2008年09月30日

「プリンセスナイン 如月女子高野球部」第4〜5話、見ました。


あは、お馴染みエリカ・フリードマンさんが、「Otoboku」
こと、 アニメ版「乙女はお姉さまに恋してる」をけちょん
けちょんに言って
ますね(笑)。
僕はアニメ版を成功作として評価していますが、それは
「ゲームのアニメ化としては成功」という意味が強くて、
アニメ版を単体の作品として見た時に評価出来るかど
うかは、正直全然わかりません。エリカさんの批判意見
も、それはそれで理解出来ますし。
知人である翻訳者さんに対してのねぎらいの言葉で、
「(この作品を翻訳するのは)自分で目にフォークを突き
刺すくらい辛かったろうね」という表現は面白かったです
けど。そこまで言いますかって(笑)。
向こうではMedia Blastersからリリースされているこの
作品、オンラインストアなどでのランキングを見る限りは、
そこそこ売れているみたいです。


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というわけで本題。
10年前の作品をレビューすることに、どれだけ意義が
あるのかよくわかりませんが、とりあえずレビュー行為
自体は面白いので続ける、「プリンセスナイン 如月女子
高野球部」は、第4話「よろしくね、聖良さん」と、第5話
「荒波スイングと、対決!」を見てみました。
それぞれ、如月女子高野球部のための選手をスカウト
してくるお話でしたが、「七人の侍」以来伝統の、定番プ
ロットとして、それなりにまとまっていました。
「七人の侍」にも出典はあるんでしょうけど、一般的な
エンターテインメント作品における共通認識のルーツは、
やはり「七人の侍」だと思いますし。「疾風!アイアンリ
ーガー」の序盤なんかも引き合いに出していいでしょう。


第5話から登場の堀田小春さんは、高知県の女の子と
いうことでしたが、見始めてしばらくは、「どこの高知県
なんだろう?」と考えてしまったりもしました(笑)。
彼女の一人称は「うち」で、一応僕は高知県の出身なん
ですけど、高知出身の女の子が「うち」を使うことは、ま
ずないと思います。
中学生の時、大阪からの転校生の女の子が、ほんとに
「うち」を使ってるのを聞いて、クラスのみんなで「おおー」
と思ったくらいですし。
一般論は関係なく、小春さんはそう自分を呼ぶ子なんだ、
でも勿論構いませんけど。


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ここまでのお話を見て、作り手によるミスリードの可能性
に気づきました。
それはつまり、「女子による硬式野球部が、甲子園大会
に参加出来るのか?」というドラマ上の障害に思えたもの
が、実はそうではないのかもしれない、ということです。
女子は高校野球への参加が認められていないことで、例
え硬式野球部を設立しても、甲子園で開催される全国大
会には、予選から既に出場出来ない、というのが現実側
のリアリティで、それをフィクション側からどう乗り越えて
いくのかが、フィクションとしての見所であると、以前にも
述べました。


でも例えば、第2話での理事会シーンで、理事長の氷室
桂子さんは甲子園の映像を示し「究極の目標はここです」
と言ったり、「この甲子園に代表として出場し」と発言はし
ていますが、決して「甲子園」以上の具体的な名称は、他
のシーンも含めて用いないことから、彼女の言う「甲子園」
が、実は高校野球の大会である、「選抜高等学校野球大
会」なり「全国高等学校野球選手権大会」なりを指していな
くてもいいのでは、と思ったんですね。
「女子は高校野球(甲子園)に出れない」と言っているのは、
校長や教頭、それに娘のいずみさんといった周囲の人間
だけで、理事長からの発言ではない。
もし、理事長の目指している「甲子園」が、彼らたちの考え
ている高校野球大会としての「甲子園」でないとしたら、
「女子は出場出来ない」という指摘もまた、あてはまらない
ことになります。
第4話で、高校野球協会が、如月女子高からの参加希望
を却下した、つまり如月女子高側からも一応参加希望を伝
えたことが語られていますが、「予想通り」という理事長の
反応を見ると、却下されることを承知で、「却下された」と
いう既成事実をまず作っておきたかったのでは、とも考ら
れます。


だから想像したのは、女子の参加を認めていない、現存の
高校野球大会に出場出来ないのであれば、女子が参加出
来る別の大会を甲子園で開催して、それに出場すればいい
のでは、ということなんですね。
現実では実際に、全国高等学校女子硬式野球連盟による、
全国高等学校女子硬式野球選手権大会というものが存在
するのですから、そういうものを、フィクションとして膨らませ
て、甲子園で開催すればいいわけです。
日程なんかの調整は大変でしょうし、最大の問題は、その
場合如月高校以外にも、女子野球部を持つ高校が複数必
要になってくることですけど、無理に女子部が、男子だけの
高校野球大会に参加して戦うよりは、実現性のハードルは
低いと思います。


こういうことを考えてしまったのは、登場してくる新キャラの
誰もが、男子に対する劣等感や対抗意識を持っていないか
らなんですね。作劇の雰囲気として、「いかに女子が男子に
勝つか」みたいなものに全然なっていない。
よくオープニングを見れば、部員達が戦っている相手はま
ったく映し出されていませんし、先の展開を読まれるのを
防いでいる処置という可能性もあります。
おそらく、チームとしての目的意識を明確にしなくてはいけ
ない、部員が全員揃う辺りで、その辺の事情がはっきりす
ると想像していますので、さらに視聴を進めます。


2008年09月29日

「プリンセスナイン 如月女子高野球部」第3話、見ました。


この週末開催中のニューヨーク・アニメ・フェスティ
バルですが(公式サイト)、

参考・アニメ!アニメ!9月28日付け記事
「NYアニメフェスティバル 田中理恵さんらゲスト
に開催」


Yuriconのエリカ・フリードマンさんが、ご自身の
ブログOkazuで、さっそくレポートを書いてくださ
っています。
コンベンション全体の状況報告ではなく、あくまで
エリカさん自身の体験についてのレポートなので
すが、そういう個人視点から伝わる雰囲気がいい
ですね。ご苦労様でした。


NYAFのレポートということで他に期待しているの
が、ニューヨーク州在住の人気ポッドキャスター
ということで、たくさんのパネルを主催している
GeekNightsからのものですね。木曜日の更新が
楽しみです。


そうそう、NYAFといえば、ゲストに菊地秀行さん
が招待されているんですが、菊地さんと天野喜孝
さん、それに翻訳者のケビン・レーヒさんが同席す
る、参加者10名限定ディナーに、北米在住の知人
の友人さんが参加されるそうなので、ひょっとしたら
土産話が伝わってくるかも、とちょっと期待してた
りします。


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では本題。
さらに引き続き「プリンセスナイン 如月女子高野
球部」は、第3話「お父さんが立ったマウンドへ」を
見てみました。
如月女子高校への入学が決定した早川涼さんは、
さすがに「だけど、本当に行けるの?」という不安
を口にします。
作劇の流れとしては、お母さんの応援を受けて涙し、
野球部で頑張ることを決意する、というシーンを先に
描いていますから、涼さんの呟きは、自分自身の力
に対しての不安と考える方が自然だと思います。


桂子理事長が、娘のいずみさんや、学園の校長から
もあらためて批判されていたような、「そもそも女子が
高校の硬式野球大会に参加出来るのか」という現実
状況に対する不安にはならないのは、「甲子園出場と
いう目標、お母さんも応援するから」というお母さんの
言葉を経ている以上、涼さんの中で、甲子園出場は、
実現性のレベルは別にして、努力すれば到達可能な、
現実的目標に出来るからです。


ただ、今ひとつ作劇の座りが悪いのは、批判に対して
桂子理事長が、「こういう手を打っているから、女子で
も甲子園を目指せる」という明確な答えを示していない
ことで、涼さんの努力は報われるものだという、ドラマと
しての目標が、いまだ確定していないからですね。
本来なら、面接の際に、涼さんは「けれど、女子でも
甲子園に行けるんですか?」と訊くのが現実的対応な
んでしょうけれど、作劇はそれをさせなかった。
ここで当然生じる疑問は、特待生として入学させるの
はいいけれど、散々努力させておいて、もし甲子園大
会への参加が実現しなかった場合、その子の人生は
どうなるの? ということですよね。


見切り発車ということではなく、桂子理事長にはそれ
なりの自信があるようですが、例えば親御さんの立場
からすれば、その辺はきちんと確定した将来を約束し
て欲しいと思うんじゃないでしょうか。
にもかかわらず、涼さんのお母さんは、「今度のお話は、
天国のお父さんから涼への、贈り物だと思うの」という
お涙頂戴ではあるけれど非現実的な対応を示すのみ
で、思わず「それでいいのお母さん?」とは思ってしまい
ました。


この不安定さは、これから仲間を集めていく過程でも、
ずっとついて回るので、早期に、女子でも甲子園大会
に参加出来るという政治側のドラマを描いてあげて、
涼さん達の努力は、けっして報われないものではない
のだ、という風に示してあげた方がいいと思いますし、
そうしたら見る側も、安心して感情移入出来るんです
けど。


2008年09月28日

「プリンセスナイン 如月女子高野球部」第2話、見ました。


というわけで引き続き、ネット配信版の視聴を始めた
「プリンセスナイン 如月女子高野球部」は、第2話
「名門女子高に野球部が?」を見てみました。
とりあえず第6話までは購入してみたので、その辺ま
では見るんじゃないかと思います。


あ、第1話の感想で、北米でDVDをリリースしていた
ADV.Filmsから、いずれまたBOXセットが発売され
るかも、みたいなことを書いてしまってたんですが、
汲景太さん
という方による、「プリンセスナイン」ペー
内の英語版情報によると、北米での「配給権契約
は、期限切れの後更新されないでいるようです」との
ことですね。正確なソースは確認出来ていませんが。
もちろん、十分に有り得る話ではありますし、既に
ADV Filmsの公式サイトには名前がありません。
AnimeOnDVDのフォーラムでも、「権利がどうなって
いるのか、確かめる方法はないのかな?」みたいな
話が出ていましたけど……。
英語版Wikipediaによると、そのAnimeOnDVDでは、
かつて「プリンセスナイン」は「お薦め作品リスト」のよう
なものに掲載されていたらしいので、それなりの評価は
あったのだとは想像します。


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さて本題。
第1話の感想で、「この作品世界における、高野連的
団体との政治折衝の説明は、納得のいく形で、絶対に
不可欠なんですね」と書きましたが、それに相当する
団体の名前として、「高校野球協会」というものがちゃ
んと出てきましたね。
そもそも女子が出場出来ない規則に対して、理事長の
氷室桂子さんは、「変えさせればいいんでしょ、そんな
規則なら」と自信ありげに言い放っていましたが、とり
あえずは、彼女の政治的手腕を拝見させてもらいまし
ょうか、という感じですね。
それが納得のいく描写にならなければ、そもそもこの
作品のドラマは成立しないのですから。


好き・嫌いということはさておいて、この作品は、「女子
野球部が甲子園を目指す」という、現実ではありえな
い設定を用意していることで、フィクションの組み立て
方というものを考える上での、わかりやすいサンプル
になると思います。
「作品というものは、ひとつの嘘を描くために、千のディ
テールを用意するもの」という風なことを仰っていたの
は、故・大藪春彦氏でしたか。
「二足歩行の巨大機動兵器が戦争の主役になってい
る」でも、「クラスメートの女の子が、実はこの世界の
神様かもしれない」でも、「12人の妹がいた」でも、なん
でもいいのですけど、そういったひとつの大きな嘘を語
るには、それを支えるための、作品世界内でリアリティ
のあるディテールの描写が絶対に必要です。「そういう
世界なんだよ」ということを見る側に納得させてしまえば、
あとはキャラクターなり政治なりの、自動的に発展して
いく、作品世界内の現実の流れにまかせていけばいい。
端的に言うと、「上手に嘘をついて欲しい」ということなん
ですけどね。


