのメイド喫茶に、「Yomiko」
というウェイトレス名でボランティア参加した、23歳
のSarah Blandyさんを、彼女の写真入りでフィーチ
ャーしたものです。
Yomikoというのは――「R.O.D」の読子・リードマン
さんからかな?
メイドさんの数は16人で、お客さんを「master」あ
るいは「mistress」と呼び、給仕だけでなくゲームを
楽しんだり、Japanese omelet――オムライスに
ケチャップで絵を描いてくれたりといった、定番のサ
ービスも用意されていたようです。


実はワシントン・ポストがメイド喫茶について言及す
るのは、これが初めてではありません。
前回の記事は、3年9ヵ月前の

ワシントン・ポスト 2005年6月7日付け記事
"In Tokyo, a Ghetto of Geeks"

なんですけど、オタク街と化した秋葉原を紹介する
文章の中で、少しですが触れられていました。
その時は、あくまで日本独自の、さらに非常に限定
された文化としての紹介だったんですが、4年近く
が経過して、今度はアメリカ国内で、アメリカ人によ
るメイド喫茶を同じ新聞が紹介することになる、時
代の経過が面白いですね。大げさですが、こうやっ
て文化が伝播してきたんだっていう。


このKatsuconのメイド喫茶には、日本のメイド喫茶
にはない(かもしれない)独自色もあります。
向こうのレストランなんかでは、自分が食事したテー
ブル担当のウェイトレスさんにチップを渡すのは、普
通の習慣ですよね。それがお給料以外の、大きな
収入源だったりします。
Katsuconでも、担当してくれたメイドさんにチップを
渡すわけですが、それはそのまま、American Cancer
Society――米国癌協会(公式サイト)の活動を支援
するためのチャリティRelay For Lifeに寄付されるこ
とになっています。
こういった、医学研究団体や地元コミュニティのため
のチャリティを行うことは、向こうのコンベンションで
はよくありますし、メイド喫茶がただ楽しみだけでなく、
社会貢献にもつながっているのは、とても良いことだ
と思います。


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例によって、メイド喫茶の模様を伝える動画記事でも
ないかと探してみたんですが、昨日の今日でまだない
みたいですから、今日のところは、Katsuconが昨年
12月に、イベントのプロモーションのために制作・発表
した、実写版「らき☆すた」OPを紹介しておきます。
踊ってくれてる4人は、みんなKatsuconのスタッフさ
ん達で、撮影場所は、会場のホテルとその近辺だと思
います。頑張ってます楽しそうです。
(YouTube内Katsucon公式チャンネル)


Katsucon Lucky Star らき☆すた




posted by mikikazu at 11:40 | TrackBack(0) | 海外情報(北米) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月15日

北米最大手コミック流通会社Diamondが、「バガボンド」「名探偵コナン」「テニスの王子様」などのVIZ Media既刊巻の扱いを停止する予定


カナダ・オンタリオ州トロントの、コミック・グラフィ
ックノベル専門店The Beguiling(公式サイト)の
マネージャー兼コミック関連のライターである、
Christopher Butcher氏のブログComics212
2009年2月13日付け記事

"Diamond De-lists 1000 Viz Manga"

は、北米最大手のコミック流通会社である
Diamond Comic Distributors(公式サイト)が、
日本マンガ出版社VIZ Media(公式サイト)の
商品1018点についての、今後の取り扱いの停止
を伝えるもので、各所で話題になっているようです
(via Anime News Network,Icarus Publishing)。


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情報自体は、Diamaondが自サイトでコミック専門店
向けに出したリリースがソースで、VIZ Media商品の
セールを伝える内容なんですが、その末尾に、現在
の在庫がなくなるまで、セールは続けられ、それ以降
は出版社から再入荷・取り寄せをしない旨が記載され
ているんですね。
つまり、いまDiamondが扱っている分の在庫が尽き
たら、これらの商品をコミック専門店は、Diamondを
通しては入荷出来なくなる、ということです。
商品自体が完全に絶版になったわけではなく、他の
流通業者を通しての仕入れは、VIZ側に在庫がある
限り可能で、Butcher氏も自店The Beguilingにお
いては、それらの商品を含むVIZ全商品の、別の仕
入れルートが確保出来ていることを伝えています。
ともあれ、それらのVIZ商品は、北米最大手のコミック
流通業者であるDiamaondによって、コミック専門店
では、もはや売れないと判断されたと考えていいわ
けです。その判断が正しいかどうかは、別の問題で
すけども。
それらのVIZ商品は、小説やDVDも含んでいますが、
ほとんど――1000点近くはマンガになります。
その全てを引用紹介することは出来ませんが、いわ
ゆるメジャーなタイトルだけでも抜き出してみると、


「バナナフィッシュ」第1〜12巻
「BASARA」第1〜27巻
「BASTARD!! -暗黒の破壊神-」第1〜17巻
「冒険王ビィト」第1〜12巻
「ボボボーボ・ボーボボ」第1巻
「花より男子」第1〜31巻
「名探偵コナン」第1〜25巻
「天使な小生意気」第1〜20巻
「闇の末裔」第1〜11巻
「漂流教室」第1〜11巻
「エクセル・サーガ」第1〜17巻
「め組の大吾」第12〜20巻
「烈火の炎」第1〜28巻
小説版「鋼の錬金術師」第1〜5巻
「ゴルゴ13」第1〜13巻
「ここはグリーン・ウッド」第1〜9巻
「ホットギミック」第1〜12巻
「I"s(アイズ)」第1〜15巻
「ジョジョの奇妙な冒険(第三部)」第1〜10巻
「結界師」第1〜14巻
「聖闘士星矢」第2〜23巻
「うえきの法則」第1〜13巻
「めぞん一刻」第1〜15巻
「機動警察パトレイバー」第1〜2巻
「火の鳥」第1〜12巻
「ぼくの地球を守って」第1〜21巻
「テニスの王子様」第1〜27巻
「最終兵器彼女」第1〜7巻
「快感フレーズ」第1〜18巻
「サイレント・メビウス」第1〜11巻
「電車男」第1〜3巻
「バガボンド」第2〜27巻
「電影少女」第1〜15巻
「ホイッスル!」第1〜20巻
「金色のガッシュ!」第1〜20巻