この「プリンセスナイン」での、根本的な嘘は、「女子
野球部が甲子園を目指す」というもので、それは現実
にはありえないからこそ、そのドラマを成立させるため
の手法が、より興味深いものになっていくと思います。
「幼馴染みに告白」といったような、現実的にも可能な
お話とは違って、現実には不可能だからこそ、語り口の
アクロバットさと、説得力の双方が求められるのは、フィ
クションの作り方として、とても面白いんですよね。
せっかくフィクションを語るのだから、現実には有り得な
いようなお話を作って欲しいし、一方で、もしそういうこと
が起きるのなら、そこでの人間達はどんな風に動いてい
くのだろう、というリアリティも欲しいわけです。
理事長さん側からの勝手な個人的思い入れに対して、
主人公である早川涼さんの主体性が、設定の「有り得
なさ」との間で、どうバランスをとっていくかが、まず当座
の問題でしょうか。


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★更新は個人の好きなペースで進めればいいものです
し、人には人の事情がありますから、お互い楽しめる
範囲でよろしくなのです。
正直、少年向けレーベルにおける商業的ニーズみたいな
ことは全然わからないのですが、スポーツの勝負論は、
お話を盛り上げやすい、ということはありますよね。
日常性と非日常性の割りきりが楽、とも言えますか。
「どっちが勝つのか」なら、勝負が終わった瞬間に、その
非日常のドラマは区切りをつけられますが、「誰を妹に
するのか」だと、それが決まった後も続く、フィクション的
な意味での非日常のドラマは、続いていくわけですから。
って、あんまり上手く解説出来てませんけど(汗)。

2008年09月27日

「プリンセスナイン 如月女子高野球部」第1話、見ました。


アニマックスでの放送開始を待つまでもなく、第1話
については、バンダイチャンネル発で、無料配信して
いるということなので、さっそく「プリンセスナイン 如
月女子高野球部」の第1話「わたし早川涼、15歳!」
を見てみました。


ちなみに「プリンセスナイン」について知った、そもそ
ものきっかけは、英語版「鋼の錬金術師」でエドワー
ド・エルリックを演じているVic Mignognaさんが、
インタビューで、「鋼」以外のお気に入りとして、よく
この作品を挙げていたからですね。
英語版「プリンセスナイン」でVicさんが演じていたの
は、日本版では子安武人さんが演じている、高杉宏
樹というキャラクター。
英語版のADRディレクターであり、リリース元のADV
Filmsの共同創設者であるMatt Greenfield氏と会う
たびに、「ADVが出資して、『プリンセスナイン』のパー
ト2を作ってもらおうよ」みたいな話を、いつも持ちかけ
るのだとか。


北米では2004年1月に、BOXセットがリリースされてい
ますが、残念ながらいま現在は、どこのストアでも在庫
切れで、新品でDVDを入手するのは難しい状況にある
みたいですね。
サントラCDなら、Right Stufに1枚目2枚目が、400
〜450枚ほど不良在庫化しているようです。3.99ドルと
いう捨て値状態なので、お買い得ではあるんですけど。
ADVは今年に入って、旧作BOXセットの再リリースに専
念していますから、「プリンセスナイン」もいつか可能性が
あるかも?


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さて本題の、本編感想ですね。
「わたし早川涼、15歳!」というストレートなサブタイトル
は、むしろ清々しいくらいです。
この作品の製作年は、ちょうど10年前の1998年という
ことですが(放送期間・1998年4月8日〜10月14日)、
まだセル作品だと思います。テレビアニメのデジタル化
は、この頃から本格化したような気がしますけど。
放送枠は、NHKBS2の衛星アニメ劇場ということです。


そうですね、第1話だけの印象を言うなら、悪くないとい
うか、語り口に、特に目立った無理や破綻もなかったと
思います。
しいて言うなら、第1話のこの段階で、草野球の試合に、
ポーランド国立ワルシャワ・フィルハーモニック・オーケス
トラによる仰々しい劇伴音楽がこれでもかと鳴り響くのは、
ちょっともったいないかも、くらいです? 
まあ、それが作品のカラーなのかもしれませんが、映画
だったらクライマックスに温存しておきたいような、盛り上
がる曲なので。


キャラクターの掘り下げに関しては、まだまだこれから
でしょうけれど、主人公である早川涼さんについては、
ピッチャーとしての才能云々よりも、中学校の制服は、
わりと乱暴に脱ぎ捨てるのに、お店を手伝うのに着てい
たエプロンは、丁寧に畳んでお母さんに手渡す、という
比較の描写で、十分に伝わってくると思います。言葉で
はなく行動でキャラクターを描くという、基本ですね。
また、ラストで彼女と対峙することになった高杉宏樹君
が、まったく彼女を女の子扱いせず、あくまで優れたピ
ッチャーとしてのみ受けとめている風なのが、個人的に
は好感触ですし、高杉君というキャラにとってもプラスだ
と思います。この辺は次回に続いてしまったので、まだ
早計かもしれませんが。


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作品に対する全体評的なことを言うなら、現時点では
まだ不明な、「女子だけの野球部が甲子園を目指す」
というメインプロットの扱いが、ストーリーの展開だけで
なく、リアリティを規定する上でも重要になってくると思
います。つまり、リアリズムでいくのか、ファンタジーで
いくのかという、語り口のさじ加減の問題ですけど。


現実世界では、女子だけの硬式野球部が甲子園大会
に参加するのは絶対に不可能ですよね。女子部員とい
うことすら、試合出場は認められない筈です。
この作品世界での甲子園大会が、最初から女子の参
加も認めているのなら別ですけれど、それでは逆に、ド
ラマの障害として機能しません。
その不可能を可能にするからこそ、フィクションとしての
醍醐味があるわけですが、それでも、現実で不可能な
ことを可能にしていく過程の説得力というものは、ある
程度求められてくると思います。


例えば「カレイドスター」という作品があって、日本人
=アジア人である主人公の苗木野そらが、アメリカの
エンターテインメント舞台である「カレイドステージ」で
スターになっていく物語が描かれるわけですが、アメリ
カのエンターテインメント業界で、アジア人がそんな簡
単にスターになれるのか?というリアリティの疑問が、
常にありました。日本の宝塚で、外国人が主役を張ら
せてもらえるか?と考えればわかると思います。


「プリンセスナイン」でも当然同じように、「女子が甲子
園大会に参加出来るのか?」「参加したとして、男子選
手に勝てるのか?」という現実側からの疑問が突きつ
けられていくわけですが、後者は今後の物語の展開に
よるとして、前者については全てのドラマの出発点です
から、ある程度説得力がないと困るわけです。この作品
世界における、高野連的団体との政治折衝の説明は、
納得のいく形で、絶対に不可欠なんですね。「甲子園に
出たい」という、こちら側の都合だけで、物事が進んだ
りはしませんから。
また一方で、現実では絶対に無理な話でもあるのです
し、リアリティだけにこだわり過ぎることも、現実が見え
てきて空しくなってきますから、とても難しい。
これはファンタジーなんだよと割り切るのもひとつの手
ですが、そうすると、それに沿った範囲でしか、キャラ
クターの情動も描けません。それでいいのなら、それは
それでいいんでしょうけど。
作品内のキャラクター達がその目標を信じて、見る側
も彼女達の努力に感情移入出来るくらいの、説得力と
はどんなものなのか、「ああ、この手があったか!」と
いう驚きに期待して、第2話も見てみたいと思います。



2008年09月26日

フランスでの日本マンガ売り上げランキング(2008年8月期)


まず先に、昨日の記事の補足をひとつ。
いつもお世話になっている、カナダのピグモんさん
(英語でユ〜ギオ〜!)から教えていただきましたが、
「東京ミュウミュウ」の北米版「Mew Mew Power」の
主題歌「Team Up!」を作曲したのは、Jim Malone
さんという方ではないか、とのことです。
Anime News Networkでは、そのJim Malone
さんと、John Sieglerさんという方の名前が、リスト
に掲載されていますね。お2人の共作ということかな?
ANNのリストは、頼りにならない時もあって怖いです
けど……。
Jim Maloneさんは、声優として、Zoey(北米版での
いちご)の父親役で出演されてもいるようですね。
確か、いちごのお父さんは、いわゆる江戸っ子的な
キャラだと思いましたけれど、舞台がアメリカの
「Mew Mew Power」では、どんなキャラになってい
たんでしょう。


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ええっと、更新がなくなって久しいと書いたばかりの、
BDZOOM.comによる、フランスでのマンガ売り上げ
月間ランキングなんですが、どうやら学校が夏休み
期間だったとかで?7月分はすっ飛ばして、8月分の
ランキングが、やっと9月17日付け記事として掲載さ
れていました。

"ZOOM SUR LES MEILLEURES VENTES DE
MANGAS d’AOÛT 2008"


まずは、トップ15のランキングを引用してみます。
数字は刷り出し冊数です。


1.「NARUTO」第37巻(各巻平均20万冊)
2.「魔法先生ネギま!」第14巻(3万5千冊)
3.「666〜サタン〜」第17巻(2万5500冊)
4.「NARUTO」第36巻
5.「DEATH NOTE」第11巻(15万冊)
6.「ヴァンパイア騎士」第6巻(2万冊)
7.「名探偵コナン」第56巻(2万4千冊)
8.「ONE PIECE」第44巻(7万5千冊)
9.「エンジェル・ハート」第24巻(1万8千冊)
10.「DEATH NOTE」第10巻
11.「Rose Hip Rose」第4巻(2万5千冊)
12.「MÄRΩ」第3巻(2万2千冊)
13.「DAETH NOTE」第1巻
14.「NARUTO」第35巻
15.「アイシールド21」第20巻(1万5千冊)


というわけで、「NARUTO」がいつものように首位を獲
得し続けていますね。分析しようにも、書くことがもう無
いくらいです(笑)。
ランキング全体を見ると、「NARUTO」と「DEATH NOTE」
の突出を例外とすると、フランスでの日本マンガの売
れ筋作品における刷り出し冊数は、平均2〜3万冊くら
いとしていいでしょうか。
前作にあたる「シティーハンター」が、RAIJIN COMICS
と共に失敗したために、アメリカでは売りようがない「エ
ンジェル・ハート」が売れているのとかは面白いですね。


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では先日9月前半分について報告した、フランス国内
での書籍全体売り上げ週間ランキングの最新分(9月
15〜21日)
から日本マンガを抜き出してみると、


2位 「NARUTO」第38巻
10位 「鋼の錬金術師」第18巻
14位 「ONE PIECE」第45巻
24位 「FAIRY TAIL」第1巻
38位 「FAIRY TAIL」第2巻
94位 「ツバサ-RESERVoir CHRoNiCLE-」第19巻
106位 「D.Gray-man」第12巻
123位 「NARUTO」第37巻
184位 「エア・ギア」第11巻


という結果で、9月19日発売の「NARUTO」第38巻が、
見事に2位に入ってます。
残念ながらトップではありませんでしたが、これは書
籍全体でのランキングですから、やはりとんでもない
勢いが続いています。分析しようにも、書くことがも
う無(略)。
続く第39巻の発売は11月28日ですが、これも売れ
に売れるでしょう。
フランス市場での次の注目作は、いよい本編最終巻
となる、「DEATH NOTE」の第12巻(10月3日発売)
でしょうね。ランキングの反応も見ものです。


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★二週間ぶりの更新、安心しました。そろそろ直接
連絡した方がいいかな?、と不安でしたし。
「ストライクウィッチーズ」をご覧になっているという
ことには、その、驚きでしたけど。


こちらでも何か見ようとは探していて、スカパーのガ
イド誌をめくっていたら、来月7日からアニマックス
で「プリンセスナイン」という作品が始まるそうなので、
チェックしてみようかなと。
「シスタープリンセス」が、12人の妹達とのお話だった
ので、こちらはタイトルからすれば、9人の妹ないしヒ
ロインが登場するお話なのかなーとか。


とかいうボケはともかく(笑)。
とかくスポーツ物は、リアリティの扱いが難しいわけです
が、個人競技だった「バトルアスリーテス 大運動会」な
どとは違い、団体競技である野球を通して、女の子同士
の友情をどう描いてくのか、その辺りが面白さのポイン
トになってくれればと思います。コメディ寄りだったら、
たぶんダメですけれどね。魔球とか出てきたら、難しい
でしょう。


あ、そういえば主人公のファースト・ネームが。
漢字も合ってるみたいですし。
自分と同じ名前のキャラが主人公のアニメを見るのはど
んな気持ちなんだろうとは、ちょっと興味深いですけど?
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2008年09月24日

イタリアで今月から「聖闘士星矢 冥王ハーデス十二宮編」「おねがいマイメロディ」放送開始


北米・ドイツ・フランス・スペインときたら、次はやはり
イタリアなのであります。
ヨーロッパ地域での「聖闘士星矢」シリーズの人気と
いうことでまず話を続けますが、イタリアの民放テレビ
局グループMediaset内の放送局であるItalia 1 は、
9月14日より、「星矢」のテレビシリーズ終了後に製
作されたOVAシリーズの第一期である、「聖闘士星矢
冥王ハーデス十二宮編」の放送を開始しています。
放送時間は日曜日午前10時25分からで、基本的に
は、毎週1話ずつ放送のようですが(全13話)、第3話
の放送日にあたる9月28日は、バイク・レースのMotoGP
第15戦の日本GP中継のために、スケジュール表から
は消えているようですね。


この「星矢」のOVAシリーズ、日本ではDVD発売の他
には、CSのPPVなどで放送されただけだと思うのです
けど、イタリアでは「星矢」の新作ということで、地上波
局で普通に放送してくれているようです。声優さんも、
テレビシリーズ時と同じ人達のままとか。
OVAの以降のシリーズ、「冥王ハーデス冥界編前章・
後章」「冥王ハーデスエリシオン編」については、まだ
権利が買われていないみたいですから、この「冥王ハ
ーデス十二宮編」への反響次第、ということでしょうか。
視聴者数などのデータが見つかるようでしたら、また
報告しますね。

ソース
・AnimeClick9月8日付け記事
"Cavalieri dello Zodiaco: Hades su Italia 1!"
・tvblog9月11日付け記事
"I Cavalieri dello zodiaco: Hades in onda
su Italia 1"



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この9月よりItalia 1で放送開始された、もう一本の日本
アニメ注目作が、「おねがいマイメロディ」になります。
放送開始日は9月8日で、月〜金曜日の午後4時50分
からという時間帯です。学校から帰ってきた子供達が、
ちょうど見られるよい時間でしょうか。いえ、イタリアの学
校のことはよく知りませんけど。
同じ日からは、続けての時間枠午後5時10分からで、
「韋駄天翔」の放送も始まっています。こちらの作品につ
いてはよく知りません。すみません。


この「おねがいマイメロディ」が注目されている理由の
ひとつは、イタリア版主題歌を歌っているのが、ベテラン・
アニソンシンガーのCristina D'Avena クリスティーナ・
ダヴェナさん(日本語Wikipedia)だから、ということもあ
るようですね。
日本版のOPもいい曲だったと思いますが、イタリア語版
はどうでしょうか。


イタリア版「おねがいマイメロディ」OP




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現在Italia 1で放送されている日本アニメは、


月〜金曜日
07:05 「ドラえもん」(月曜のみ07:35)
13:40 「ドラゴンボールZ」
14:05 「ONE PIECE」
16:50 「おねがいマイメロディ」
17:10 「韋駄天翔」

土・日曜日
09:00 「マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ」
10:15 「遊戯王GX」

日曜日
10:25 「聖闘士星矢 冥王ハーデス十二宮編」


というラインナップになっているようですね。
視聴者数を一番稼いでいるのは、今でも「ドラゴンボ
ールZ」だとは思いますが、もう1作注目すべきは、
「マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ」でしょうか。
イタリアでは二期まとめて「Mermaid Melody Principesse
Sirene」と題された「ぴちぴちピッチ」シリーズは、かな
りの人気を博していて、第一期の初回放送は2007年2
月28日から5月15日にかけて、第二期「ピュア」は同年
9月頃だったのですが、その後もリピートが繰り返されて
いるようで、それなりの視聴者数を獲得し続けています。


イタリア版「マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ」OP
(個人的にはすごく好きです。耳に残るメロディですし)




posted by mikikazu at 09:18 | TrackBack(0) | 海外情報(イタリア) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月23日

スペインの専門店での、日本マンガ売り上げランキング(2008年8月期)


えっとまず先に、「天使のしっぽ」(公式サイト)につ
いてのメッセージ、ありがとうございました。
実をいいますと、第二期「Chu!」は、最後まで見て
いないのですが(すみません)、第一期については、
それなりに楽しんで見ていた記憶があります。
主題歌も、なかなかにインパクトがあったような。


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北米・ドイツ・フランスときたら、次はやはりスペイン
なのであります。
以前にもご紹介した、スペインのアニメ・マンガ情報
サイトの「Ramen Para Dos」は、コミック専門店で
あるマドリッド市の、Dharma Comicsと、マンガをメ
インとする日本のオタク文化グッズ専門店のOtakuCenter
における、日本マンガ売り上げランキングTOP10を、
毎週掲載してくれているんですね。
今回はそのランキングの、7月28日〜8月3日週から、
8月25〜31日週まで、つまり実質的な8月期のランキ
ングを、それぞれ紹介してみます。
(一度は向こうでも紹介いただき、データ転載の許可も
いただきましたけれど、その後「Ramen Para Dos」
さんとは連絡がとれていません。
双方のメールが届いていないのか、こちらの対応がよ
くなかったのか……。
前者については、海外の方とのやりとりだと、日本国
内の方以上に多く起きるので、可能性も高そうですが)


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7月28日〜8月3日週
(Dharma Comicsのデータのみ)

1.「鋼の錬金術師」第15巻
2.(マンガ版)「バンパイアハンターD」第2巻
3.「D. Gray-Man」第11巻
4.「無限の住人」第22巻
5.「神宿りのナギ」第2巻
6.「ヴァンパイア騎士」第2巻
7.「Bleach」第25巻
8.「NARUTO」第35巻
9.「フルーツバスケット」第23巻
10.「エア・ギア」第9巻


8月4〜10日週
(Dharma Comicsのデータのみ)

1.「鋼の錬金術師」第15巻
2.「無限の住人」第22巻
3.「フルーツバスケット」第23巻
4.「D.Gray-Man」第11巻
5.「神宿りのナギ」第2巻
6.「ツバサ-RESERVoir CHRoNiCLE-」第20巻
7.「聖伝-RG VEDA-」第2巻
8.「Bleach」第25巻
9.「エア・ギア」第9巻
10.「NARUTO」第35巻


8月18〜24日週

・Dharma Comics

1.「NARUTO」第36巻
2.「聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話」
  第3巻
3.「SIDOOH-士道」第3巻
4.「鋼の錬金術師」第15巻
5.「バンパイアハンターD」第2巻
6.「Bleach」第25巻
7.「D.Gray-Man」第11巻
8.「フルーツバスケット」第23巻
9.「エア・ギア」第9巻
10.「聖伝-RG VEDA-」第2巻

・OtakuCenter

1.「聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話」
  第3巻
2.「NARUTO」第36巻
3.「D.Gray-Man」第3巻
4.「SIDOOH-士道」第3巻
5.「鋼の錬金術師」第15巻
6.「サクラ大戦」第6巻
7.「ツバサ-RESERVoir CHRoNiCLE-」第20巻
8.「ファイブ」第3巻(ふるかわしおり作品?)
9.「探偵儀式」第3巻
10.「エレメンタル・ジェレイド」第13巻


8月25日〜31日週

・Dharma Comics

1.「鋼の錬金術師」第16巻
2.「NARUTO」第36巻
3.「るろうに剣心」第2巻(新装特別版)
4.「エア・ギア」第10巻
5.「スクールランブル」第10巻
6.「聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話」
  第3巻
7.「BLUE DRAGON ラルΩグラド」第3巻
8.「1ポンドの福音」第2巻
9.「Bleach」第25巻
10.「Blood+」第4巻

・OtakuCenter

1.「るろうに剣心」第2巻
2.「鋼の錬金術師」第16巻
3.「BLUE DRAGON ラルΩグラド」第3巻
4.「エア・ギア」第10巻
5.「ラグーンエンジン」第2巻
6.「ふしぎ遊戯 玄武開伝」第6巻
7.「スクールランブル」第10巻
8.「恋愛ジャンキー」第13巻
9.「ケロロ軍曹」第12巻
10.「サバイバル」第1巻(さいとうたかお作品)
 「Blood+」第4巻


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という感じですね。
新刊が発売されると、すぐに1位を取ってしまう
「NARUTO」「鋼の錬金術師」の勢いは、やはりス
ペインでもスゴイようです。全体的には、第15&16
巻を合わせて、「鋼」の方がチャート・アクションで
勝っているでしょうか。
スペイン市場らしさ、というと、今でも続く「聖闘士
星矢」人気ですね。8月18〜24日週のOtakuCenter
ランキングでは、新刊勝負で、「聖闘士星矢 THE
LOST CANVAS 冥王神話」第3巻が、「NARUTO」
第36巻に勝っていますし、Dharma Comicsでも
「NARUTO」に続く堂々の2位です。
もっとも、OtakuCenterでの翌週は、すぐにランク
外に消えたようですから、「出たらすぐ買う」という、
昔からの固定ファンがそれなりの数存在する一方で、
「NARUTO」や「鋼の錬金術師」のように、コアなマン
ガファン以外の、広い層に支えられているわけではな
い、ということかもしれません。


8月25日〜31日週のOtakuCenterランキングの第
10位には、「Blood+」第4巻と並んで、何故かさいと
うたかお作品の「サバイバル」第1巻がランクインして
いて興味深いですね。
8月前半に刊行開始された、同氏の「ブレイクダウン」
の第1巻も、スペインではよく売れたそうです。
ひょっとしてスペインでは、さいとうたかおブームが始
まりつつあるのかも?


posted by mikikazu at 08:31 | TrackBack(0) | 海外情報(スペイン) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月22日

フランス一般書籍売り上げチャートでの、日本マンガの成績(2008年9月前半編)


北米・ドイツときたら、次はやはりフランスなのです。
とはいえ、これまで頼りにしてきたBDZOOM.comが、
7月以降の、マンガだけの売り上げ情報を掲載して
くれなくなったので、Edistat調べによる、書籍全体
での週間売り上げチャートだけをソースにしていき
ますね。
コルシカ島を除く、フランス国内の書店1200店近くが
調査対象ということで、フランスの一般書籍市場の中
での、日本マンガの人気具合はある程度わかると思
います。マニア向けショップなんかだと、また違うかも
しれませんが。


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とりあえず、キャッシュが残っている、2008年9月1〜
7日分の週間チャートTOP200
から、日本マンガを抜き
出してみると、


78位 「NARUTO」第37巻
167位 「魔法先生ネギま!」第14巻
193位 「ヴァンパイア騎士」第6巻



だけがチャートインしているのみで、人気作の新刊発売
の狭間の時期にあたったのか、日本マンガは不調です。


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続いて最新の、2008年9月8〜14日のチャートを見て
みると、