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などになりますか。
「ボボボーボ・ボーボボ」や「機動警察パトレイバー」
のように、初期で刊行が打ち切られていた作品はま
だわかりますけど、日本では大ベストセラーの「バガ
ボンド」「名探偵コナン」などまで扱いをやめるのは、
ちょっと残念ではあります。売れていないのなら、そ
れはそれで仕方ないですけど。
個人的には、手塚治虫氏の名作「火の鳥」もショック
だったりはします。
「名探偵コナン」「テニスの王子様」「金色のガッシュ!」
などは、北米でのアニメ版の展開に失敗したケース
でもありますけど……。


そもそも現在の北米で、マンガのメイン市場は一般書
店の方なんですが、「バガボンド」、それに「ゴルゴ13」
なんかは、明確にコミック専門店向けの作品だろうと
思います。
北米のコミック専門店で、どんなマンガが売れ筋なの
かは、当ブログ2月8日付け記事を参考にしてほしい
のですけど、日本では国民的ベストセラーの「バガボ
ンド」も、ほとんど売れている様子はありません。
宮本武蔵の知名度とか、時代劇だということはたぶん
関係なくて、例えば数年前まで「るろうに剣心」は大人
気でしたし、Dark Horseが出版している小池一夫原
作の劇画作品は、堅調な売上げをずっとコミック専門
店で示しています。
想像ですが、宮本武蔵の子供時代から始めた、スロー
な語り口のペースが受け入れられなかったのかな、と
も思ったり。難しいですね。
今回の動きが、また北米のマンガ市場にどんな影響を
与えるのか、注視していきたいです。

posted by mikikazu at 11:21 | TrackBack(0) | 海外情報(北米) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月14日

スペインでの「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序」劇場公開は好評につき、さらに延長


もう1つのニュースは、昨日付け記事で取上げた、
スペインでの「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序」(
式サイト
)劇場公開についての追加情報ですね。
ヒットを受けて、さらに公開が延長・拡大されると
のことです。

ソース・Ramen Para Dos 2月13日付け記事
"Evangelion 1.0 se estrena en San Vicenç
del Horts (BCN) este Viernes"



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あらためて、これまでの経緯をまとめると、スペイ
ンでの「序」は、まず1月30日〜2月5日の1週間
の予定で、バルセロナ市のCine Nápoles劇場と
マドリード市のCines Golem劇場で、夜の10時半
からのレイトショー公開が始まりました。
そして昨日も述べたように、バルセロナの劇場で
は特に盛況だったようで、急遽2月6〜12日まで
の1週間、上映期間が延長されます。


プレスリリースによると数千人の動員を記録した
という、このレイトショー興行の成功を聞きつけて、
一般向けの公開でも受けると判断されたのか、さら
に2月13日から27日までの2週間の予定で、バル
セロナ県Sant Vicenç dels Hortsにあるシネコン
MULTICINES LA VAILETに劇場が移り、上映が
続くことになりました。
MULTICINES LA VAILETのTOPページでも、現
在「序」がフィーチャーされていますね。
上映時間は1日3〜5回に増え、

月〜木曜日
18:00 19:55 21:50

金曜日
18:00 19:55 21:50 23:45

土曜日
16:05 18:00 19:55 21:50 23:45

日曜日
16:05 18:00 19:55 21:50

というスケジュールになっています。
入場料は月曜が4ユーロ(約474円)、火〜金曜が4.5
ユーロ(約533.25円)、土・日が5ユーロ(約592.5円)。
レイティングは13歳以上で、オリジナル日本語音声に
スペイン語字幕での上映になります。


シネコンですから、1スクリーン辺りの座席数はそん
なに多くないでしょうけど(劇場のキャパは、7スクリ
ーンで1000人)、上映回数が一気に増えたことで、
さらに動員数増加となっていくかもしれませんし、
劇場側としても、それは期待しているでしょう。
さらに他のシネコンからも声がかかってきて、スペ
イン全土で拡大公開くらいになればスゴイですけど、
その辺は事態の推移を見守りましょう。興行成績に
ついても、また数字が出てくれば紹介します。


posted by mikikazu at 10:33 | 「エヴァンゲリオン」情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Yen Press版「よつばと!」第6巻詳細


今日は2つニュースがあります。
まずは、ニューヨーク・コミコン発情報のフォローに
なりますが、めでたくYen Press(公式サイト)から
の移籍出版が発表された英語版「よつばと!」第6
巻(あずまきよひこ)について、MangaBlogのBrigid
AlversonさんがNYCCの会場で、直接Yen Pressの
パブリッシング・ディレクターであるKurt Hassler氏
に訊いたインタビューの中身を掲載してくれていました。

MangaBlog 2月13日付け記事
"Yen honcho talks Yotsuba&!"


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とりあえず、明らかになった細かい情報を並べてみ
ると――


・出版については、日本の発行所であるアスキー・
メディアワークスからコンタクトがあった。

・翻訳出版権が入手可能になった経緯については、
よくわからない。

・第6巻の出版時期は2009年9月。

・デザインは日本版をそのまま尊重。もしカラーページ
があれば、それもそのまま使う。

・翻訳者は、ADV版も手がけていた(第1あるいは2巻?)
Amy Forsythe.