5位 「ONE PIECE」第45巻(9月10日発売)
14位 「鋼の錬金術師」第18巻(9月11日発売)
20位 「FAIRY TAIL」第1巻(9月10日発売)
35位 「FAIRY TAIL」第2巻(9月10日発売)
55位 「ツバサ-RESERVoir CHRoNiCLE-」第19巻
    (9月10日発売)
62位 「D.Gray-man」第12巻(9月10日発売)
104位 「エア・ギア」第11巻(9月10日発売)
118位 「NARUTO」第37巻(7月4日発売)



という風に、9月10・11日発売の新刊が多数チャートイ
ンして、賑やかな状況になっていますね。
繰り返しですけど、これは書籍全体での売り上げチャー
トですから、それで新刊が5位とか14位に入る「ONE
PIECE」や「鋼の錬金術師」の人気は、やはりスゴイで
すね。
第1&2巻が同時発売だった「FAIRY TAIL」も、初版の
動きでは、出版社Del Reyの歴史上最高レベルだったと
いう北米に続いて、フランスでも好調のようです。
「ONE PIECE」が北米では不人気なのと、対照的ではあ
りますね……。


ジャンプ作品ということでは、9月5日には「テニスの王子
様」第22巻と「銀魂」第10巻も発売されているのですが、
このチャートに入るほどの、広い人気を得ているわけでは
なさそうです。
次週チャート対象時期になる9月19日には、「NARUTO」
の最新刊となる第38巻が発売されているので、どれだけ
上位につけるか、楽しみです。


posted by mikikazu at 08:27 | TrackBack(0) | 海外情報(フランス) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月21日

ドイツのマンガ売り上げランキング・CARLSEN COMICSとTOKYOPOPドイツ編(2008年8月期)


というわけで、7月期に引き続き、ドイツのマンガ
出版社2社、CARLSEN COMICSTOKYOPOP
ドイツ
における、マンガ売り上げランキング2008
年8月期データです。


まずはCARLSENから。
ソースは、CARLSEN MANGA公式フォーラム内
スレッドの、"CARLSEN MANGA!-Bestseller "
なります。


1.「NARUTO」第31巻
2.「ヴァンパイア騎士」第4巻
3.「DAISUKI」(雑誌 2008年8月号)
4.「Black Cat」第19巻
5.「花ざかりの君たちへ」第17巻
6.「愛しく冷たい君」
7.「凛!」第3巻
8.「NARUTO 秘伝・兵の書 オフィシャルファンBOOK」
9.「ONE PIECE」第47巻
10.「ハーレムビートは夜明けまで」第1巻
11.「遊戯王」第36巻
12.「Blood+」第1巻
13.「WANTED」(樋野まつり)
14.「E’s」第1巻
15.「かりん」第6巻
16.「デミアン症候群」第5巻
17.「ドラゴンボールZ - The Super-Saiyajin」第3巻
18.「ふたりエッチ」第23巻
19.「裏切りは僕の名前を知っている」第1巻
20.「フルーツバスケット」第16巻
21.「シャーマンキング」第27巻
22. 「NARUTO-秘伝・臨の書 キャラクターオフィシャル
  データBOOK」
23.「ハンターXハンター」第20巻
24.「SILVER DIAMOND」第7巻
25.「男が男を愛する時」第7巻


という結果になります。
やはりというか、「NARUTO」の新刊である第31巻(8月
1日発売)が、見事にトップの座を獲得していますね。
あとドイツの特色としての、やおい作品の強さも引き続き
目立っていて、7作がランクインしています。


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続いて、TOKYOPOPドイツの公式フォーラム内スレッド
で報告されている、毎週の売り上げTOP20ランキング
の8月分です。2008年32週目から、35週目ですね。


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2008年第32週

1.「紳士同盟†」第9巻
2.「恋する暴君」第4巻
3.「蜜×蜜ドロップス」第6巻
4.「紳士同盟†」第8巻
5.「ピーターパン・症候群」第2巻
6.「PXP」
7.「Bleach」第26巻
8.「To LOVEる」第1巻
9.「DEATH NOTE」第1巻
10.「ロッキン★ヘブン」第5巻
11.「Freche Mädchen - freche Manga」第1巻
12.「クレイモア」第1巻
13.「DEATH NOTE」第8巻
14.「LEGEND」第8巻
15.「きみが恋に溺れる」
16.「たらんたランタ」第2巻
17.「蜜×蜜ドロップス」第5巻
18.「ロッキン★ヘブン」第3巻
19.「Bleach」第1巻
20.「DEATH NOTE」第7巻


2008年第33週

1.「紳士同盟†」第9巻
2.「恋する暴君」第4巻
3.「蜜×蜜ドロップス」第6巻
4.「紳士同盟†」第8巻
5.「Bleach」第26巻
6.「ロッキン★ヘブン」第5巻
7.「PXP」
8.「ピーターパン・症候群」第2巻
9.「To LOVEる」第1巻
10.「DEATH NOTE」第12巻
11.「たらんたランタ」第2巻
12.「クリムゾン・スペル」第2巻
13.「DEATH NOTE」第10巻
14.「DEATH NOTE」第1巻
15.「DEATH NOTE」第11巻
16.「紳士同盟†」第2巻
17.「DEATH NOTE」第3巻
18.「Freche Mädchen - freche Manga」第1巻
19.「DEATH NOTE - Another Note」(小説)
20.「DEATH NOTE」第5巻


2008年第34週目

1.「紳士同盟†」第9巻
2.「恋する暴君」第4巻
3.「蜜×蜜ドロップス」第6巻
4.「DEATH NOTE」第14巻
5.「紳士同盟†」第8巻
6.「To LOVEる」第1巻
7.「ピーターパン・症候群」第2巻
8.「ロッキン★ヘブン」第5巻
9.「PXP」
10.「Bleach」第26巻
11.「ロッキン★ヘブン」第1巻
12.「クリムゾン・スペル」第2巻
13.「たらんたランタ」第2巻
14.「ファインダーの標的」第1巻
15.「紳士同盟†」第4巻
16.「紳士同盟†」第7巻
17.「DEATH NOTE」第12巻
18.「Legend」第8巻
19.「Bleach」第1巻
20.「Freche Mädchen - freche Manga」第1巻


2008年第35週

1.「ファインダーの標的」第1巻
2.「オレンジ・プラネット」第5巻
3.「紳士同盟†」第9巻
4.「Bleach」第27巻
5.「ラブ・ベリッシュ!」第1巻
6.「聖ドラゴンガール みらくる」第4巻
7.「Vampire Kisses」第1巻(Ellen Schreiber作)
8.「地獄少女」第1巻
9.「WarCraft: Legends」第1巻
10.「オレンジ・プラネット」第5巻BOX付き
11.「恋する暴君」第4巻
12.「スクールランブル」第16巻
13.「蜜×蜜ドロップス」第6巻
14.「ダーリンは生モノにつき」第1巻
15.「ロッキン★ヘブン」第5巻
16.「StarCraft: Frontline」
17.「DEATH NOTE」第1巻
18.「紳士同盟†」第8巻
19.「DEATH NOTE」第12巻
20.「Freche Mädchen - freche Manga」第1巻


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という感じです。
第32〜34週は、
1.「紳士同盟†」第9巻
2.「恋する暴君」第4巻
3.「蜜×蜜ドロップス」第6巻
のトップ3が固定していますが、35週目で一気に新作
がランクインしてきて、顔ぶれがずいぶんと変わって
います。
ともあれ、過去巻の売れ行きとも合わせて、8月期に
最も売れていたTOKYOPOPドイツ作品は、「紳士同
盟†」としていいでしょう。
あと注目すべきは、第30週目で初登場した「To LOVEる」
第1巻が、第34週目で第6位にまで駆け上がっている
ことでしょうか。


それと目立つのは、今でも続く「DEATH NOTE」の人気
の根強さですね。本編の最終巻になる第12巻がドイツで
出版されたのは2008年の6月ですが、その後もずっと過
去巻の多くがランクインし続けています。
おそらくは、ドイツのマンガファンも待望しているだろう、
同じ大場つぐみ&小畑健 コンビの新作「バクマン。」へ
の反応も楽しみですね。


posted by mikikazu at 11:08 | TrackBack(0) | 海外情報(ドイツ) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月20日

4Kids Entertainmentが北米での「ふたりはプリキュア」の権利を手放す


まず先に。
時々情報を紹介させてもらっている、Brigid Alverson
さんのMangaBlogが、珍しくお休みが続いていたので、
どうしたのだろうと思っていたんですが、Brigidさんの
お父さんが、火曜日に亡くなられていたそうですね。
お悔やみ申し上げます。
I’m so sorry to hear about you and your
family’s loss,Brigid-san.


もう一件お父さんのことでいえば、Melogの海水瓜さん
のお父さんも、事故に遭われて、ICU(集中治療室)
入りということで心配していたのですけど、こちらの容
態は大丈夫そうとのことで、ほっとしています。
お大事にとお伝えください。


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さて本題。
以前からそうなのでは、と推測されていたのですが、
北米のコミック・アニメ・ゲーム業界情報サイトICv2
の9月18日付け記事、

"4Kids Drops 'Pretty Cure' Anime
License Reverts to Toei"


によりますと、北米での「ふたりはプリキュア」(シリーズ
1作目のみ)の権利を保有していた4Kids Entertainment
(公式サイト)が、その権利を手放して、「プリキュア」の
製作者である東映に返したことが明らかになった、よう
ですね。


4Kidsが「ふたりはプリキュア」のライセンス取得を明ら
かにしたのは、2006年の2月のことです。
ICv2がニューヨーク・コミコンで開催したGraphic
Novel Conference内での、「Anime and Manga--
Looking Forward」というパネルで、4KidsのCEOで
あるAl Kahn氏が発表しました(参考・ICv2 2006年
2月28日付け記事
)。
当初は、その年の秋から放送開始予定とのことでした
が、ずっと放送は実現しないままに、4Kidsはその権利
を手放すことになります。英語吹替も制作していないよ
うですね。


4Kidsは北米で、「プリキュア」からなんの利益も得てい
ないわけですから、ビジネスとしては大損、ということに
なるんでしょうか。東映との契約の詳しいことなどは、
全然知りませんけど。
FOXでの土曜日午前の自社枠4KidsTVで、4Kidsは
同じ女の子向けアニメである「東京ミュウミュウ」「おジャ
魔女どれみ」などを放送した過去がありますが、「ミュウ
ミュウ」は前半で打ち切り、「どれみ」も前半で打ち切りで
後半は公式サイトからのネット配信のみと、ビジネス的に
は失敗だったようですから、「プリキュア」も放送するだけ
無駄だ、という判断が働いたのかも、とは想像します。
まあ結果として、「ミュウミュウ」「どれみ」のように、
テレビで放送されると、キャラクターの名前や設定に大
幅な改変が加えられていたでしょうから、それがなくな
ったことで安心出来るかも、です。
あかねさんのたこ焼屋「タコカフェ」なんか、何屋さんに
されていたでしょうね。「どれみ」の時は、たこ焼はクッキ
ー(?)にされてしまっていたようですけど。


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ICv2の記事では、IGNDirect2Driveサイトで、英語
字幕版の「ふたりはプリキュア」第1&2話が配信されて
いる、と書かれていますが、実際には既に第14話までが
ダウンロード販売中です。ちょっと前から話数が進んでい
ないような気もしますけど、売れ行きとしてはどうでしょう。
少なくとも、サイト下段の「Top 10 Anime」で姿を見かけ
たことはありませんけれど……。


この、「ふたりはプリキュア」ダウンロード販売について、
以前Yuricon代表のエリカ・フリードマンさんに質問してみ
たことがあるんですが、「『プリキュア』がダウンロード販売
で成功するとは、あまり思えません。ここアメリカのアニメ
ファンは、アニメそれ自体のためにお金を使ったりはしな
いからです。お金を使うのは、アニメ関連のグッズに対し
てのみですね」というお答えではありました。
「ミュウミュウ」や「どれみ」のような、子供向けの朝の時
間帯ではなく、かつての「セーラームーン」が、朝から午後
に移って成功したように、「プリキュア」も午後の時間帯で
テレビ放送されれば、成功の可能性はあるかも、という意
見もいただきましたが、日本アニメがどんどんとテレビ放
送から消えていっているアメリカの現状では、望むべくも
ない、というところでしょうか。


2008年09月19日

北米オンラインストアでの、マンガ売り上げランキング(9月上旬編)


昨日のアニメに引き続いてマンガの番ということで、
恒例の北米(アメリカ・カナダ)オンラインストアにおけ
るマンガ作品の売り上げランキング9月上旬編を掲
載しておきますね。
以下、各ストアのトップセラー・リストになります。


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アメリカ

・アメリカAmazon

1.「Warriors: Tigerstar and Sasha」第1巻
2.「純情ロマンチカ」第7巻
3.「Bleach」第24巻
4.「ラブレス」第8巻
5.「Making Comics: Storytelling Secrets
 of Comics, Manga and Graphic Novels」
6.「NARUTO」第31巻
7.「ヴァンパイア騎士」第5巻
8.「魔法先生ネギま!」第19巻
9.「フルーツバスケット」第20巻
10.「かりん」第20巻


・Barnes & Noble

1.「NARUTO」第31巻
2.「Bleach」第24巻
3.「Warriors:Warrior's Return」
4.「ヴァンパイア騎士」第5巻
5.「NARUTO」第29巻
6.「Warriors:Warrior's Refuge」
7.「Warriors:The Lost Warrior」
8.「NARUTO」第30巻
9.「フルーツバスケット」第20巻
10.「NARUTO」第28巻


・Books-A-Million
(mangaで検索すると関連書も多く含まれてしまうので、
ランキングからマンガ作品のみ選出。にしても、マンガ
の描き方本の多さに驚かされます)

1.マンガ版「バンパイアハンターD」第1巻
2.「Manga Messiah」
3.「ふたりエッチ」第2巻
4.「魔界戦記ディスガイア」
5.「あずまんが大王」(合冊本)
6.「ふたりエッチ」第1巻
7.「カードキャプターさくら」第3巻
8.「The Manga Bible」
9.「STREET FIGHTER III RYU FINAL -闘いの先に-」
10.「エウレカセブン」第6巻


・Midtown Comics

1.「NARUTO」第31巻
2.「アフロサムライ」第1巻
3.「半蔵の門」第13巻
4.「ふたりエッチ」第3巻
5.「クレヨンしんちゃん」第4巻
6.「どろろ」第3巻
7.「高校デビュー」第5巻
8.「魔法先生ネギま!」第19巻
9.「鉄腕アトム」第1&2巻(合本)
10.「爆裂天使」第1巻


・AnimeNation

1.「ALICE IN WONDERLAND Picture Book―
  不思議の国のアリス」
2.「らき☆すた おきらくBOX 泉こなた編」
3.「月刊あすか」2008年9月号
4.「コードギアス反逆のルルーシュGRAPHICS ZERO」
5.「NARUTO」第30巻


・Right Stuf

1.「機工魔術士-enchanter-」第10巻
2.「機工魔術士-enchanter-」第9巻
3.「機工魔術士-enchanter-」第8巻
4.「love holic〜恋愛中毒〜」第2巻
5.マンガ版「バンパイアハンターD」第3巻
6.「意地悪なアイツ」
7.「俺たちはここで恋をする」
8.「両想いの確率論」
9.マンガ版「バンパイアハンターD」第2巻
10.「僕の恋の話・ヒメゴト」


・Anime Castle

・サイト工事中


カナダ

・Chapters-Indigo

1.「ヴァンパイア騎士」第5巻
2.「Bleach」第24巻
3.「魔法先生ネギま!」第19巻
4.「Manga Shakespeare:夏の夜の夢」
5.「NARUTO」第31巻
6.「紳士同盟†」第7巻
7.「高校デビュー」第5巻
8.「S・A〜スペシャル・エー」第6巻
9.「スキップ・ビート!」第14巻
10.「アラクレ」第4巻


・Bookmanager
(コミック&グラフィックノベル・ランキング)
――カナダ国内の、大手チェーンに属していない
独立書店向けの書籍データ・サイトで、調査対象
はコミック専門店や、大手チェーンを除く、400店
ほど。

1.「WATCHMAN」
2.「NARUTO」第31巻
3.「Bleach」第24巻
4.「ヴァンパイア騎士」第5巻
5.「魔法先生ネギま!」第19巻
6.「NARUTO」第30巻
7.「The Complete Persepolis」
8.「Pokemon: Diamond and Pearl Adventure!」第2巻
9.「The Simpsons Treehouse Horror」
10.「Persepolis: The Story of a Childhood」


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という感じです。
複数のストアでランクインしている、今期の売れ筋
タイトルは、

「NARUTO」第31巻
「Bleach」第24巻
「ヴァンパイア騎士」第5巻
「魔法先生ネギま!」第19巻
「フルーツバスケット」第20巻
「高校デビュー」第5巻

辺りですか。
いよいよ菊地秀行さんの、ニューヨーク・アニメ・
フェスティバルへのゲスト参加も迫った、マンガ版
「バンパイアハンターD」も好調で、いいことです。
「D」の実写映画版についての発表があるなら、NYAF
になるという話が、8月末に開催されたKumoriconで
の、Dark Horseのパネルで出ていたそうですが、さて
どうなるでしょう(ソース・a geek by any other
name8月31日付け記事
)。


「ふたりエッチ」もそれなりに売れているようですね。
一般書店での店頭には置けないという話があったん
ですが、「いや、うちの近所では置いてたよ」みたいな
レスもあって、実際はよくわかりません。地域や各書店・
チェーン単位での判断になるんでしょうか。


posted by mikikazu at 10:36 | TrackBack(0) | 海外情報(北米) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月18日

北米オンラインストアでの、アニメDVD売り上げ・予約ランキング(9月上旬編)


つい勢いで、いろいろ語っていたら、海外情報の方が
ずいぶんと放ったらかしになっていたので、しばらくは
こちらの方に専念ですね。
次に批評するとしたら、「時をかける少女」(06年)に
なりそうです。再見の機会があったら、なんですけど。
やっとこ、「プリキュア」以外にアニメ作品を見てもいい
かな、という気分になってきたので、何か試してみたい
かもです。そういえばそろそろ秋新番の季節ですし。


というわけで恒例の、北米の各オンラインストアに
おける、アニメDVDの売り上げ・予約ランキング9月
上旬編です。


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アニメ専門ストア

AnimeNation
(9月8日〜14日)予約含む売り上げランキング

1.「Bleach Season 2 Uncut Box Set」通常版
2.「ああっ女神さまっ Season 1 Complete Collection」
3.「ドラゴンボールZ Season 6 Uncut DVD Set」
4.「天地無用! Complete Collection」
5.「NARUTO Uncut DVD Box Set VOL.9」


Right Stuf International
先週のTOP10ランキング(予約含む)

1.「ARIA The Animation DVD Collection」
2.「Hellsing Ultimate」第4巻限定版
3.「秒速5センチメートル」
4.「N・H・Kにようこそ!」第5巻
5.「ドラゴンボールZ Season 6 Uncut DVD Set」
6.「Kanon」第5巻
7.「ギャラクシーエンジェルX Complete Collection」
8.「不思議の海のナディア Perfect Collection」
9.「Black Lagoon: Second Barrage」第2巻
10.「天元突破グレンラガン」第1&2巻セット
  (第1〜9話収録 英語吹替ありバージョン)


The Anime Corner Store

1.「シャッフル!」第6巻
2.「Black Lagoon」第1〜3巻セット
3.「かりん」第4巻
4.「今日からマ王! シーズン2」第7巻
5.「Bleach」第12巻
6.「Strawberry Panic」第4巻


Anime Castle
(予約含む)

1.「今日からマ王! シーズン2」第7巻
2.「シャッフル!」第6巻
3.「らき☆すた」第3巻通常版
4.「天元突破グレンラガン」第3巻
5.「らき☆すた」第3巻限定版


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一般DVDストアのANIMEコーナー


DVD Planet

最近2週間での、DVD売り上げ全体でのTOP25に、

1位 「天元突破グレンラガン」第3巻
2位 「らき☆すた」第3巻限定版
3位 「ギャラクシーエンジェルAA Complete Collection」
14位 「サイレントメビウス The Motion Picture」

がランクイン。


DVD Empire
(売り上げ・予約含む)

1.「ドラゴンボールZ Season 6 Uncut DVD Set」
2.「Black Lagoon: Second Barrage」第2巻
3.「グラップラー刃牙 The Complete Series」
4.「Hellsing Ultimate」第4巻通常版
5.「Fate/stay night Box Set」限定版
6.「機動戦士ガンダム MS IGLOO」第1巻
7.「機動戦士ガンダム MS IGLOO」第2巻
8.「機動武闘伝Gガンダム Complete Collection 2」
9.「魔物ハンター妖子 Complete Collection」
10.「NARUTO Uncut DVD Box Set VOL.9」


Video Universe

1.「NARUTO Uncut DVD Box Set VOL.9」通常版
2.「天元突破グレンラガン」第2巻
3.「もののけ姫」
4.「千と千尋の神隠し」
5.「VAMPIRE HUNTER D」
6.「風の谷のナウシカ」
7.「カウボーイビバップ Remix: Complete Collection」
8.「スレイヤーズTRY The Complete Second Season」
9.「The BIG O U Complete Collection」
10.「Black Lagoon: Second Barrage」第1巻


Wal-mart

1.「ドラゴンボールZ Season 6 Uncut DVD Set」
2.「犬夜叉 5th Season Box Set」
3.「Bleach Season 1 Uncut Box Set」
4.「NARUTO Uncut DVD Box Set VOL.8」
5.「爆丸バトルブローラーズ」第1巻
6.「NARUTO Uncut DVD Box Set VOL.7」
7.「Bleach Season 2 Uncut Box Set」
8.「幽遊白書 The Complete Second Season」
9.「NARUTO Uncut DVD Box Set VOL.10」
10.「NARUTO Uncut DVD Box Set VOL.9」


Buy.com

1.「ドラゴンボールZ Season 6 Uncut DVD Set」
2.「灼眼のシャナ Box Set」
3.「涼宮ハルヒの憂鬱 Complete Collection」
4.「犬夜叉 5th Season Box Set」
5.「ドラゴンボールZ Season 3 Uncut DVD Set」
6.「Bleach Season 1 Uncut Box Set」
7.「SEXFRIEND〜セックスフレンド〜」(成人向け)
8.「カウボーイビバップ Remix: Complete Collection」
9.「シャッフル!」第6巻
10.「ドラゴンボールZ Season 1 Uncut DVD Set」


short_g.gif


という感じになります。
「ドラゴンボール」「NARUTO」「Bleach」「グレンラガン」
といった、ずっとランクインしている作品を除いた、今期
の新作売れ筋タイトルは――、

「シャッフル!」第6巻
「Black Lagoon: Second Barrage」第2巻
「らき☆すた」第2巻
「Hellsing Ultimate」第4巻
「今日からマ王! シーズン2」第7巻

辺りだと思います。
「シャッフル!」は巻数が続いても、ずっと勢いが衰え
ないですね。
「Hellsing Ultimate」「Black Lagoon」「今日から
マ王!」「かりん」といった、FUNimationが販売を受け
継いだ、旧GeneonUSA作品も、それぞれ好調のよう
です。