・以降の巻も、Yen Pressから出版される。

・第1〜5巻についての権利も日本側に戻っている筈
だが、ADV版の翻訳を使えるか、それとも使えなけれ
ば新たに翻訳し直すか、考えなければならない。
とりあえずは、新刊の出版を優先。

・Yen Plusマガジンでの連載の予定はなし。


――という辺りですね。
日本側から話を持ちかけられたというのは、どうにも
状況が進展しないADV側の態度に業を煮やして動い
た、ということなんでしょうか。北米での評価の高さは、
日本にも伝わっている筈ですし。
第6巻はよつばちゃんが自転車に乗る、個人的にもお
気に入りの、一連のエピソードが収録されいますから、
やっと(とはいえ半年先ですが)出版が確定してよかっ
たと思います。
ちなみに一番好きなのは、第4巻のマス釣りのお話で
すが。楽しそうだし美味しそうだしみうらちゃんフィーチ
ャーされてるし(笑)。


posted by mikikazu at 08:49 | TrackBack(0) | 海外情報(北米) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月13日

海外での「「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序」「20世紀少年」第1章「崖の上のポニョ」などの興行成績データ


ここ数週間ほどは、海外各地で日本のアニメ映画、
およびマンガを原作とする実写映画の公開が続い
ていて、それらの興行成績データも出ているようで
すから、今日はまとめて紹介してみます。
ソースはお馴染みですがBox Office Mojoの、
International Box Office Results by Country
になります。


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まず、当ブログの1月27日付け記事及び2月1日付
け記事
でも伝えた、スペインでの、「ヱヴァンゲリヲ
ン新劇場版:序」(公式サイト)の興行成績ですね。
バルセロナとマドリードの2館で、1週間だけの(1月
30日〜2月5日・予定)レイトショーという、小規模公
開でしたから、データは出ないのかと思っていました
が、無事に出てくれました。
2月6〜8日週末チャートによると、そこまでの累計興
行成績は、8834ドル(約80万1686円)ですね。
スペインの映画料金は5ドルくらいだそうですから、
それで仮に計算すると、約1700人くらいの人が見て
くれたことになります。
2月5日までの予定だったのに、どうして2月6〜8日
週末チャートに入っているかというと、どうやら特にバ
ルセロナの劇場では好評だったらしく、そちらでは急
遽、上映期間が1週間延長されたからなんですね。

ソース・Ramen Para Dos 2月7日付け記事
"Evangelion 1.0 You Are [not] Alone sigue
una semana más en Barcelona"


もちろん、規模も成績も日本と比べればささやかなも
のですが、スペインの「エヴァ」ファン達が、今回の公
開で盛り上がったという空気は、確かに存在したよう
です。
おそらく今回の反応を受けて、続く「破」についても、
公開は考慮されるだろうと思います。
「序」のスペイン版DVDについては、レンタルが2月25
日から、発売が5月20日からの予定になっています。

ソース・Ramen Para Dos 2月2日付け記事
"Evangelion 1.01 You are (not) alone en DVD el
25 de Febrero en alquiler, a la venta en Mayo"



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続いてはフランスでの、「20世紀少年」第1章(公式
サイト
)ですね。
1月14日からの公開ということで、まずその週末(1月
14〜18日)の成績
は、初登場第41位で、興行成績が
2万4871ドル(約225万3331円)。公開館数は9館に
なっていますが、レイトショー公開のみの劇場も多かっ
たようです。
その翌週(1月21〜25日)では、累計でさらに4万3422
ドル(約393万4033円)に達していますが、その翌週か
らはチャートから消えています。3〜4館では、まだレイ
トショー上映が続いているようですが(上映スケジュール)。
なので、プラスしても、400万円超えそこそこ、くらいの
結果になるでしょうか。
とりあえずは、「フランスでも公開した」という事実作り以
上の成績ではない、と思います。


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アジア各国で、現在大きく公開されているのが、宮崎駿
監督の「崖の上のポニョ」ですね。
公開順に、


韓国(2008年12月19日より拡大公開・その週3位 
  公開館数504)
累計興行成績・694万1531ドル(約6億2890万2700円)

シンガポール(1月1日公開・初登場7位 
  初週公開館数14)
累計興行成績・29万7824ドル(約2698万2854円)

香港(1月17日公開・初登場2位 初週公開館数50)
累計興行成績・298万9150ドル(約2億7081万円)

台湾(1月24日公開・初登場5位)
累計興行成績・106万5140ドル(約9650万168円)


という数字が出ています。
まだまだ公開中ですし、成績は累計ですから、もう少
し伸びるでしょうね。
イタリア・ロシア・イギリス・ベルギー・フランス・オラン
ダ・ドイツといったヨーロッパ諸国は、3月以降の公開
予定になっています。
アメリカも2009年内と思いますが、まだ時期は確定
していないでしょうか。


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では上記以外に、現在海外で公開されている日本映画
の成績も並べておきますね。
アニメ新作では、劇場版「NARUTO -ナルト- 疾風伝 絆」
が注目なんでしょうけれど、「ポニョ」と比較すると爆発的
なヒット、というわけでもなさそうです。


・アルゼンチン
「沙羅双樹」(2003年 監督・河瀬直美)
――4万3709ドル(約396万35円)

・中国
「犬と私の10の約束」(2008年 監督・本木克英)
――61万3344ドル(約5556万8966円)

・ギリシャ
「スキヤキ・ウエスタンジャンゴ」(2007年 監督・三池崇史)
――1万4651ドル(約132万7380円)

・香港
「劇場版 NARUTO -ナルト- 疾風伝 絆」
 (2008年 監督・亀垣一)
――17万425ドル(約1544万605円)

・レバノン
「蒼き狼〜地果て海尽きるまで〜」
 (2007年 監督・澤井信一郎)
――6510ドル(約58万9806円)

・韓国
「東京マーブルチョコレート」
(2007年 監督・塩谷直義)
――7万9161ドル(約717万1986円)

「爆転シュート ベイブレード THE MOVIE
激闘!!タカオVS大地」(2003年 監督・川瀬敏文)
――16万5462ドル(約1499万857円)

「それでもボクはやってない」(2007年 監督・周防正行)
――7965ドル(約72万1629円)

「ユメ十夜」(2007年 オムニバス)
――2968ドル(約26万8900円)

・台湾
「劇場版 NARUTO -ナルト- 疾風伝 絆」
 (2008年 監督・亀垣一)
――17万4267ドル(約1578万8590円)

「デトロイト・メタル・シティ」(2008年 監督・李闘士男)
――36万6973ドル(約3324万7753円)


・イギリス
「トウキョウソナタ」(2008年 監督・黒沢清)
 日本・オランダ・香港合作
――1万3899ドル(約125万9249円)


posted by mikikazu at 11:59 | TrackBack(1) | 「エヴァンゲリオン」情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月12日

英語版「PLUTO」(手塚治虫・浦沢直樹)第1巻レビュー集


今月北米で発売される英語翻訳版マンガで、個人
的に注目しているのが、2月17日にVIZ Media(
式サイト内ページ
)から発売される、どうやらフルタイ
トルは「Pluto: Urasawa x Tezuka」になったらしい、
「PLUTO」(手塚治虫原作・浦沢直樹作)第1巻ですね。
原作にあたる「鉄腕アトム」の「地上最大のロボット」
編は、Dark Horseから出版されている英語版「アト
ム」こと「Astro Boy」の第3巻に収録されています。
英語版「PLUTO」の翻訳を手がけているのは、Jared
CookさんとFrederick L. Schodtさんで、特に
Schodtさん(公式サイト)は、手塚治虫研究家である
だけでなく、その「地上最大のロボット」編の翻訳も直
接担当されていますから、引き続き携わってくれてい
るという意味では、とても安心出来ます。


個人的な意見ですけど、浦沢直樹さんの長編作「二
十世紀少年」「MONSTER」「PLUTO」の中では、
「PLUTO」が一番お気に入りだったりします。
他の作品もそれなりに良い出来だとは思いますが、や
はり講談社の手塚治虫全集で育った身としては、あの
「アトム」をどうリライトするかという、物語それ自体以上
の楽しみがついてきますし。ああ、アトムとウランちゃん
を、こういうデザインにしたのか、という一発でノックアウ
トでした。コミックス派なので、待つのが大変ではありま
すけど(笑)。


発売に先んじて、北米のマンガ・コミック関連のサイト
では、レビューがそろそろ掲載され始めているので、
今日はそれらの一部を紹介しておきたいと思います。
全訳は無理なので、コメントの一部だけを抄訳という
感じで。


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Comic Book Bin
"Pluto: Urasawa x Tezuka: Volume 1
By Leroy Douresseaux"


評価:A

「物語世界もまた、読者にとっては未知なものであり、
読者はその奇妙さを通して、物語の中心にある謎を
探っていくと同時に、そんな世界で生きるとはどういう
ことかを理解していかねばならない。なにより浦沢は、
『MONSTER』で描いたのと同じく、この人工知能の
物語においても、人間が様々な面を持ち得ることが
何を意味するのかについて、我々に示そうとしている」

            ☆
               
Comic Book Resources
"Pluto: Urasawa x Tezuka Vol. 1
by Greg McElhatton"


評価:5星中5星(満点)

「ロボットの殺人機械が戦場から去ることを決意し、
音楽に挑み理解するために執事になる物語が面白
く読めるとは、まったく思っていなかったのに、それ
らの最後の章では、私は本当に悲しく感じていた。
最初は単にサイド・ストーリーが終わって、孤独な作
曲家とその執事について、もっと読みたかっただけな
んだと思っていたんだ。
けれど1分後に突然、私は理解したんだ。そうじゃな
い、私は本当に、ノース2号という、6本腕のロボット
に気持ちが移ってしまったからこそ、悲しいんだと。
これこそ『PLUTO』の素晴らしさの証明であり、何故
『Urasawa x Tezuka』という副題が付けられている
かということの、私なりの理解でもある。手塚の物語
から選ばれた要素が抜き出され、浦沢の最良の部分
と組み合わされているんだ」

             ☆

ICv2
"Review of 'Pluto: Urasawa x Tezuka' Vol.1
by Tom Flinn"


評価:5星中5星(満点)

「浦沢のリアリスティックなスタイルは、手塚のレトロ
なロボットのデザインと、驚くほどよくマッチしている。
手塚は常に、深い哲学的なテーマのようなものを、彼
の物語に織り込んでいたのだが、それは浦沢の作品
のような語り口の重みを支えるのに、十分なものだ」

             ☆

Manga Recon
"Pluto: Urasawa x Tezuka, Vol. 1
By Michelle Smith"

評価:A+

「浦沢による物語のアレンジの結果は、見事というしか
ない。私は全く読むのが早いわけではないが、場面や
ペースの、ほとんど映画的な感覚によって、『PLUTO』
のページはあっという間に進んでいった。物語それ自体
の重みによって沈み込んでしまうような作品では、決し
てないだろう」