ケーブル局とはいえテレビ放送している、今では数少な
いアニメ作品となった「爆丸バトルブローラーズ」の第1巻
(第1〜5話収録)
ですが、Wal-martでは定価14.98ドル
を売価8.86ドル(約920円)という、千円を切った価格で
販売しています。
もちろん、アメリカのCartoon Networkで放送された
バージョンで、英語音声のみなんですが、購入層である
だろう子供でも、たぶん楽に買える価格設定ですね。
ビジネスとしてのメイン商品は、バトル用のカードなどで
しょうから、アニメは販促用アイテムと割り切れる、という
ことですか。

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2008年09月17日

映画「ワールド・トレード・センター」――映像物語作品における作家論について


アニメ作品ではありませんが、論自体はアニメ作品批評
も含んで対象としたものなので、よろしくお願いします。
CSのSTAR CHANNELで放送されていた、映画「ワール
ド・トレード・センター World Trade Center」(以下WTC
06年 監督オリヴァー・ストーン)を見てみました。
別に、監督のオリヴァー・ストーンや主演のニコラス・ケ
イジのファンというわけではないのですが、今読んでい
「入門・現代ハリウッド映画講義」(編・藤井仁子 人
文書院)の第一章で、「『経験』の救出――パニック映画
としての『ワールド・トレード・センター』」と題し、映画史研
究者の鷲谷花氏が同映画を取上げていたので、ちょうど
よいタイミングだと思い、確認してみることにしたのです。


映画の出来はいい意味で普通だったのですが、今日の
本題は、映画評それ自体ではありません。
鷲谷氏は、この映画へのアメリカでの評価を、

「先述したように、もっぱら個人の部分的・主観的な経験
に焦点をおいて、『9.11』という出来事の再現を試みる
『WTC』に対して、監督のオリヴァー・ストーンが政治的な
批判意識を失い、商業的あるいは政治的要請に妥協した、
といった批判ないしは失望が表明されてきました」(P33)

と記しています。
日本国内でも、この映画のレビューを検索してみると、
「オリヴァー・ストーンらしくない」「これまでの作品のよう
に、社会派として突っ込んだ描写や陰謀論を期待してい
たのに」という批判的意見は見つかります。


short_g.gif


で、これ以降は「WTC」に限ったことではない、一般論とし
て進めていくのですが、「監督らしくない」ことは、その作品
の欠点になるのかな?と、ふと思ったわけです。
もちろん観客が、ある監督の新作を見に行こうとする時に、
その監督が得意とされる演出スタイルや、語り口の技法を
期待するのはある程度当然だと思います。オリヴァー・ス
トーンのように、特に「社会派監督」としての評価が一般的
にされている人なら、そういうスタイルを期待しますよね。
また映画を配給・上映する側も、「○○○の監督!」という風
に、代表的な有名作を冠付けて、監督の名前で売ろうとす
るのも、また普通です。セールス・ポイントは、どんな販売ビ
ジネスでも大切ですから。


映画は、監督個人の表現物であるとする、作家主義理論
でとらえていいのかは、別の話としますし、観客それぞれ
が好きに考えていい部分です。
ある映画を「監督らしくない」と感じた時には、作家主義理
論に基づく、関わった作品には通底すべき、作家独自のタ
ッチ・主張が欠けていると考えたわけですね。観客がそれ
を期待して劇場に足を運んでいたなら、お目当てのものを
見られなかった残念さは、もちろん生まれるでしょう。
でも逆に言えば、それはその観客が、ずっと同じものを、
少なくとも同じ監督が作ったとわかるようなものを作り続け
て欲しいと要求している、ということです。
エンターテインメント・ビジネスですから、観客が求めるもの
を作るのは当然ですが、ここで生まれているのは、観客は
「監督らしさ」という作家性の現れを求めているつもりなのに、
結果として監督側の、作家としての発展や変化を阻んでし
まっているかもしれない、皮肉な構造です。


でも、「監督らしくない」という判断は、ひとつの独立した作
品として「WTC」を評価しようとした時には、実はどうでもい
いことにもなります。
単純な話、オリヴァー・ストーンの過去作を全く見ていない
人が「WTC」を見た時に、「監督らしさ」を定義するために
過去の作品から指摘された要素の有る無しを、そもそも気
にするでしょうか。
その人が気にするのは、一本の映画としての「WTC」の出来、
ただそれだけです。
「監督らしさ」を知らないから、その人には「WTC」を評価する
資格がない、なんていうわけはありませんし、むしろ「監督らし
さ」を知らないために、バイアスなく、プレーンな状態で作品を
見られるかもしれません。
それで面白く感じるかつまらなく感じるかは、まさにその個人
の判断です。


実写でもアニメでも、監督個人を作品の作者として、「○○○
作品」と批評する作家論的スタンスはあります。
ただ僕としては、全ての作品を監督個人の作家論的文脈の
中だけで結びつけ評価し、作品それ単体での評価が失われ
てしまうのも、もったいなく感じてしまうのです。
「誰某が監督だから」「あの監督はこういうテクニックの人だ
から」という知識が先入観として、見る時の障害になってし
まう方を恐れているのですね。
そういう知識が、コミュニティの共通認識として機能する現
実も認めますが、僕自身としては、観客としての自分と作品
の、個対個の関係を重視したいので、とりあえず作家論的ア
プローチからは距離を置いておく、という立場です。



posted by mikikazu at 08:40 | TrackBack(0) | アニメ感想-いろいろ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月16日

「東京ゴッドファーザーズ」評――アニメ表現の自由さとそれに伴う労力について


先にちょっと、です。
アメリカ・フロリダ発のポッドキャストAnime World
Order
が約6週間ぶりに、新エピソードの第72回
配信開始しています。
まだ始まって30分ほどの、OTAKU USA編集長の
パトリック・マシアスさんがゲスト登場した辺りまでし
か聞けていませんけど。
2005年12月の始まった当初は、それこそ毎週更新
くらいの勢いがあったのに、最近はめっきり更新が
なくなってしまったのは、引越しなど、生活状況の変
化もあるようですけど、一番大きいのは、メンバーの
DarylさんとClarissaさんが、OTAKU USAにライ
ターとして参加し、そちらの方に時間をとられるように
なったことだと思います。
無料奉仕のポッドキャストより、ギャラも出ている筈
の記事執筆の方を優先するのは理解出来ますし、
記事の質もいいものです。
ただやっぱり僕は、Darylさん、Geraldさん、Clarissa
さん3人の、役割を心得た会話の雰囲気が好きなの
で、出来ればもう少し定期的に更新はして欲しいです。
最近は他のアニメ系ポッドキャストも、かつての元気
さはほとんどないですし……。


そのClarissaさんもゲスト参加している、Destroy
All Podcasts DX
の最新エピソードである第68回
(9月13日配信開始)のお題は、「機動戦士ガンダム 
逆襲のシャア」でした。
レギュラーのAndrewさん、Jeremyさん、そして
Clarissaさんの3人共がそろって、厳しい評価を下
していたんですが、その最大の理由は、「Zガンダム
の頃と全く違う、大量虐殺まで容認するようになった
シャアの変心が理解出来ない」というもののようです
ね。少なくとも劇中でわかるようには説明されていな
いと。アメリカでは「ZZ」は正規リリースされていませ
んが、シャアについてはあまり関係ないですし。
それとやっぱり、「誰からも嫌われている」と言われ
てしまうくらいにクェスの評判が悪いです。
逆に評価されているのは、出渕裕さんのモビルスー
ツ・デザインですか。


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引き続いて本題。
アニメの中での、キャラの動きの表現・演出という
ことでさらに話を続けるのですが、今回例に出すの
は、「東京ゴッドファーザーズ」(03年 監督・今敏 
公式サイト)になります。
(以下、評の性質上、物語のラストにまで言及して
いますので、未見の方はお気をつけください)
クリスマスの東京をリアルな背景で描いたこの作品、
キャラクターの動きも基本的にはその背景から脱し
過ぎない、リアルなもので演出されていたと思います。
演技という面では、それなりのアニメ的デフォルメも
ありましたが。


で、僕が見ていて「あれ?」となったのが、終盤のカ
ーチェイス終了時のシーンです。
タクシーの窓枠に腰掛けるようにしていた、ハナとミ
ユキが、走っているタクシーからそのまま地面に降り
るシーンがあるのですが、慣性の法則を無視したよう
に、2人ともわりと楽に着地するんですね。
走っている車から降りるのは、かなりの低速度でも怖
いというか、衝撃がある筈ですから、2人とも転ぶなり
よろけるなりするのかと思っていたら、全くそんなこと
はありませんでした。
タクシーの速度は、ハナの時はまだしもミユキの時は、
それなりの速さだった筈ですけど、その時だけアクシ
ョン・スターになったかのように、ミユキは華麗に着地
します。
この処理が、僕には作品がそれまで維持してきたリア
リティからの逸脱に思えたんですね。本来なら、転ぶ
なりよろけるなりするのが、この作品のリアリティの筈
だったのではないかと。
直前までのカーチェイスでは、主人公ホームレスの1
人ギンも、かなり身体を張ったアクションに挑戦してい
るのですが、一応は成人男性ですし、死に物狂いで
ジャッキー・チェン並に頑張っている、ということで納
得は出来ていました。


ここで、何故それが問題になるかというと、本作では、
リアリティからの逸脱による「奇跡」が、クライマックス
に用意されているからなんですね。
端的にいうと、ビルの屋上から落ちそうになったハナ
を、突然の突風(ビル風)が救うわけですが、風がその
タイミングで吹くことにはなんの理由も説明もないがゆ
えに、「奇跡」なわけです。
映画の中でこういう大きな奇跡を起こしていいのは、
通常では一度だけですけれど、奇跡が起きていい前
提として用意されなくてはならないのが、「奇跡なんて
起きない」というだけのリアリティがある世界観です。
奇跡と呼んでいいくらいの現象が簡単に起きてしまう
世界なら、奇跡それ自体のありがたみがありませんか
ら、「奇跡が起きない」世界観は、奇跡を演出するため
には絶対に必要です。
この作品ではずっと、偶然の連鎖によって物語が結び
続けられているのですが、それに対応するキャラクタ
ー達の物語は、ずっと一定のリアリティを守っていまし
た。
それが破れたのが、走るタクシーから降りても平気な、
物理法則を無視した「有り得ない」シーンであり、結果
として、クライマックスに用意された「有り得ない奇跡」
の価値を直前でスポイルしてしまっています。


描写の受けとめ方は、それぞれの個人で差もあるでし
ょうから、演出ミスとして批判したいのではなく、このこ
とが、何でも描ける筈のアニメ表現の、作業としての大
変さを示す例だと考えてみたいのですね。
これが実写であれば、重力であったり、慣性だったりと
いった物理法則の自然な表現は、特に演出しなくても、
俳優さんやスタント・ダブルさんの身体が、そのまま映し
出してくれます。
走っている車から降りようとすれば、その速度なりの勢
いが、降りる俳優さんの身体に伝わって、反応してくれ
ますから、それから逆算しての演出が出来る。
けれどアニメの場合は、そういった実写では努力しなく
ていい自然なことも、作品のリアリティに沿った形で、
きちんと想像し計算して、演出しなくてはなりません。
アニメは「何でも描ける」一方で、「全てを描かなくては
いけない」のですね。
アニメは画面内の情報を全てコントロール出来るのは
確かですが、その作業を整然と統一性をもって行い、
かつ魅力的な物語に仕上げるのは、実写とはまた違う
意味で大変な作業なのだとあらためて思います。


posted by mikikazu at 07:55 | TrackBack(0) | アニメ感想-いろいろ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月15日