               ☆

Comics Worth Reading
"Pluto: Urasawa x Tezuka Book 1
by Ed Sizemore"

評価:Recommended(お薦め)

「手塚はロボットと人間が平等に生活している世界の
普通の日常というものがどんな風になるのか、細かく
描くことはほとんどなかった。1950年代以降、様々な
マンガ家達が、ロボットが市民であり、それが個人的
レベルでどんな意味を持つのかというテーマについて
の探求を続けていた。浦沢直樹は、それら50年以上分
のロボットについての探求の蓄積を、手塚のオリジナル
の世界に、注入し直している。もし手塚が基礎を構築
したとしたなら、浦沢がやってきて、その上に家を建て
ているようなものだといえる」


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というレビューがとりあえず見つかりました。
別に褒めてるところだけ抜き出しているわけではあり
ませんけど、評価的にはどこも絶賛、と考えていいと
思います。これだけネガティブな言葉が見つからない
作品も珍しいですね。ファンとしては嬉しいです。
あとは、これがセールスにもつながってくれると、さら
に嬉しいところですが。


posted by mikikazu at 08:31 | TrackBack(0) | 海外情報(北米) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月11日

「Yes!プリキュア5GoGo!」、終わりました。

というわけで、こちらでも「Yes!プリキュア5GoGo!」(公式
サイト
)についてのまとめか評論を……と思いましたが、
「GoGo!」については、もう作品批評するのも野暮な感じ
だったので、代わりにエピローグ的な、最後の会話寸劇
を少しだけ。最後だからいいかっていうノリですけど(汗)。


待っている間は、そちらで最終話についてのコメントが
UPされたら、この2年間の、「プリキュア5」シリーズを
通じてのお付き合いも、ホントに終わってしまうんだなと、
少々複雑な気持ちではありました。まあ、Nothing ever
lasts forever ということで。
お忙しい中、素敵なかれんさんとくるみさんのその後
寸劇も、ありがとうございました。こちらのがお返しに
なればいいですけど……。え? りんさんエンドも必要
ですか?


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会話寸劇を読む

2009年02月10日

ニューヨーク・コミコンでのマンガ・アニメ情報まとめ


昨年から15%増の7万7千人近くの入場者数を記
録し、大盛況のニューヨーク・コミコン(2月6〜8日 
公式サイト)も、無事に終了したようですね。
各所でレポートされている、アニメ・マンガ関連企
業からの新規ライセンス・出版情報について、主な
ところをまとめておきます。


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Vertical

手塚治虫「ブラック・ジャック」は第4巻の3月から、
11月まで隔月刊行の予定。
京極夏彦「姑獲鳥の夏」(8月)
岡田斗司夫さんの「いつまでもデブと思うなよ」


Del Rey

出版ペースに変更なし。
新規マンガ
「NIGHT HEAD GENESIS」(作・飯田譲治/画・氷栗優)
「wish たったひとつの願いごと」(征海未亜)
「King of RPGs」(Jason Thompson)

新規小説
「げんしけん 拝入蘭人の野望〜Return of the OTAKU」
 (飯田和敏)
「キッチンのお姫さま 天使のケーキを探せ!」
 (小林深雪)


Yen Press

「よつばと!」第6巻(あずまきよひこ)
ADV Mangaからの移籍。9月予定。第1〜5巻につい
ても交渉中だが未定。ADV版に関わっていた翻訳者の
1人は、このYen Press版にも参加する予定。

コミック版「狼と香辛料」(作・支倉凍砂/画・小梅けいと)
既に発表済の原作小説に続いての出版。

「下弦の月夜の物語」(富士山ひょうた)


Bandai Entertainment

YouTube公式チャンネルで、「コードギアス 
反逆のルルーシュ」(字幕・英語吹替)の無料配信開始。
「機動戦士ガンダム00」も続く予定。

「機動戦士ガンダム00」のDVDリリースは夏ごろ。
「ハヤテのごとく!」は7月。
「.hack//G.U. Trilogy」「sola」「True tears」は
Anime Legends名のBOXセット発売。


CMX

3月――「地球行進曲」(林みかせ)
4月――「ヴィーナス綺想曲」(西形まい)
    「蒼き狼 〜地果て海尽きるまで〜」(画/日暮央)
5月――「ガレキの王〜The King of Debris」(麻生雄介) 
「ラピスラズリの王冠」 (川瀬夏菜)
6月――「しにがみのバラッド。」(画/和泉明日香)
7月――「ブレイクブレイド」(吉永裕ノ介)


FUNimation Entertainment

今年新作タイトルのリリースは前年から17%増の予定。


VIZ Media

日本では春から始まる高橋留美子さんの新作は、
北米でも2009年末頃には出版開始。
スタン・リー原作、武井宏之作画「機巧童子ULTIMO」
は、SHONEN JUMP7月号から連載開始。
「崖の上のポニョ」のフィルム・コミックも

6月――「デトロイト・メタル・シティ」(若杉公徳)
    「超獣伝説ゲシュタルト」(高河ゆん)
9月――「テガミバチ」(浅田弘幸)
    「DOGS/BULLETS&CARNAGE」(三輪士郎)
10月――「遊☆戯☆王R」(監修・高橋和希/画・伊藤彰)
11月――「ビーストマスター」(最富キョウスケ)

    「海獣の子供」(五十嵐大介)
「大奥」(よしながふみ)


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辺りになるでしょうか。抜けもあると思いますけど。
マンガ出版社大手ということでは、TOKYOPOPがパ
ネルを出していなかったんですね。それどころじゃな
いのかもしれませんが……。
そうそう、パネルといえば注目していたのが、6日午後
3時半からの、BANDAIによる「涼宮ハルヒ」パネルだっ
たりしたんですね。
展開中・予定のマンガや原作小説ならともかく、既に
第1期はBOXセットまで展開が終了している、アニメ
担当のBANDAIのパネルですし、時期が時期ですから、
第2期に向けてのなにか発表でもあるのかなーと思っ
ていたんですけど、現時点で特に情報は入ってきてい
ませんね……。
途中の4時から、「ヤッターマン」の公式記者会見もス
ケジュールに入っていましたから、みんなそっちの方に
早目に行っちゃったのかなーとか。


そういったパネルは「死ぬほど退屈」だとして、独自
に楽しまれていた、エリカ・フリードマンさんのレポー
も楽しいです。



posted by mikikazu at 13:09 | 海外情報(北米) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月09日

北米で一番最初のアニメコンベンションYamatoCon(1983年8月13日)についての、Dave Merrillさんのレポート


何度かご紹介したことがありますけれど、Dave
Merrillさんは80年代半ばから、北米のアニメフ
ァンダムで活動されている方で、1995年に立ち
上げられたコンベンションAnime Weekend
Atlanta(ジョージア州アトランタ 公式サイト)では、
代表を務められていました。
「英語で!アニメ・マンガ」のceenaさんが紹介さ
れていたドキュメンタリー「OTAKU UNITE!」にも
出演されていたので、ご記憶の方も多いかと思い
ます。


14回目を迎えた、昨年のAWAは1万1101人の
有料入場者を記録し、全米で第10位の規模を誇
るまでに成長しました。
現在では、Daveさんは代表から退き(関わりは続
いているそうです)、カナダ・オンタリオ州トロントに
居を移して、コミックについて語るライブジャーナル
「Slightly Higher In Canada」の一方で、80年代
の北米アニメファンダムの記録を伝えることを主目
的としたブログ「LET'S ANIME」も更新しています。
ありがたいことに、うちとも相互リンクしてくださって
いますね。


その「LET'S ANIME」2月5日付け記事で告知さ
れていたので知ったのが、DaveさんがStar Blazers
公式サイト
に寄稿した、北米で一番最初のアニメ
コンベンションとされる、YamatoConについて調査
したレポート、「Anime conventions and their
Yamato roots」
です。
当時を知る関係者への取材により、YamatoConが
どんなイベントであったのか詳しくわかる、貴重な
レポートになっていると思いますので、北米のアニ
メファンダムの歴史に興味がある人には、必読の資
料です。


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レポートから、YamatoConの概要をまとめると、

・開催日
 1983年8月13日
・主催者
 Mark Hernandez, Don Magness, Bobb Waller
・場所
 テキサス州ダラス ハーベイ・ホテル
・参加者数
 約100人
・ディーラー数
 8 テーブル数22
・主なプログラム
 「Star Blazers」第1シーズン全26話と劇場版
 の上映

ということになるようですね。
主催のお三方は、SFやコミック・コンベンションの運
営に参加した経験もあり、YamatoCon設立に際し
ては、運営費も自腹で捻出したそうです。
メインのプログラムが上映会というのは、まだビデオ
デッキとテープすら高価で、ほとんど普及していない
時代ですから、まとめてエピソードが視聴出来る、と
ても貴重な場になったようです。
小さいながらもディーラーズ・ルームも用意され(解説
図を参考)、主に売られていたのは、徳間書店のロ
マンアルバムなどのアニメ・マンガ雑誌、フィルム・
コミック、それにプラモデルなどになるようです。
参加者の数について、主催者の1人であるDon Magness
さんのコメントを引用させていただくと――、


「ホテルには早めに着いてしまったんで、部屋の用意
を整えてから、まず朝食に出かけたんだ。戻ってみる
と、ホテル前の階段に、3人の若い男たちが座ってい
て、そのうちの1人の手には、YamatoConのチラシが
握られていた。
 Markが彼らに、YamatoConのために来たのかと訊
くと、そうだと答えてくれた。僕らは中に入ると、彼らに
声が届かないところにまで行って、ちいさく喜び合ったん
だよ。『3人も来てくれたぞ!』ってね。会場がいっぱい
になるなんて、思ってもいなかった」



という感じだったそうです。
Donさんの別のコメントを借りれば、約100人という入
場者数は、「予想より100人くらい多かった」ということ
で、ひょっとしたら誰も来てくれないんじゃないかという
不安も、開催前には強くあったようですね。
なにしろ、それまでに誰も単独では開催したことのな
い、日本のアニメをテーマにしたコンベンションだった
わけですから。
幸いに、YamatoConの成功はすぐに各地のアニメフ
ァンダムに伝わり、「アメリカ人でも、アニメコンベンシ
ョンを成功させられるんだ」という意識が広がって、今
日に続く、アニメコンベンションの歴史が始まっていくこ
とになります。


細かい歴史をたどれば、大きなイベントの中の"micro-con"
といった形で、Star Blazers/宇宙戦艦ヤマトをテーマ
にした集まりが企画されたこともあるようですが、完全
に独立した、アニメだけを冠したコンベンションとしては、
YamatoConを「北米初」としていいようです。
やはり、最初に誰かが始めてくれたこそ、歴史が始まっ
たわけですから、掲載されたコメントや写真を見ながら、
当時のファン達の勢いや熱気を想像するだけで、楽しく
なりますね。素敵なレポートでした。


posted by mikikazu at 12:12 | TrackBack(0) | 海外情報(北米) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月08日