「カウボーイビバップ 天国の扉」でのクンフー・ファイトの妥当性について


先にいつもお世話になっている素敵サイト・ブログ
様の最新記事のご紹介です。
「ジェット フォレスト パークへようこそ」の黒森コウ
さんが、前編に続いて、「プリキュア☆ミラクル☆マ
ジカル☆コンサート」のレポート後編を、15日付け
でアップしてくださっています。深夜の更新、とって
もお疲れ様でした。
ステージの構成や、演目、お客さんの反応、各歌い
手さんごとの感想など、その場の雰囲気についてた
くさん細かく綴られた、充実のレポート内容になって
いると思います。僕個人は、リアルで歌い手さん達
の歌唱を耳にしたことはないので、盛り上がりの様
子がとっても羨ましかったり。
ステージの模様は撮影されていたとのことなので、
DVD発売は、僕も期待したいです。


もうひとつは海外から。
カナダ・トロントにお住まいの、「英語でユ〜ギオ〜
!」
のピグモんさんが(メッセージありがとうございま
した)、北米で放送の始まった英語版「遊戯王5D's」
視聴メモ用ブログを開設されて、さっそく第1話に
ついて詳しく紹介してくださっています。
キャラクター名の変更や、ストーリー・設定の改変
点、英語台詞の抜粋など、こちらも充実した内容で
す。というか、やはり日本語で書いてくれると、とても
助かります(笑)。
声優さんについては、なかなか確定情報が出てい
ないようで大変みたいですね。


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さて本題。
昨日の話とは逆に、実写作品では描けても、アニメ作
品では機能しなかった表現・シーンの例として、まず思
い浮かぶのが、映画「カウボーイビバップ 天国の扉」
(2001年 監督・渡辺信一郎)終盤での、主人公スパイ
クと敵役ヴィンセントによる、クンフー・ファイトになるで
しょうか。
「カウボーイビバップ」の主人公の1人であるスパイク・ス
ピーゲルは、ブルース・リーを始祖とする武道「截拳道」
(ジークンドー)の達人と設定されていて、テレビシリーズ
でも、リーの映画での台詞「感じるんだ。水のように」を
引用していました。直接ブルース・リー本人について言
及していたかどうかは、記憶にありません。


映画「天国の扉」のクライマックスでは、軍の特殊部隊出
身というヴィンセントと、生身での格闘技バトルを延々と
繰り広げるわけですが、僕個人は観客として、このシーン
を全く楽しめませんでした。
何故かというと、これはあくまで僕個人の意見ですけれど、
クンフー映画のアクションの魅力というものは、やはり生
身の俳優さんが演じているから生まれる、と思うのです。
生身の肉体や重力といった制限の中、基本は自分達と同
じ構造の身体の持ち主が、カメラの前で超人的な動きを
実際に演じているという、物理現実があるからこそ、観客
はそのシーンに感嘆するわけです。
確かに映画のトリックというものもあって、カット割りや撮
影スピード、スタント・ダブルなどにより、様々なアクション
の奇跡が生みだされてもいるのですけど、俳優さんの肉体
とその動きの説得力というものは、根底に必ずあります。


一方、アニメのキャラクターは原理的に、何でも出来る存
在です。その作品の世界観・文体による制限はありますが、
描くことが許される範囲では、何でも描ける。そこに物理的
制約はありません。
とりあえずクンフー・ファイトに限定した比較ですけど、そ
もそも「何でも出来る」アニメキャラが、どんなアクションを
示してみても、「何でも出来るわけではない」筈の、生身の
俳優さん達が決死で演じるアクションが伝えるのと、同種の
驚きと感動は、決して生み出せないのですね。
もちろん、身体全身を使ってのバトル・アクションをアニメ
ートする、技術的な高さはありますし、カメラワークも含め
て、それはもの凄いレベルだったと思います。ただ、物語
的感動を導くようなものではなかった、ということです。


クンフー・ファイトということでは、実写には他の利点もあっ
て、ずっと昔の物語として描かれる作中のキャラクターの武
術を、演じている現代の俳優さんも実際に得意としていたり、
武術指導の人が、過去実在したとされるキャラの曾孫弟子に
あたったりするといった歴史も、同時に背負うことが出来ます。
それは、架空の存在であるアニメキャラには、絶対に望めな
いことです。


どうして「天国の扉」のクライマックスに、クンフー・ファイトが
選択されたのか僕はその理由を知りませんけれど、結果と
して僕にとっては、間違った選択になりました。
実写のクンフー映画やその歴史に触れていないようなアニ
メファンの方だと、また違う感じ方だったかもしれませんが。
デジタル革命が進んで、実写とアニメの差はなくなりつつ
あるという意見もありますが、僕としてはクンフー映画はず
っと、実写でないと表現出来ないし、実写でないと意味のな
いものだと考えています。


では、アニメでないと表現出来ないものはというと、まず思
い浮かぶシーンは、映画「ルパン三世 カリオストロの城」
(79年 監督・宮崎駿)中盤での、ルパンがカリオストロ城の
屋根を駆け下りて、クラリスの囚われた塔まで大ジャンプす
るくだりでしょうか。
これは実写でやっても全く説得力はないでしょうし、劇伴音
楽の演出も含めて、アニメだからこその魅力が最大限に示
されたアクション場面のひとつだと断言出来ます。
クンフー映画のアクションとはまた違う意味で、ジャンプする
ルパンの肉体に、観客の誰もが感情移入したと思います。
要は、実写にしてもアニメにしても、アクションを描く上でキャ
ラクターに感情移入させるための、それぞれの方法論がある、
ということですね。



posted by mikikazu at 08:03 | TrackBack(0) | アニメ感想-いろいろ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月14日

日本の実写映画における漫画・アニメ的表現の必要性について


映画評論家/特殊翻訳家であるという、柳下毅一郎氏
(公式ブログ)の評論集「シネマ・ハント」という本に目を
通していたんですね。
その中に、韓国映画「火山高」(01年 監督キム・テギュ
ン)を論じた項があり(P136〜137)、「この映画は、日
本で作られるべきだった。」と題されていました。


僕個人は同映画を未見ですけれど、柳下氏の主張は、
漫画的表現にあふれたこういう映画は、まず漫画大国
である日本で作られるべきなのに、何故か日本では実
写映画において、漫画・アニメ的表現は積極的に用い
られてはいない、というものだと思います。
「火山高」の日本での公開は2002年12月で、5年以上
の前のことですから、それ以降状況は大きく変わって
いるかもしれないし、いないかもしれません。


ともあれ、「もちろん、日本でも漫画はいくらも映画化
されている。不思議なことに漫画的な表現を積極的に
使おうとする映画はない」「世界に冠たるアニメ大国日
本において、なぜか誰もアニメ的な映像表現を映画に
活用しようとはしない」という柳下氏の主張を、2002年
時点での事実だと仮にすると、その理由として、どんな
ものが想像出来るのか、考えてみます。


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予算とか技術的なことは別にして、一番最初に思い浮
かぶのは、漫画的・アニメ的表現を見たければ、漫画や
アニメを見ればいいから、になるでしょうか。
漫画的・アニメ的表現が最大限に機能するのは、やは
り漫画やアニメ作品においてですし、それを世界で最新
・最高レベルで享受出来る立場に、日本の消費者はい
るわけですから、ことさら実写映画に、漫画的・アニメ的
表現を強く求める理由がないという、観客の側のニーズ
の欠如ですね。
漫画・アニメを原作とした日本の実写作品に対する一
般観客側のニーズは、「あの人がこの役を」というキャス
ティングなどの、原作にはない、映像表現とは別のもの
に対する方が、まず強い気がします。
一方でハリウッドでの実写化はありがたがるのは、その
映像技術力と予算の大きさに対する、期待と幻想がある
からでしょう。


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でもまあ正直、「日本映画」という大枠のくくりで、どうこ
うすべきという意見を発するつもりは、僕個人には全然
なかったりします。
そのシーンを演出するために、漫画的・アニメ的映像表
現は必要なのかどうかという、個々の作品レベルでの
作り手の判断、そして観客の反応以上のものを、手段の
解説として求めません。
だから「押井守のようにアニメ映画で世界中に影響を与
えた人物ですら、実写映画を作るとアニメ的映像表現を
避けてしまう」という柳下氏の言葉がありますが、押井監
督にしてみれば、アニメ的表現はアニメ作品でやればい
いのだし、実写作品にアニメ的表現がないのは、それを
用いる文脈的理由がない、というだけのことだと思います。
結果としての押井監督の実写作品が面白いかどうかは、
アニメ的表現の有無とは関係なく、全く別の話ですけども。


posted by mikikazu at 08:24 | TrackBack(0) | アニメ感想-いろいろ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月13日

近況とか


やっと疲れも抜けてきたので、そろそろ更新再開
したいところです。
あれですね、回復力がどんどんと衰えているのは、
身体があちこち寿命切れなんだろうと(笑)。
身体だけじゃなくて頭の方も、みたいで、「Yes!
プリキュア5GoGo!」については、第26〜28話の
録画を失敗していることに気づきました。間違って
消したのか、甲子園大会の時期だったので、なに
か勘違いしていたか……。
夏休みのバラエティ編の時期みたいで、そんなに
重要そうなお話じゃなさそうなのが救いかもです。
というわけなので、そちらの視聴はどんどん進めて
いってくださいね。


そうそう、東映からメールが届いたんですが、今月
21日から和歌山マリーナシティのポルトヨーロッパ
で開催される、「Yes!プリキュア5GoGo!アクション
ミュージカル」
のお知らせでした。
大阪から行けない距離ではないので、行けるよう
なら行ってみたいと思います。ワイヤーアクションに
ついては、CMか何かで少し見たことがありますけど、
かなりの格好よさだったような。
同時期には、「Yes!プリキュア5GoGo!フェスティバル」
という催しもありますけど、さすがに大きなお友達は
入っちゃダメでしょう(笑)。
それにしても、「なりきり写真館」の衣装で、やっぱり
外されているルージュとミントは不憫だなあと。


short_g.gif


9月5日付け記事について、文中でも紹介させてもら
っている、「英語でユ〜ギオ〜!」のピグモんさんがフ
ォローをしてくださっています。ありがとうございました。
同サイトの9月6日付けコラムによると、ある声優さん
からの情報として、「どうも(GXの)第4期はいまだに吹
き替えを行っていないよう」とのことです。
ということはピグモんさんも仰っているように、「遊戯王
GX」の続きは放送があるとしても、しばらく先のことに
なりそうです。
また9月12日付けコラムの、9.11についての文章も、
目を通しておいた方がいいと思います。


short_g.gif


9月8日付けの「Yes!プリキュア5GoGo! ミュージカル
ショー」についての記事
へ、「S.D.O.L - San Diego
Otaku Life -」
のTTJ@SDOLさん(という表記でいいの
かな?)のブログ「SDOL BLOG 〜気がつけばプリキュ
ア三昧〜」
からリンクを張ってくださっていたんですね。
ありがとうございます。
15日の最終公演、行かれるのでしたらレポート楽しみ
にしています。ちなみにこちらで新ED「ガンバランス
deダンス〜希望のリレー〜」が見られるのは、まだ1ヵ
月くらい先のことになりそうですけど。
っていうか、ニコニコのプリキュア関連動画で勝手にお
気に入りだった、こちらの動画の作者さんだったと今頃
知りました。すみません。1分40秒時のルージュとミント
のツーショットが最高だと思います。引退式のレポート、
切ないですけれどありがとうございました。





short_g.gif


そのSDOLさんのブログからもリンクされていますが、
9月7日に中野サンプラザで開催された「プリキュア☆
ミラクル☆マジカル☆コンサート」についてのレポート
前編を、「ジェット フォレスト パークへようこそ」の黒森
コウさんが9月8日付け記事で掲載してくれています。
僕も行こうかどうか迷ったんですが、体力的には行かな
くて正解で、精神的には、黒森さんのレポートを読んじ
ゃうと、勝ち負けで言うと負け、みたいな(笑)。
近い場所と遠い場所の両方から見た利点をメインに、
楽しい感想を綴ってくださっています。
後編の掲載は日曜夜以降になるとのことで、とっても
楽しみにしていますね。でもバテ気味だそうですから、
無理はなさらずに。


short_g.gif


ええっとそれから、もう、うちの方には目を通してもら
えていないかもしれない「NO/ON」の三和土さんとこ
の掲示板の話題絡みでひとり言を少し。
僕も谷口悟朗監督作品との相性は悪くて、最後まで
見られたのは「無限のリヴァイアス」のみで、以降は、