2008年度北米のコミック専門店における日本マンガ売上げ冊数詳細


現時点でのニューヨーク・コミコン(公式サイト)からの
一番嬉しいニュースは僕も、Yen Pressからの、「よ
つばと!」第6巻出版の報ですね。
9月の予定で、それ以前の巻もいずれ再出版される
とのことです。

AnimeVice 2月7日付け記事
"NYCC: Yen Press Liveblog"

うちでも何度か記事にしましたが、ADV Mangaから
の英語版「よつばと!」出版は、2007年10月の第5
巻からずっと途絶えていて、ADVのマンガ部門担当
の人でも、「どうなっているのかわからない」としか答
えられない状況が続いていましたから、今回の移籍
はやっと安心出来るニュースです。
個人的にも、自分が好きな作品の続きを、待っている
海外の人達に読んでもらえない状況には、ヤキモキし
ていましたから。


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さて本題です。
ちょっと長めの、データをづらづら書く記事が続い
ちゃってますけど、辛抱してお付き合いください。
昨日の記事では、2008年度の北米市場における、
日本マンガの売れ行きを大まかなランキングで紹
介してみたわけですが、今日はその中からさらに、
コミック専門店における、どの作品のどの巻がどれ
だけ売れたかという、具体的なデータを調べてみた
いと思います。


ソースは、ICv2が毎月掲載している、Top 100
Graphic Novels Actualのランキングで、2008年
度分の毎月のデータから日本マンガだけを、全て
抜き出してみました。大体、その月に1000冊以上
売れた巻のリストになっています。
11月と12月だけはTOP300になっているんですが、
他の月に合わせて、下の表ではTOP100までから
の数字です。
一応、それ以下の小さい売れ筋のラインナップも
興味深かったので(DMPのやおい/BL作品の多さ
とか)、一番下の追記欄に載せておきます。
あ、一応「売上げ」と書きましたが、ここでの数字
は、各ストアでお客さんが直接買ってくれたもので
はなく、あくまでDiamond Comic Distributors
が各ストアに卸した数、です。
だから店頭に在庫がまだあるかもしれないし、ディ
スカウントして捌いたかもしれない。Diamondは返
本不可能なので、卸しまでの数字になっています。


short_g.gif


5000冊以上

1.「NARUTO」第30巻 ――5819
2.「NARUTO」第29巻 ――5745
3.「NARUTO」第31巻 ――5628
4.「NARUTO」第28巻 ――5427
5.「フルーツバスケット」第20巻 ――5328
6.「フルーツバスケット」第19巻 ――5313
7.「NARUTO」第32巻 ――5302
8.「NARUTO」第33巻 ――5075


4000冊以上

9.「フルーツバスケット」第21巻 ――4518
10.「Bleach」第25巻 ――4197
11.「Bleach」第23巻 ――4163
12.「キングダムハーツU」第2巻 ――4125
13.「Bleach」第24巻 ――4085


3000冊以上

14.「ベルセルク」第22巻 ――3822
15.「ベルセルク」第23巻 ――3820
16.「ヘルシング」第9巻 ――3742
17.「ベルセルク」第24巻 ――3675
18.「ベルセルク」第25巻 ――3559
19.「ベルセルク」第26巻 ――3373
20.「ああっ女神さまっ」第29巻 ――3219
21.「無限の住人」第20巻 ――3197
22.「魔法先生ネギま!」第17巻 ――3158
23.「遊戯王GX」第2巻 ――3152
24.「半蔵の門」第8巻 ――3081
25.「Bleach」第22巻 ――3064
26.「無限の住人」第18巻 ――3063
27.「魔法先生ネギま!」第16巻 ――3046
28.「鋼の錬金術師」第16巻 ――3015


2000冊以上

29.「無限の住人」第19巻 ――2989
30.「魔法先生ネギま!」第18巻 ――2886
31.「鋼の錬金術師」第17巻 ―― 2882
32.「魔法先生ネギま!」第19巻 ――2842
33.「GANTZ」第1巻 ――2749
34.「ああっ女神さまっ」第30巻 ――2714
35.「魔法先生ネギま!」第20巻 ――2626
36.「ツバサ-RESERVoir CHRoNiCLE-」第16巻 ――2517
37.「ラブレス」第8巻 ――2404
38.「ツバサ-RESERVoir CHRoNiCLE-」第17巻 ――2394
39.「トライガン・マキシマム」第13巻 ――2383
40.「ゼルダの伝説 時のオカリナ」第1巻――2359
41.「Blood+」第1巻 ――2333
42.「ツバサ-RESERVoir CHRoNiCLE-」第18巻 ――2293
43.「ああっ女神さまっ」第28巻 ――2271
44.「ツバサ-RESERVoir CHRoNiCLE-」第19巻 ――2228
45.「バンパイアハンターD」(マンガ版)第2巻 ――2226
46.「ガンスミスキャットBURST」第3巻 ――2196
47.「トライガン・マキシマム」第12巻 ――2188
48.「ヴァンパイア騎士」第5巻 ――2145
49.「GANTZ」第2巻 ――2131
50.「xxxHolic」第11巻 ――2101
51.「xxxHolic」第12巻 ――2053


1000冊以上

52.「銃夢 LastOrder」第10巻 ――1972
53.「かりん」第11巻 ――1919
54.「ゼルダの伝説 時のオカリナ」第2巻 ――1916
55.「犬夜叉」第32巻 ――1876
56.「かりん」第8巻 ――1854
57.「低俗霊デイドリーム」第1巻 ――1833
58.「かりん」第9巻 ――1813
59.「桜蘭高校ホスト部」第10巻 ――1794
60.「ヴァンパイア騎士」第4巻 ――1786