・「スクライド」は第4話でごめんなさい
・「プラネテス」は第1話でごめんなさい
・「ガン×ソード」は見ていません
・「コードギアス 反逆のルルーシュ」は第1話でごめん
 なさい

という歴史ですから、全然作品を語れるような立場じゃ
なかったりします。なんだか本質的に合わないみたいな
感じで。
だから件のインタビューも、発言のどこに問題があると
されているかさっぱりで(笑)。
アニメの現場が実際どうなっているのかは、素人の僕
にはわかりませんが、ヌーヴェルヴァーグやATGの歴
史との比較はよくわかりますし、個人的にも、テーマ性
やメッセージ性でアニメ(映画全般も、ですが)を評価
する意見には興味がないので、谷口監督の仰っている
ことは理解出来ます。
ただ、僕は「作り手の発言と、結果としての作品は無関
係である」という立場でもあるので、「こういう事を言って
るんだ」以上の感慨はなく、近年で最大のヒット作アニメ
である「コードギアス」をめぐる議論の中で、この谷口監
督の発言・スタンスがどういう風な反応を得るのかは全
然わからない、という意味で「さっぱり」なのです。
つまりそれだけ、現代アニメのメインストリームから距離
を置いてしまっている自分を自覚しました。それがいいこ
とか悪いことかは、また別の話ですけど。


posted by mikikazu at 10:20 | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月08日

「Yes!プリキュア5GoGo! ミュージカルショー」、見ました。 


その「Yes!プリキュア5GoGo! ミュージカルショー」
(9月6日 東京・調布市)についての感想を少しだけ。
会場となった、調布市グリーンホールのキャパシティ
(大ホール)は1307人なんですが、入りは8割5分くら
いですか?
当然ながら小さな女の子とその親御さんがほとんどだ
ったわけですが、なりきりグッズでプリキュアの格好を
したお子さんも、とてもたくさんいて可愛かったです。
一番多かったのはやはりドリームで、続いてミルキィ
ローズですか。髪型やメイクまで完璧な子もいて驚き
でした。他にルージュやレモネード、アクアも見かけま
したね。ミントは……すみません気づかなかったです。
ごめんなさいこまちさん。っていうかキャラクターショー
でリストラされた理由がなんとなくわか(以下略)。
ショーが始まる前に、司会のお姉さんが登場して、諸
注意と合わせて、プリキュアへの応援の練習なんかを
するわけですが、半数がお子さんでも、600〜700人
(小学校ひとつ分ですよね)が一斉に「がんばれー!」と
叫ぶと、会場が震えるくらいのパワーでした。
音響設計の良い屋内ということもありますけど、ショー
の途中でも、みんなの応援でブンビーさん達の台詞が
聞き取れないこともありました。


ショーの内容については簡単に言っちゃうと、学園で
行うダンスパーティのために作った飾りをブンビーさん
に奪われ、代わりにローズパクトを渡すように迫られる
――という感じですか。その合間に、くるみさんが他の
プリキュア達をあらためて認めていくドラマが組み込ま
れていて、橋渡し役のシロップが活躍します。
サブ・ストーリーとしては、ダンスの下手なのぞみさん
が、うららさんとかれんさん、そして司会のお姉さんに
助けられながら、練習を頑張っていくというものもあり
ましたが、こちらは基本的に、観客の子供達とのやり
取りがメインのコーナーですね。
一緒に踊っていいのは1階席のお子さんだけで、僕も
いた2階席の子供達は、踊ろうとしたら係員の人達に
すぐ制止されて、ちょっと可哀想でしたが危ないですし、
仕方ないです。


ステージング自体も凄かったです。
何度も繰り返される変身場面は、子供達の夢を壊さな
いように、見事な手順が用意されていました。
特に感嘆したのは、見た方ならわかるでしょうけど、中
盤の全員揃っての一瞬での変身で、最初は「どうしてあ
んなものを置いてるんだろう?」と思っていた「あれ」を、
ああいう風に用いるのは、頭いいなあと思いました。神
業的なタイミングでしたね。
ダンスも、ワンテンポ遅れるなどの細かいミスはいくつ
かありましたが(誰とは言いませんがミントとか)、ショー
を破壊するほどではなく、ほぼ満足出来る出来だったと
思います。とても綺麗でした。
通常のミュージカルとは異なり、歌う必要はないわけで
すが、中の人の視界は相当限られているでしょうし、そ
れで十数人がダンスを合わせるのは、大変なことだと
思います。


個人的な評価をするなら、ダンスに苦心するのぞみさん
への愛情もとい信頼を歌で表現するために、りんさんが
メインで、キャラクター・ソングで一番好きな「リバーシブ
ル」を歌って踊ってくれたので、百点満点中三百五十点
くらいはあげてもいいんですけど(笑)。
というか全編を通して、いわゆるミュージカル手法として、
歌詞の内容とドラマの流れがちゃんとリンクしていたのは、
この曲だけだったような? 
「リバーシブル」は明確に、りんさんがのぞみさんのため
に歌った曲だから使いやすかったんでしょう。


過去シリーズのプリキュア達との共演は、僕個人は今年
2月の「Yes!プリキュア5 夢の音楽会」でも経験済だった
わけですが、今回は助っ人としてのバトルと、「5」のプリキ
ュア達とのやり取りのお芝居もあったので、さらに楽しかっ
たですね。
初代からはサーキュラス、「S★S」からはカレハーンという、
再生怪人(?)も登場し、因縁の戦いを繰り広げる展開は、
結構燃えます。
後半は、ほぼバトル・アクションだけで突き進み、戦いが
終了してハッピーエンドとなった後も、さらに歴代のプリ
キュア・ソングのダンスを次々に披露してくれる構成は、
かなりお腹一杯になりますね。


そうですね、現在進行中のキャラクターショーが、ドリ
ーム、アクア、レモネード、ミルキィローズの4人しか出
演しないものだから、ということもありますが、「5」のフ
ルメンバーに加えて(あ、書き忘れてましたが人間体シ
ロップも結構踊ります)、過去のプリキュア達も全て登
場するこのミュージカル・ショーは、とても贅沢で豪華な、
お薦めの舞台ですね。
もう残された公演も2つだけですが(9月13日・茨城 
9月15日・東京 文京シビックホール)、チケットも安い
ですし、着ぐるみショーに抵抗のない「プリキュア」ファン
の方なら、足を運ばれても損はないと思います。



2008年09月06日

東京に行ってます

えっと既報通り、この週末は調布市での「Yes!プリキュア5
GoGo! ミュージカルショー」
公演を、イタリア・ミラノから来
日しているCosimo Caliloさんと、そのお友達Lucaさんと
観劇するために東京に行っていますので、更新はお休みに
なります。
お2人共に、お目当ての日本アニメ関連グッズがたくさん見
つけられて、ハッピーなご様子です。
色々乗り換えとか難しそうですが、ともあれ頑張ってみまし
ょう。ではでは。
posted by mikikazu at 06:26 | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月05日

アメリカ地上波局CWテレビジョンネットワークでの「遊☆戯☆王5D's」の放送は、9月13日から。一方「GX」は……。


既出情報ではあるのですが、公式なプレスリリース
が出たみたいなので。
アメリカの4KIDS ENTERTAINMENT(公式サイト) は、
自身が保有・運営するアメリカ地上波局FOXとCWテ
レビジョンネットワークの子供向き土曜午前枠である、
4KidsTV(公式サイト)とTheCW4Kids(公式サイト)の、
来週からの08〜09年新シーズン番組ライナップを発表
しています。

参考・Toon Zone 9月4日付け記事
"4KIDS Entertainment Releases '08-'09 Saturday
AM Lineups on Fox and CW Networks"



今となっては、これらの4KID保有枠だけが、日本製
アニメをアメリカの地上波で放送する唯一の枠となっ
てしまいました。
とりあえず両枠のラインナップを並べてみると、


short_g.gif


TheCW4Kids(9月13日放送分)

7:00AM - Will & Dewitt
7:30AM - Magi Nation
8:00AM - Skunk Fu!
8:30AM - Viva Pinata
9:00AM - The Spectacular Spider-Man
9:30AM - Teenage Mutant Ninja Turtles:
    Back to the Sewer (新シリーズ)
10:00AM - 恐竜キング
10:30AM - 遊☆戯☆王5D's (新シリーズ)
11:00AM - Chaotic
11:30AM - Chaotic

4KidsTV(9月13日分)

8:00AM - Di-Gata Defenders
8:30AM - Biker Mice From Mars (新シリーズ)
9:00AM - ソニックX
9:30AM - ソニックX
10:00AM - Chaotic: M'arrillian Invasion (新シリーズ)
10:30AM - Teenage Mutant Ninja Turtles:
     Fast Forward
11:00AM - 星のカービィ
11:30AM - Winx Club


short_g.gif


ということになっていて、日本アニメの新作は、
TheCW4Kidsでの「恐竜キング」と「遊☆戯☆王5D's」
だけ、ということですね。「恐竜キング」は4KidsTVから
の移籍になります。
TheCW4Kidsでは来年の2月から、「仮面ライダー龍騎」
の海外向けリメイクである「Kamen Rider Dragon
Knight」も放送される予定です。


これらのラインナップを見て気がつくのが、現在TheCW4Kids
で放送中の、「遊☆戯☆王デュエルモンスターズGX」の
行方になるでしょうか。
全180話のこの作品、アメリカで放送された最新のエピソ
ードは、8月23日に放送の第155話「Return of the
Supreme King (3)」(レインボー・ネオスvsユベル究極態)
までで、以降は再放送になっています。今週末の放送も、
第4話と第5話のリピートですね。
英語版「遊戯王」の情報をカナダから伝えてくださってい
「英語でユ〜ギオ〜!」のピグモんさんは、この状況
について8月4日付けの日記で、「秋以降は同じ土曜日
の別々の時間でGXと5D'sを放映していくことになるのだ
と思いますが」と仰っておられたのですが、現時点で「GX」
の残りエピソードの行方はよくわかりません。その後、な
にか新情報はあったでしょうか?


このまま放送打ち切り、というのも、「遊戯王」シリーズ
を続けている立場上あんまりなさそうですし、かといって
日本アニメの放送数を減らしつつある、「GX」の元の放
送局であるCartoon Networkに戻るというのも?
もし、テレビ放送での枠が得られなかったら、「おジャ魔
女どれみ」の後半のように、ネット配信のみで公開、とい
うのも有り得るでしょうか。
「東京ミュウミュウ」も、テレビ放送は前半だけで打ち切
られ、ネット配信という救済策も取られませんでしたが、
「ミュウミュウ」の場合は最初から、4KIDSは前半26話
だけの権利しか購入していない(評判が良ければ後半も、
みたいな感じで)という話が伝わっていましたから。
「GX」については、「5D's」を購入しているのですし、最後
までのエピソードもあると思うのですけど……。
僕は「遊戯王」シリーズについてはよく知らないのですが、
「GX」を第155話まで見て、それから「5D's」に移っても、
お話のつながり的には大丈夫なんでしょうか。


posted by mikikazu at 12:07 | TrackBack(0) | 海外情報(北米) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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