61.「桜蘭高校ホスト部」第11巻 ――1764
62.「犬夜叉」第33巻 ――1764
63.「多重人格探偵サイコ」第5巻 ――1761
64.「かりん」第10巻 ――1735
65.「多重人格探偵サイコ」第6巻 ――1728
66.「かりん」第7巻 ――1726
67.「.hack//GU」第1巻 ――1719
68.「Fate/stay night」第1巻 ――1705
69.「多重人格探偵サイコ」第4巻 ――1700
70.「Blood+」第3巻 ――1688

71.「多重人格探偵サイコ」第7巻 ――1682
72.「バトルクラブ」第6巻 ――1650
73.「犬夜叉」第34巻 ――1632
74.「Blood+」第4巻 ――1617
75.「Blood+」第2巻 ――1609
76.「ロザリオとバンパイア」第1巻 ――1585
77.「幻影夢想」第1巻 ――1580
78.「ポケモン ダイアモンド&パール」第1巻 ――1572
79.「ONE PIECE」第17巻 ――1572
80.「SAMURAI DEEPER KYO」第26巻 ――1572

81.「ああっ女神さまっ」第8巻(再刊版) ――1529
82.「ONE PIECE」第18巻 ――1526
83.「.hack//GU」第2巻 ――1521
84.「新世紀エヴァンゲリオン」第11巻 ――1516
85.「D.Gray-man」第10巻 ――1481
86.「NHKにようこそ!」第6巻 ――1468
87.「D.Gray-man」第11巻 ――1465
88.「舞-HiME」第5巻 ――1447
89.「コードギアス 反逆のルルーシュ」第2巻 ――1444
90.「Black Lagoon」第1巻 ――1440

91.「トリニティ・ブラッド」第5巻 ――1439
92.「トリニティ・ブラッド」第6巻 ――1416
93.「ブルードラゴン ラルΩグラド」第1巻 ――1412
94.「絶対彼氏。」第6巻 ――1406
95.「絶対彼氏。」第5巻 ――1391
96.「ああっ女神さまっ」第9巻(再刊版) ――1380
97.「NHKにようこそ!」第7巻 ――1380
98.「ポケモン ダイアモンド&パール」第2巻 ――1366
99.「クレイモア」第13巻 ――1351
100.「D.Gray-man」第9巻 ――1334

101.「NANA」第10巻 ――1334
102.「NANA」第12巻 ――1332
103.「ロザリオとバンパイア」第4巻 ――1327
104.「SAMURAI DEEPER KYO」第27巻 ――1310
105.「NANA」第9巻 ――1300
106.「NHKにようこそ!」第8巻 ――1298
107.「黒鷺死体宅配便」第7巻 ――1291
108.「湘南純愛組」第7巻 ――1283
109.「NANA」第8巻 ――1267
110.「新Petshop of Horrors」第1巻 ――1262

111.「SAMURAI DEEPER KYO」第28巻 ――1253
112.「湘南純愛組」第8巻 ――1243
113.「トリニティ・ブラッド」第7巻 ――1243
114.「D.Gray-man」第8巻 ――1241
115.「トリニティ・ブラッド」第8巻 ――1238
116.「NANA」第13巻 ――1217
117.「NARUTO オフィシャル・ファンブック」 ――1207
118.「かりん」第12巻 ――1206
119.「STREET FIGHTER II MANGA」第2巻 ――1202
120.「紳士同盟†」第8巻 ――1196

121.「これが私の御主人様」第3巻 ――1191
122.「クレイモア」第11巻 ――1181
123.「ふしぎ遊戯 玄武開伝」第6巻 ――1173
124.「黒鷺死体宅配便」第6巻 ――1173
125.「Black Cat」第17巻 ――1166
126.「ゴシック&ロリータバイブル」第4号 ――1131
127.「かしまし〜ガール・ミーツ・ガール〜」第5巻 ――1120
128.「ヒカルの碁」第12巻 ――1120
129.「Black Cat」第14巻 ――1120
130.「ケロロ軍曹」第14巻 ――1163

131.「シャーマンキング」第14巻 ――1163
132.「シャーマンキング」第16巻 ――1120
133.「シャーマンキング」第15巻 ――1112
134.「Black Cat」第13巻 ――1112
135.「Bleach」第22巻 ――1091
136.「エア・ギア」第7巻 ――1064


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「NARUTO」「フルーツバスケット」「Bleach」
「魔法先生ネギま!」辺りは、一般書店と同様の
売れ筋ですが、コミック専門店ならではの売れ筋
を挙げると、「ベルセルク」「無限の住人」「ああっ
女神さまっ」「GANTZ」「Blood+」などのDark
Horse作品が目立ちます。
レイティングが「18+」指定である、過激なアクショ
ン作品「ベルセルク」「無限の住人」「GANTZ」は、
一般書店ではあまり置きづらいでしょうから、コミック
専門店やオンラインストアで売れているのはわかり
ます。
「女神さまっ」については、今のように一般書店でマ
ンガが簡単に手に入るわけではなかった、昔からの
ファンが、いまだに専門店で買い続けてくれている、
ということなんでしょうか。Dark Horseと一般書店向
けディストリビューターの関係もあるでしょうけど。


逆に、昨年の大ヒット「ロザリオとバンパイア」「ヴァン
パイア騎士」などは、比較するとコミック専門店ではあ
まり売れていませんよね。
30代男性がメインといわれる?コミック専門店に通う
ような層は買わない、つまりティーンがメインの購買層
だろうと想像出来ます。



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2008年度11〜12月期の下位ランキング作品
posted by mikikazu at 11:30 | TrackBack(0) | 海外情報(北米) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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